資本収入が生活費を超えることが経済的自由
何を以って経済的自由と言うのか。
金融資産1億円以上が富裕層と定義されることが多いです。NRIの調査とかで。確かに1億円もあったら、普通の日常生活を送る上でお金の心配をする必要はなさそうです。ただ、私はストックよりもフローの方が大切だと思っています。労働に依存しない資本所得が生活費を超えた時、経済的自由を獲得したと思えるのかなと。
金融資産1億円あっても、それが全部預金なら利息は数十万円ですから経済的自由があるとは言えません。米国債に投資すれば年間200万円弱の利息収入になります。う~ん、ちょっと心もとない。配当利回り3%の高配当株に投資すれば年間300万円のキャッシュイン。これなら(私の)年間生活費を超えますが株なのでリスクは高め。そう考えると、金融資産1億円というのはまだ経済的自由を獲得したと自信を持って言える金額ではないかもしれません。
しかし、生活費を落とすことができればそのハードルは低くなります。毎月いくらで衣食住を賄えるか。自分の事を少し話すと、洋服は大体ユニクロかスーツカンパニーですね。そんなに高いものは買いません。買う頻度も少ない。食事は外食が多いからお金かけている方です。1日2千円、月6万くらいは使っているかな。住居は都内のマンションで家賃7万円です。
これ以外にも水道光熱費やらちょっとした雑費やらで、最低でも月に15万円くらいは生活費に消えています。12倍すると年180万円。だから、資本所得200万円だとギリギリ、300万円だと余裕だなという感覚があります。
これはあくまで私の基準であって、生活スタイルは人それぞれです。地方だと家賃は安いけど車を持てばトントンでしょうか。東京と地方とでは意外と生活費は変わらないかもしれませんね。家賃が安くて車が要らない地方都市が一番有利かも。私の実家の福岡なんてまさにそれに該当します。良い街ですよ。好きです、福岡。いつか帰るか。すみません、余談でした。
あなたの生活費はどれくらいですか?
私より生活費安いですかね。私は結構使ってますから。特に食費。
コップを小さくすれば、すぐに水が溢れてくる
コップの水を飲むのではなく、コップになみなみ水が注がれていっぱいになって垂れてくる水を飲んで生活できれば、経済的自由を獲得したと言えます。あの「マルサの女」の有名なセリフを引用しました。
先ずはコップいっぱいに水をためなくてはなりませんが、そのためにやれることは二つあります。1つ目は水をためるスピードを上げること。2つ目がコップを小さくすること。
前者の水をためるスピードを早くするというのは、稼ぐ力を高めるということですが、これはなかなか大変ですね。サラリーマンなら毎年の昇給はごく僅かですし。副業するのもありですが、手っ取り早い短期バイトはちょっとしたお小遣い稼ぎにしかならないし、しんどくて続かないです。
そこで意識したいのが後者のコップを小さくする方法です。ビールジョッキいっぱいに水を注ぐのは大変ですが、おちょこならすぐに一杯になります。おちょこだとさすがに水量が少なすぎるか。ワイングラスやサワーグラスでどうでしょう。結構早く水が満杯になるし、水量もそこそこあります。
貴重な若い時間にどこまで生活費を下げるのかって判断が難しいところですね。私の個人的な経験からは、やはり生活費を下げてお金を余らせた方が満足感は高かかったです。
7、8年ほど前、今の家より築浅で設備も新しいアパートに住んでいましたが家賃は8万3千円もしました。今より給料も配当少なかったです。あの頃はあまり貯金できませんでした。
その後、転職して家賃1万5千円(水道光熱費込み)の社員寮に移りました。まあ安かろう悪かろうですよ。お世辞にも綺麗とは言えない。トイレ風呂共同。でも、まあ慣れますよ。普通にネットは繋がるし、エアコンは最新でしたし、備品は自分で好きなの買えばいいし。あと1日の大半は仕事で外出しているわけだし、住環境にお金をかけ過ぎる意味はなかったから丁度よかったです。この時に貯めた種銭がその後の米国株投資で役立ちました。この頃に投資の勉強を一通り終えて、インデックス投資を始めました。
資本主義ゲームで優位に立つには、一にも二にも金を余らせることが先決です。でないと資本を築けません。
