今の家に住み始めてもうすぐ4年が経ちます。この7月で2回目の更新を迎えます。狭いし、もう少し良い家に引っ越そうか以前から検討しています。ただ、今住んでいるところは便利で気に入っているので、無理に引っ越さなくてもいいかなあという思いもあります。家は狭くてちと汚いけど、立地は素晴らしい。あと家賃は6万円で都内にしては安い。引っ越すか更新か悩む・・。

仮に契約更新するとしたら家賃は下げてもらえるんだろうか。2年前は1000円だけ家賃引き下げ交渉に成功しました。今回は引っ越すかもと言って強気に交渉してみよう。「引っ越しを考えているけど・・」と言えば、かなりの金額を引き出せるのでは。

こう期待していました。しかし、そうは問屋が卸してくれませんでした。どうやら、都内の家賃相場は上がっているようです。

ここから、不動産管理会社の担当Kさんとの電話のやり取り。

Hiro(よーし、家賃引き下げ交渉がんばるぞー!)

トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

Kさん「はい、〇〇不動産でございます。」

Hiro「あ、あのお、〇〇ハイツの503号室に住んでいるHiroと申します。お世話になります。」

Kさん「お世話になっております。〇〇ハイツですね。はい、どのようなご用件でしょうか?」

Hiro「え~っと、7月で契約が終わるので引っ越すかどうか検討しているんですが、、えっと、あの、仮に今の家に住み続ける場合、家賃を下げてもらうことってできますかね。」

Kさん「う~ん、、Hiro様は前回更新時に家賃を下げてらっしゃいますよね。今回もというのは難しいと思います。」

Hiro「そうですけど、もう4年も住んでますし。とりあえず、家主さんに交渉して頂けませんか?」

Kさん「可能ですけど、逆に家賃引き上げを要求される可能性もありますよ。あまりガツガツしたオーナーさんじゃないから、多分そこまで言ってこないとは思いますけど・・。」

Hiro「そうですかあ(思ったよりリアクション悪いなあ・・)。失礼ながら、築年数も30年以上のマンションですし、多少は値下げ交渉できるのはと思うのですが。繁忙期も過ぎた頃ですし。」

Kさん「いや~そうでもないんですよ。最近は不動産価格が上がっていて、家賃も上がっています。値上げされないだけでマシですよ。」

Hiro「そうですか。都内って家賃上がってるんですか?」

Kさん「はい、かなり上がってきました。景気は良いですよ。東京オリンピック特需もあります。オリンピックが終わるまでは不動産価格は高いままだと思います。特に上昇しているのが港区です。港区の一人暮らし用マンションの家賃は平均で1万円くらい上がっています。」

Hiro「へー、そうなんですか。知りませんでした!」

Kさん「はい。Hiro様がお住まいの新宿近辺は港区ほどではありませんが、家賃は上がっています。1R、1Kで平均3千円から5千円くらいは上がってます。」

Hiro「そうなんですか~。家賃引き下げ交渉は難しいですかね、、やっぱり。」

Kさん「そうですね~。今どこのオーナーさんもむしろ家賃を引き上げているくらいですから、値下げはかなり難しいと思います。」

Hiro「わかりました。契約期間までまだ時間があるので、もう少し考えさせてください。」

(Kさんとのやり取りはここまで)

本当に家賃相場が上がっているのか、いくつか不動産会社を回って確認してみました。実際の物件情報(新宿近辺)を貰って。

確かに少し上がっているかな。そんなめちゃくちゃ高騰しているわけじゃないけど、4年前に家探しをしていた頃よりは確かに上がっている印象を受けました。以前なら8.0万円で借りれたマンションが、8.3万円くらいはする感じ。でも言われないと、値上がりしているとは気付かないかも。少なくとも下がってはないかな。

「家を買うならオリンピック後にしなさい」などと言われることがありますが、あながち間違ってないかも。やはり投機マネーが押し寄せているんでしょうか。不動産は株式市場みたいに時価がパッと見えないから、素人にはなかなか市況がわからないです。株式市場の透明性は素晴らしいなあと、改めて感じた次第です。

今住んでいるところは、コンビニも定食屋も駅も徒歩3分圏内にあって結構気に入ってるんですよね。強気の交渉で家賃を3,000円くらい引き下げて、契約更新できればいいなと淡い期待を持ってましたが、あっさり切られました。うーん、迷うなあ。遅くとも5月中には意思決定しないとなあ。