1月最終営業日の昨夜はちょっと相場が荒れましたね。1日で60万円ほど吹っ飛びました。では、1月末のポートフォリオです。

以下は、現預金を除いた株式のみの銘柄別構成比。

1月はバンガードVIGに20万円ほど投資したのみ。各社の12月決算数字を見てから判断したいので、とりあえずETFを買おうと思い。あとVIGの構成比を今年中に10%まで持っていく計画なので。

うちの会社の12月決算締めも佳境に入ってきました。来週ようやく決算発表です。幸い業績は好調なものの、業績の背景や今後の成長ストーリーをどう投資家に説明すべきかまだ議論が続いています。

保有銘柄の12月決算もボチボチ出てきました。いつも思いますが、米国企業は決算スピードがめちゃ早いですね。JPモルガンなど銀行が決算発表の口火を切ることが多いですが、銀行の決算締めってすごく大変なイメージがありますけどね。どんな経理体制、システムなのか一度覗いてみたいものです。

さて、私の保有銘柄の状況を書いておきます。
ウェルズファーゴ(売上高×、EPS×)
アップル(売上高〇、EPS〇)
ブラックロック(売上高〇、EPS〇)
IBM(売上高〇、EPS〇、CEO交代の発表あり)
コカ・コーラ(売上高〇、EPS△)
アルトリアグループ(売上高×、EPS△、ジュール株を追加減損)
ファイザー(売上高×、EPS×)
ベライゾン・コミュニケーションズ(売上高〇、EPS×)
エクソンモービル(売上高〇、EPS×)

まちまちですかね。どちらかと言うとちょっと期待外れかな。

JPモルガン、シティなどが業績を回復させるなか、ウェルズファーゴは出遅れています。例の不正営業問題に絡んでまだ費用が発生しているようです。 チャールズ・シャーフ新CEOの手腕に期待。ウェルズファーゴ株は今年いくらか買い増す予定です。

注目されていたアップルは決算好調でした。サービス売上はアナリスト予想を下回ったものの、iPhone、ウェアラブルの売上が好調でした。300ドルを超えた株価はやや割高に見えます。2020年9月期の予想EPSでPER24倍。アップルもマイクロソフトと同じマルチプルで評価される銘柄になったのでしょうか。売上高に占めるiPhoneの割合はまだ60%あります。iPhone買い替えサイクルに収益が依存する体質は今も引き続きです。どうしょうか。個人的にはちょっと割高に感じます。

IBMが8年ぶりにCEO交代を発表しました。ロメッティ氏が退任し、クラウド事業トップのクリシュナ氏がCEOに就任します。インド系の方ですね。うちの会社の米国トップのインド人です。グーグルもそうですね。インドは優秀な人材が多いですね。ダウが2%も下がる中、CEO交代を受けてIBM株は5%も上昇しました。

アルトリアは決算まちまちの割に株価が5%も下がっていたので何事かと思いましたが、どうやら電子タバコのジュール株を追加減損したことが売り材料だったみたいです。減損額は41億ドル。前回のQ3決算で45億ドルを減損していたから、これで計86億ドルの減損です。投資額は128億ドルなので、実に投資簿価の7割弱を損失計上したことになります。しかも株を買ってからわずか1年足らずで。なかなか厳しいですね。ノンキャッシュ・チャージとは言え、株主損失に違いはありません。経営者の判断ミスによる経済損失は株主が負担するのが資本主義のルールです。仕方ない。きちんと決算データ見てから判断しますが、特に売るつもりはありません。追加投資の予定も当面なし。

エクソンモービルはどうやら10年来安値を更新したみたいです。私も多額の含み損に苦しんでおります。配当利回りは5%超あってインカム投資家には魅力的ですが、ボラティリティ高いし慎重な判断が求められる銘柄ですね。タバコ会社よりエネルギー会社の未来の方が不安です。高利回りの配当を地道に再投資していけば、それなりの結果は出そうですがどうでしょうか。ポートフォリオの5%くらいを目途にエネルギーセクターへの投資を続けるつもりです。エクソンへの追加投資は今年はなさそうです。しっかり配当だけ頂いておきます。

S&P500指数が右肩上がりを続ける中、私のポートフォリオは順調とは言い難いです。アップルの爆上げのおかげでなんとか耐えていますが。インデックスに勝つのは難しいです。

今月も先月と同様にバンガードVIGをNISAで買う予定です。保有企業すべての決算発表が終わって、財務データをエクセルに落として分析してから、個別株投資の判断をしていきます。銘柄入替含めて。