11月末のポートフォリオです。

以下は現預金を除いた株式だけの構成比です。

11月の取引は2件。
・シスコシステムズ(CSCO)購入20万円
・ウェルズファーゴ(WFC)購入10万円
合計で30万円の買付。

CSCOは13日に発表した第1四半期決算で、第2四半期の厳しい収益予想を公表しました。売上高は前年比で3~5%下落するとのこと。EPS予想は0.77ドルで市場コンセンサスの0.79ドルを下回ります。これを受けてCSCOの株価は5%近く下落しました。

現在、CSCOは▲6%の含み損です。こういう短期的な含み損はしゃーないと思っています。Q2の予想営業利益率は33%前後で、依然として超高収益なビジネスモデルであることに変わりはありません。アドビと同じくSaaSサブスクリプションモデルで成功している企業です。

以下は、CSCOのキャッシュフローです。

シスコはトップラインの成長こそ緩慢ですが、キャッシュフローは極めて潤沢です。 あらゆる物と物がインターネットで繋がる時代が訪れようとしています。シスコのネットワーク機器への需要も安定的に増加していくのではと期待しています。予想PERは14.4倍。過去10年の平均よりは高いけどフェアバリューの範疇、というかちょい割安に見えるくらいです。

現在CSCOの構成比は4.0%。ここ3ヵ月買い続けてきたのでだいぶ増えました。あともうちょっと買い増します。

アップルの株価が不安になるくらい好調です。保有個別株でPM、MOに続いて上から3番目に付けています。ちとPER高めですが、AirPodsも生産が追い付かないくらいバカ売れしているみたいですし、ウォール街の期待は高くなるのでしょうね。追加の買い増しはなしです。

今月はアルトリアグループ(MO)の株価が上がりました。といっても、まだまだ爆損の中ですが。投資元本が多いので、60万円近い含み損にもかかわらず、6.4%もの構成比があります。まあ、以前はポートフォリオの10%がMOだったので、その頃と比べればだいぶ緩和されました。

フィリップモリスとアルトリアには今後も投資を続けます。タバコの需要が消えることは考えられません。社会のニーズがある限り、FDAが規制を強めても闇市場を生み出すだけです。結局、ビジネスとして続けた方が健全という流れに収束すると思います。

ただ、タバコの需要が消えないからと言って、タバコ会社への投資が儲かるかどうかは別の話。そこは消費数量、販売単価がどうなるか。そして長期的にEPSを成長させられるか次第です。そこは読めませんが、今のバリュエーションならそんなにガンガンEPS成長しなくても、それなりのリターンは見込めます。フィリップモリスの予想PERは15.8倍、アルトリアのそれは11.8倍です。

ETFを20%、個別株を1銘柄5%で16銘柄80%という構成が目標です。ポートフォリオ全体を眺めると、少しずつ目標に近づいているなと感じます。

ETFがHDVとVIG合わせて17%しかありません。2020年になったらNISAでVIGを買おうかな。そう言えば、NISAは制度が変わるみたいですね。なんでも一般NISAも積立型になるとか。もはや、つみたてNISAとの違いがわかりません・・。非課税制度を作ってくれるのは嬉しいですが、もうちょっとシンプルにして欲しいな。軽減税率もそうですが、なんでこんなに複雑な設計にするんですかね。政治の利害調整は大変なのでしょうが。

個別株で買い増したいのはCSCO、WFC、PFEですね。12月はこのどれかに投資しようかな。まだ決めてません。

あとあと、最近何度か書いていますが、銘柄入替で資本財セクターを新しく追加しようかなと検討しています。スリーエム(MMM)かユニオンパシフィック(UNP)が有力候補。今年はやらないです、多分。2020年にやろうかなと思います。

なんやかんやで米株は好調ですね。ダウも最高値更新中。最近ウォールストリートジャーナルに「年末の米株相場、今年は荒れる気配なし」という心強い記事が掲載されていました。なんでも、2年連続で12月のリターンがマイナスになったことは1950年以降で4回しかないそうです。去年の12月はしんどかったです。今年は穏やかであって欲しいな。荒れたら荒れたで、冬のボーナスを突っ込むチャンスになるかもしれませんが。

なんか、つらつらと雑談っぽくすみません。寒くなってきましたね~。あっという間に年末です。飲み会が多くなる時期ですね。ちょっと前に記事で紹介しましたが、「ハイチオールC」をぜひご準備ください!めっちゃ効きますから。