今月、目をつけている中古マンションの内覧に妻と行ってきます。1件目でいきなり購入申し込みをするかはちょっとわかりませんが、かなりの優良案件だと個人的に思っているので、決して冷やかしで行くわけではありません。

ところで、家を買うとなると、仕事のキャリアに大きな影響があります。そこの悩みがあります。

私が勤務する会社は海外売上高比率が高いグローバル企業です。海外子会社も多く、経理財務セクターで出世している人はだいたい海外勤務経験があります。あとは、国内工場で原価計算の経験をされている方も多いですかね。

もし東京に家を買ったら、都内での勤務を続けたい気持ちが強いです。

自宅マンションの購入とは常時入居率100%の不動産賃貸経営みたいなものです。自分が住み続けることで、その間の帰属家賃がリターンとなります。もちろん、値上がりまですれば尚更よし。

自分が住み続けることが経済的に重要です。お金の問題は置いておくとしても、せっかく買うならマイホームに住みたいという思いもありますし。

家を買った後に、海外勤務や地方転勤を宣告される可能性は当然あります。むしろ、住宅ローンを組んだ社員は転勤の標的になりやすいという都市伝説?もあります。

そしたらどうしようって悩みます。人事異動命令を拒否してまで、会社に居座り続ける度胸はありません。やっぱり居づらいです。そしたら、転職せざるを得ないかな。

予め都内での勤務を希望すると上司に宣言しておくのも手でしょうか。人手不足で容易に中途採用できない状況ですし、従業員の個人的都合もそこそこ受け入れてもらえる気がします。

ただ、そうなると出世は期待できません。うちの経理部門の出世コースの定番は海外勤務や地方の工場経理勤務を経て本社に復帰というものです。特に部長以上はほぼ全員海外組だと思います。英語力が求められるというのもありますし。

都内勤務を希望して、事実上の異動拒否をすれば、たぶん出世はできないです。そうすると、サラリーパーソンとしての給料は現状+αで頭打ちになります。

まあ、それはそれでいいかなと思ってます。特に偉くなりたい願望はないので。株式投資と住宅投資のリターンを追求した方が、控除率の高い労働収入を増やすよりも効率が良いですし。

出世して稼ぐよりも、資産価値のある都心のマンションを買って住宅投資で稼ぎたいです。もちろん米国株投資も。

ただ、出世どうこうはいいとしても、今の会社の東京本社で今後30年ずっと経理業務に従事するというのはちょっと想像し難いものがあります。さすがに飽きるというか。。

となると、遅かれ早かれ転職を真剣に考えた方がいいのかな、、とか考えちゃいます。