昨年から悩み続けてきましたが、ついに銘柄入替を実施しました。食品大手ゼネラルミルズ(GIS)株120万円をすべて売却し、以下の銘柄に振り替えました。

ユニオンパシフィック:60万円(新規)
ファイザー:30万円(追加)
ウェルズファーゴ:30万円(追加)

ゼネラルミルズに投資したのは2017年9月だったので、保有期間は2年半ほど。その間株価は横ばい。リターンは配当のみです。言うまでもなくS&P500に劣っています。キャッシュフローは安定しているし、買収した高級ペットフードのブルーバッファローが成長を加速させてくれる期待もあります。また、Seeking Alphaが2020年の推奨銘柄にピックしていたのも気になっていました。

GISに失望しているわけではないのですが、悩んだ末に売却。財務データ、株主還元、財務安定性、過去の株主リターン、PERなど総合的に考えてユニオンパシフィック(UNP)に入れ替えようと決めました。生活必需品セクターの割合を落としたい思いもあり。資本財セクターは今回が初です。

GISの120万円全額をUNPに振り替えても良かったのですが、とりあえず半分の60万円だけにしておきました。残りは構成割合が低くなっていたファイザーとウェルズファーゴに30万円ずつ振り分けました。買付手数料がちょっともったいないですが、長期保有目的なので良しとします。

コロナの件で全体的に株価が下がっています。UNPも例外ではありませんが、それでも予想PERは17.3倍と安くはないです。の割にトップラインの成長は緩慢です。でも、数字を見て凄く良い会社だと思いウォッチを続けてきました。高い利益率が近年さらに改善しており、フリーCFは右肩上がり。それを原資に莫大な自社株買いを行い、発行済み株式数は10年で3割以上も減少。過去の株主リターンもなかなか立派です。これからも株主の富をひたむきに増やしてくれるだろうと信じて投資しました。目前の株価はわかりません。

UNPのリスクはありきたりですがリセッションです。輸送株の動向は景気の先行指標と言われるくらいです。経済が落ち込めば輸送量は減りますからね。

鉄道会社は非常に地味ですが、UNPの財務データを見ているとまさにキャッシュ製造マシンといった感じです。永久保有のつもりで買いました。配当利回りは2.4%とそこそこ。

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