私は個別株投資やってますし、ブログでは企業の業績や投資に関することをあーだこーだ言ってます。まあ、これらはリターンの追求というより、単なる楽しみでやっている面があります。
優良株だけに厳選して投資すればS&P500を超えるリターンを目指せると本気で信じてはいますが、今の自分のポートフォリオでそれを達成できるか自信はありません。
個別株投資は銘柄選別に時間が掛かるし、日々の株価ボラティリティもインデックス商品(ETFなど)より遥かに高いです。
結局、投資金融にそれほど興味のない個人投資家の最適戦略は、
・非課税口座(NISAやつみたてNISA、iDeCo)で
・インデックス投資(先進国株式メインで)
だと思います。
「最適」というのは金銭的な利益という意味だけでなく、時間を消費しないという観点も含めてです。
あと、非課税ってすごく重要です。税金ほどやっかいなコストは他にありません。
給料の手取り率は下がる一方です。高齢化で日本財政苦しいので仕方ない。そんな中、株式投資の利益には税金が一切発生しない手段が用意されています。それは絶対に利用した方がいいです。NISAなら年間120万円まで(期間5年)、つみたてNISAなら年間40万円(期間20年)まで非課税で投資できます。
社会人なりたての頃や、家庭を持って養う家族がいる場合は年間120万円は厳しいかもしません。そんな時は、年間40万円のつみたてNISAがちょうどいいのではないでしょうか。
つみたてNISAは投資信託しか買えませんが、最近の投資信託は以前と比べて格段に信託報酬が下がっておりETFと比べても遜色ありません。
つみたてNISAで低コスト投資信託を買い続ける。基本的にほったらかしでよいです。ほったらかしでよいから、投資に余計な時間を割くことはありません。これだけで長期的にそこそこ稼げます。投資に絶対はありませんが、高確率で利益が出ます。
(つみたて)NISAでインデックス投資。
これが長期投資ではもっともオススメです。
いつも楽しく拝見しております。私はHiroさんのブログが一番好きで、開設直後くらいからほとんど毎日チェックしています。
もはや私の思考は完全にHiroさんに洗脳されており、完全に米国高配当>S&P500>MSCIコクサイ>新興国、日本のような脳内格付けになってしまっているのですが(笑)、実際に現在購入しているのは、つみたてNISAを中心に先進国株式(eMAXIS slim)のみです。
「たぶん50年とか100年くらいスパンがあればそりゃこの順序になるだろうけど、
20年くらいのスパンだったらどれが勝つかぶっちゃけわからないし、そもそも
購入している投資信託が途中で繰上償還とかしたら嫌だし、あんまりマニアックなの
買って途中でサービスが継続されなくなったら本末転倒だし…。ETFの配当金を手動で
再投資とか絶対途中で飽きてしなくなるし….。あ、新興国と日本はいらないっす。」
みたいな感じです(笑)
今では考えられないですが、私も昔は、新興国や外国債券に手厚く投資していました。
(世界経済インデックスファンド等で)
「人口が増えて成長するからリターンが増えるんだ!」
とか言いながらです。
でもこのブログに出会い、「配当」が株主に還元されないと意味がないということに
気づかせていただき、今では考え方がガラッと変わりました。
「配当」がリターンの源泉となるとすると新興国株投資が急に胡散臭く感じてしまいます。
どこの国とは言いませんが、例えば新幹線が事故を起こしたときに、国家ぐるみで死体ごと
土に埋めたりするような国の株式のコーポレート・ガバナンスがまともに機能しているとは
思えません(日本ですら怪しい)。企業が利益を得ていたとしても、どこかでしれっと利益をかすめ取られ、株主のところまで還元されない利益がたくさんありそうです(笑)。新興国株は短期的にバク上げしたりすることはあっても、長期ではこれからも、米国株、先進国株に劣後し続ける可能性が高いと私も予測しています。
>開設直後くらいからほとんど毎日チェックしています。
ありがとうございます!