「若い内は金融投資なんてやらずに自己投資しろ!」ってよく言われます。別にこの意見に反対ではないけど、自己投資=お金を使うってわけでもないと思います。自己投資はお金より時間を投資することです。金を使えばスキルや知識量が上がるってわけでもないし。本を読むのは金銭コストよりも時間コストの方が大きいです。
お金は金融投資へ、時間は自己投資へという感じでいいんじゃないでしょうか。長期投資なら一度お金をマーケットに放り込んでしまえば、後は基本的に放置でOKです。投資にそれほど時間を取られることはありません。投資をやりながらでも、自己投資の時間は捻出できます。もちろん遊ぶ時間も作れます。
先ずはコップを準備する。ほとんどの人はコップすら置かずに水を床に垂れ流しています。コップを準備するだけで大きな一歩。んで、できればコップは小さめのものを用意するといいですね。あとは少しずつでいいから、水をためていく。いつかコップから水が溢れ出るのを楽しみにして。
別にじーっとコップを眺めておく必要はありません。放置で大丈夫です。コップが倒れることはありませんから。コップの事は忘れましょう。なんせコップに水を注ぐという作業は単調でつまらないですから。
自炊おススメですよ。
大学生から一人暮らしを始め、実家暮らしより長いので
家事はほぼ出来ます。(ミシンなんかあったりします)
よく結婚して奥さんとの家事ルールに悩まされる人がいますよね。
家事は一気に終わらせたいとか、ゴミの分別、洗濯物のたたみ方、洗剤の種別とか、料理の味付けなんか。
細かいルールは最初にリサーチして、全てマスター出来ているかと思います。
家事で喧嘩になったことありませんし、むしろ私の方が家事をしているかと思います。
夫婦共働きなので、食事は手が空いている方がしていますね。
週末は外食が多いですが。
平日の朝、夕は自炊、昼はお弁当なので、食費の支出はスーパーなどで購入する食材程度。
コンビニは支出の大敵ですよ、便利で早いし、味もそこそこですが。
私、妻共必要最低限の物以外購入しないので、冷蔵庫内もあんまり入っていません。
料理はいきなり全て完璧にやろうとすると、時間ばかりかかるので、少しずつやるに限ります。
味噌汁だけとか、お米だけ炊いて、冷凍しておくとか。肉だけ買ってきて焼いて食べるとか。
料理は食材選びもそうですが、料理はどのようにしたら効率的に食にありつけるかを考えるので
頭のトレーニングになる点もおススメです。
下ごしらえだけ、ご飯を炊くの朝やっておいて、足りない食材を帰りに買ってきて
煮物関係は先に調理し、グツグツさせておいて、他のおかずなんかは食べる直前に一気に作るとか。
段取りが大切ですね、仕事と一緒です。
おっしゃる通り、コンビニばかり行っているとお金が消えていきますね。
節約時代はコンビニで買い物することはほとんどなかったですが、今はそこそこ経済的に余裕が持てるようになったので、昔の反動もあって日常の買い物は好き放題やってます。塵も積もれば山となる、と言う通りコンビニの支出を累積すると考えたくない額になると思います。
実は最近少しだけ自炊をやってます。寒くなってきたので鍋を。
ただ、コストは外食とさほど変わらないという状況ですw
それは私の効率や買い物の仕方が悪いだけで、慣れればもっとうまくやれるんだろうと思います。
が、どうしても料理にそこまでエネルギーを注ぎ込めないですかね。
ここはコストどうこうというより、好き嫌いに依るところかなと思います。
うまくやれるようになれば楽しいと思うのですが。。
コメントありがとうございました。
水を早くためるためにコップを小さくするという表現は面白いですね。
どデカいマグカップでゴクゴクやらなくても、滴る水をぺろぺろ舐めてるだけで私の場合は喉の渇きを癒せると思うので、マイカップはおちょことは言いませんがなるべく小ぶりなやつを選びたいですw
水の量を増やそうとしても、税金という網があるせいで思うように増えません。
年間100万円の節約は年収を130万円アップさせるのに等しい効果があります。
トップラインを上げるより経費を落とす方が簡単だし効率的ですよね。