先進国ETF(1680)の売却
2013年1月に初めて購入したETFのうちの一つがこの”1680″でした。約90万円を当時投資しました。
MSCIコクサイという日本以外の先進国株価指数に連動するETFで、経費率は0.25%とまあまあ安いけど、バンガードのETFなどと比べると高い。
この先進国ETF”1680″を本日、すべて売却しました!
売却代金は147万円で、54万円もの売却益が出ました。
それに伴って10万円を超える多額キャピタルゲイン税を支払うことになりました。
非常に痛みを伴う改革です。10万円あれば節約すれば1カ月生活できる自信がありますよ。
構造改革なくして成長なし! 痛みなくして改革なし!
みたいなことを昔、某総理大臣が言ってましたね、そんな感じです。シーゲル流ポートフォリオ作成に向けて改革断行中です。
この”1680″への投資は結果としてはぼちぼち成功だったと思います。あくまで結果論ですけど。
ただ、もし1680ではなくS&P500ETFとかに投資していればさらに利益は出ていたはずですので、そういう意味では失敗とも言えます。
投資で”たられば”を考えても仕方ない、過去は戻ってきません。
この”1680″で得た貴重な資金を、シーゲル流ポートフォリオ作成に使います!
新興国ETF(1681)の売却
新興国ETF”1681″も1680と同じく、2013年1月に購入した初代ETFです。
BRICsを初めとした新興国の株価指数に連動する商品で、当時約100万円を投資しました。
そして、このETFも昨日すべて売却しました。
売却代金は103万円で、僅かですが4万円ほど売却益が出ました。
この新興国ETFには当初は最も期待をしていました。なんせ今後大きな経済成長が期待できる若い元気な新興国なんだから!。
でも、なかなか株価は伸びませんでした。
株価が伸びずに利益が出なかったのは単なる結果論ですが、投資判断としても失敗でした。
高い経済成長が期待できる新興国だから、株主としても高いリターンが望めるはずと当時の知識浅薄な私は疑っていませんでした。
でも、バフェットやシーゲル先生の本などの読んで勉強させて頂いてそれは間違いだと気づきました。企業の利益成長と株主リターンは必ずしも連動するわけではないと気づきました。
新興国企業への多額の投資は成長の罠に嵌る可能性があるのです。
成長のために多額の設備投資、増資が必要になるであろう新興国企業への投資は慎重になるべきです。
新興国株は実は長期投資向きではなかった!
ここは私の大きな判断ミスであり、反省しています。
と言いつつ、まだ”1582″という別の新興国ETFを売らずにこっそり持っているんですけどね。
なぜ、新興株をすべて売却しないかと言うと、今までパフォーマンスが悪かった新興国株クラスですが、何かのきっかけで暴騰するかもっていう残念でくだらない期待を抱いているからです。
参考記事
新興国株は長期投資に向かない!とわかっていながら売れない残念な俺
まあ多分この”1582″もいずれ売却して、新興国株から完全撤退する時がくると思います。
さて、”1681″売却で得た貴重な100万円の資金ももちろんシーゲル流ポートフォリオ作成に使います。
入替まで数日間掛かりそう
二つのETFの売却で約250万円という多額の資金を確保しました。
今夜にも、高配当ETFや生活必需品ETFに投資しようと考えていました。
が、とても初歩的なミスを犯していました。
外国株指数連動のETFは売却しても資金化に3日掛かるんですね。今日買えないじゃん!
資金化されて米国株の購入余力になるのは翌々営業日の9/2(金)のようで、そこまで待つ必要がありそうです。
9/2って米雇用統計ですよね。
うーん、売却・購入の買替合間に雇用統計を挟むのはちょっと嫌だな。(-_-;)
仕方ないね、雇用統計の結果が良く出て9月利上げ期待が高まり、為替が今より円安に振れてしまったら残念だったと諦めます。
逆に雇用統計の結果が悪く出て9月利上げ期待が低下して、為替が今より円高に振れたらラッキー。
9/2(金)の夜に米国株買います、多分安パイにETFですけど。
高配当ETFのHDVが最有力候補。
ただ250万円すべてHDVに投じるかは迷っています。
生活必需品ETFをまた買ってもいいかな。
ちょっと個別株にもチャレンジしてみようかな。