もうブログ始めてから3年くらいになりますけど、ずっと読んでてくれているのはすごい嬉しいです。
これからも更新がんばろうという気持ちになります。
洗脳してしまってすみませんw。
開設当初から結構同じこと言い続けてますからねw。
米国高配当>S&P500>MSCIコクサイ>新興国、日本
↑
私も同じようなイメージです。
敢えて言うなら
米国優良株>S&P500>MSCIコクサイ>新興国、日本
ですかね。
高配当が大事というより、とにかく高収益な優良企業の株を持っておくことが大事だと思っています。
にもかかわらず、私が高配当株ばかり買っているのはご承知の通りです。
>「人口が増えて成長するからリターンが増えるんだ!」
ですね~、これ説得のあるように聞こえますよね。
株式の利益って企業の利益だから、経済成長すれば確かに儲かりそうです。
気づいたのは、この言葉には2つ罠があって、「買い値も大事」ということと「企業の利益はちゃんと還元されないと株主の利益にはならない」という点です。
将来の高い成長が株価に織り込まれていたらリターンは低くなります。
シーゲル教授が言っていた「投資家の期待をどれだけ上回るか」が重要ですね。
あとは、株主利益が保護される仕組みです。
やはり欧米の成熟企業にチャンスがあるように思えてならないです。
21世紀の高リターン銘柄は20世紀と大して変わらないだろう、歴史は繰り返すだろう、そう予想して自分なりにポートフォリオを作っている次第です。
>企業が利益を得ていたとしても、どこかでしれっと利益をかすめ取られ・・
はい、そこ重要ですね。
それはきちんとPLに表れるので、業績の長期推移チェックが大切です。
利益をかすめ取られたら、その分どこかで純利益は落ちますしROEも低下します。
数十年にわたって高い収益率、資本利益率を維持できるということは、ビジネス自体が有望なだけでなく、ビジネスが生み出した利益をきちんと株主のもとに還元できている証でもあります。
だから、やっぱり数字はとても大切です。
米国銘柄分析記事での過去10年のトレンド情報はこれからも更新し続けます。
これからもブログよろしくお願いします!
初めてのメッセージです。
いつも「難しいけど、ためになるなぁ…」と思いながら拝見させていただいております。
私はかなり偏りのある職場環境なので、周りの同僚から「投資」や「株」というような言葉が聞かれることはほぼありません。
ですが、中にはコッソリやっている…方もいるようで。
私も「株」や「投資」にいいイメージがなく、「貯金」のみをやり続けてきましたが、それも大事だけれど、世の中の動きを知らないと置いていかれる、損するかもと思うようになり、興味を持つようになりました。
Hiroさんのブログでも色々と勉強させて頂いています。
コメントをつけていらっしゃる皆さんのような「達人級(・・;)」な領域には達していませんが、手始めに積み立てNISAで米国インデックス投資(楽天バンガード)を始めてみました。
幸いなことに株との最初の出逢いが「米国株」だったのですが、「米国優良株」買いたいけど手が出せない(→チキン発動)ので…(^_^;)
今後の目標は…米国ETFを買ってみることと米国優良株を買ってみることでしょうか…(^_^;)))
日本での優待株がすごーくいいよー( ´∀`)と言われていますが、「私は物よりお金をもらって、それで好きなもの買うわ。それも企業応援になるでしょ?」という考えなので、損得抜きに応援したい企業さんを消費でしばらくは応援していきたいと思ってます。
今後もHiroさんのブログ、楽しみにしています。
お仕事もあり、大変だとは思いますが、頑張って下さい!
こんばんは。
「投資」や「株」という言葉が聞かれないのは、むしろ普通の職場だと思いますよ~。
投資の話が普通に出てくる職場の方が異端かもしれません、日本では。
推測ですが、金融機関や証券会社ですら投資の話なんてほとんど出てこないと思います。
まあ、そういう職場はインサイダーの問題もあって投資対象が制限される問題もありますが。
iDeCoやNISAで投資を始めている人(特に若い人)が増えているとニュースをたまに目にしますが、なかなか実感することはできません。
みんなこっそりやってるんですかね~。
日本の投信残高が統計ミスで実はもっと少なかったそうですし。
>チキン発動
いえいえ、全然普通だと思いますよ!
私も個別株投資やるまでは相当時間掛かりましたし、最初はかなり不安でした。
インデックスが一番手軽なのに敢えて個別株投資をやってみたのは、リターン追求もありますが単に株式投資への興味心からというのが大きいです。
本で読んだことを実践してみたいな~という。
投資に何を求めるか次第ですかね。
手軽に手堅くリターンを求めるならインデックス投資で十分ですよ。
優待は日本独特の制度ですね。
まあ株主が求めているからやっていることなのでしょうが、私もモノよりカネが好きな人です。
「優待=会社からのプレゼント」的な印象があるから、優待が流行るのかな~って邪推します。
優待の費用は株主持ちだし、その費用は株主資本を棄損しているわけですけどね、現実は。
日本の優待制度はこれからどうなるでしょうかね。
株主が求めるなら、別に存続してもいいとは思いますが。
ただ外国人投資家が増えるにつれて、優待は廃止せざるを得なくなるとは思います。
応援ありがとうございます!
これからもよろしくお願いいたします。