10月10日のNY株式市場は大きく下落しました。S&P500指数は3%超下落しました。NYダウは800ドル超の下落。

主要な指数と、各セクター毎の株価変動率(前日比)は以下の通りです。

S&P500 -3.2%
NYダウ -3.2%
ナスダック -4.4%
一般消費財 -3.4%
生活必需品 -1.2%
エネルギー -3.5%
金融 -2.9%
ヘルスケア -2.4%
資本財 -3.3%
情報技術 -4.8%
素材 -2.6%
公益事業 -0.6%

すべてのセクターで売られました。特にハイテクの下落が大きく、ディフェンシブ性が高い生活必需品と公益事業の下落率が相対的に低かったです。

株式マーケットで売られた資金は債券マーケットに流入したようで、米10年債利回りは3.17%まで下落(債券価格は上昇)しています。イールドカーブはスティープ化するかと思われましたが、またフラット化・逆イールド懸念が出てきました。

株式市場が荒れるとFRBが利上げペースを落とす可能性もあり、それも各種資産価格に影響します。

今後のマーケットの動きをしっかりウォッチしていきたいと思います。