今年も終わりですね。いかがお過ごしでしょうか。今日は都内の最高気温はなんと20℃もあるそうです! 正月な感じがしませんね。福岡は普通に寒いですが。

私は昨日30日に新幹線で5時間かけて東京から福岡に帰省しました。事前にチケットを取っていなかったので自由席でした。大行列でしたが1本見送って何とか座れました。通路には立っている乗客も大勢いました。東京・福岡間は飛行機が主流ですが、私はゆっくり本を読みながら新幹線で行くのが好きです。今回はユヴァル・ノア・ハラリ先生の『21 Lessons』が旅のお供でした。

さて、2019年12月末のポートフォリオです。

以下は保有株式の銘柄別構成比。

今月の取引は1件。ネットワーク機器大手のシスコシステムズ(CSCO)に25万円投資しました。グラフの通りシスコの構成比は5%に達したので、仕込みは一旦終了です。

あらゆるモノとモノがインターネットで繋がるデータ社会が到来しつつあります。データ通信量は増える一方。クラウド化はシスコにとって逆風でしたが、「「Cisco Silicon One(シスコ・シリコン・ワン )」という新型チップを開発して対抗しています。マイクロソフト、フェイスブックなどへの販売がすでに決まっているようです。長期的にEPS、DPSを成長させられると期待しています。

ポートフォリオを眺めて感じるのはアップルの大躍進っぷりです。個別株でフィリップモリスに次いで第2位です。含み益率は+88%です。投資を続けているとこんなラッキーなこともあるんやなという心境。まあ、所詮、未実現利益ですけどね。

現預金を含めた総資産は2,910万円。2020年には節目の3,000万円に到達できそうかな。相場が暴落したらお預けになるでしょうが。

2019年の投資振り返り

今年1年の買付・売付実績です。

総投資額は34,387ドル。1ドル109円換算で370万円ほど。割高感を感じつつも、毎月平均30万円コツコツ投資してきました。右肩上がりが続いたので、年初に一括で投資できればよりリターンは上がりましたが、まあそれは結果論ですね。相場は読めないので、一定の間隔を置いて投資する方が安心できます。

買付銘柄よりも売却した銘柄に私の投資観の変化が見て取れます。コカ・コーラ、コルゲート、VDC(生活必需品セクターETF)を売却しました。ディフェンシブ株に偏重したポートフォリオでしたが、金融、ハイテクなど景気循環系の銘柄を増やしました。

2019年の配当総額は8,177ドル(税前)でした。日本円で90万円弱。昨年2018年の配当は7,343ドルでしたから、それほど伸びてはいません。AT&T、HDVなど高配当銘柄を売却して、アップルやVIGといった相対的に低利回りの銘柄にスイッチしたことが鈍い配当成長率の一因です。

2020年には配当100万円達成を目指しています。

銘柄別の配当金額です。

アルトリアグループ(MO)、フィリップモリス(PM)とタバコ会社の貢献が大きいです。配当利回りはMOが6.6%、PMが5.5%です。両銘柄とも株価は買値を下回ったままですが、PMは配当込みではプラスです。MOはまだまだ含み損の方が大きいです。エクソンモービル(XOM)の配当も大きいですね。利回りは5.0%です。

2019年度マイ・ポートフォリオのMVPはアップル(AAPL)ですが、配当はまだまだ小さいです。配当利回りは1.1%とS&P500平均を下回りますが、これから5年、10年かけて配当を増やしくれると思います。

2020年の投資方針

今年と大きくは変わりません。引き続き、毎月投資を続けてきます。高バリュエーションが少し気にかかるので、投資額は少し抑え目になるかもしれません。月30万円ではなく20万円とか。

当面、買っていきたい銘柄は以下の4つです。
ファイザー(PFE)
ウェルズファーゴ(WFC)
バンガード連続増配株式ETF(VIG)
資本財セクターの新規銘柄

PFEとWFCはポートフォリオの5%に達するまで買い増す予定です。PFEはバロンズの2020年推奨銘柄にも選出されていました。

経営陣は、2025年までの売上高の伸びが年率6%に上ると予想している。これにより、EPSは年に10%以上増加する可能性がある。新生ファイザーは、乳がん治療薬のイブランス、肺炎ワクチンのプレベナーなどの重要な特許医薬品や、強力なパイプライン(新薬候補)を有する。スピンオフ調整後の2020年予想PERは15倍である。

(中略)

投資判断はオーバーウエート、目標株価は53ドルである。

バロンズより抜粋

低金利という逆風があるものの、売られ過ぎに見える銀行株を買おうと思いWFCを選びました。バフェット先生はWFCを売却して、JPモルガンやバンクオブアメリカを最近好んでいますが、私は過去のパフォーマンスと財務データを見てWFCに決めました。2019年はシスコの仕込みを優先しました。2020年にはWFCの仕込みも完了させたいです。

VIGは現在ポートフォリオの5%を占めますが、最大で10%まで引き上げます。HDVとVIGそれぞれ10%、計20%をETFにします。DGRWも気になってますが、今のところVIGが優勢です。

本年も大変お世話になりました。

大きな病気をすることもなく、今年もブログを続けることができました。気が付けば、2019年に書いた記事数は635にもなってました。お忙しいところ、いつも訪問くださりありがとうございます。2020年もこれまでと変わらずブログを続けていこうと思ってますので、良かったら今後とも応援して頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

よいお年をお迎えください。