この1週間で200万円吹っ飛びましたが、今のところ心穏やかに過ごせています。

「調整局面」って株価が直近高値から10%下落することを言うそうです。

知ってました??

恥ずかしながら、私は知りませんでした。株価が大きく下落したら「調整局面」ってテキトーに言ってました。そうじゃなくって、10%下落したら「調整局面」なんですね。きちんと数字で定義されています。

さて、2月2日から始まった米国株の下落ですが、最高値から10%以上の下落を記録しました。正式に「調整局面入り」と言えます。昨日9日(金)は引けにかけて大幅反発してプラスで終えましたが、まだ波乱相場は終わっていないでしょう。来週も引き続きボラティリティの高い相場が続きそうです。がんばりましょう。

私は2018年初時点で約2000万円の運用資産がありました。相場全体が下落する中、私の保有銘柄だけ被害がないなんて甘い話はなく、ガッツリ下がっています。特に今回は信用収縮、リセッション入りではなく、長期金利上昇が株価下落の引き金だったので、私が保有しているようディフェンシブ銘柄はむしろ市場平均以上に売られがちです。エクソンモービルの下げっぷりなんて半端ないですよ~。

ってことで、私の株式資産は年初から約10%減っています。2000万円の10%、200万円がこの1週間で消失しました。

200万円!!

200万あったら新車買えます。世界一周旅行も行けそう。ロレックスのデイトナにも手が出せそうです。今の家賃6万円の都内1Rマンションに2年半も住めます。

そんな200万円もの大金がたった1週間で溶けちゃいました。普段、100円レベルで節約しているのがアホらしく感じます。やっぱり、10円でもなるべく安く買いたいという気持ちは今でもあります。家の近くの総菜屋さんは夜の9時を過ぎると20%OFFに、10時を過ぎると半額になるんです。残業で駅に着くのが9時以降になる時は、その総菜屋で買って帰ることが多いです。んで、YouTubeのゲーム動画観ながら飯食って一服してブログアップするのが最近の日課です。仕事が遅いと残業代+食費節約で一石二鳥やな~とかくだらんことをたまに考えます。まあ、今はお金より時間が欲しいので残業は嫌いです。余談失礼。

200万円って大金です。

ですが、株式資産が200万円減った(▲10%)ことに対して特に失望はしていないし、ソワソワすることもありません。「ああやばい、株のことが気になって仕事にならん!」なんてことはありません。最近ちょっと忙しいこともあって、日中は株の事なんて完全に忘れています。

資産が200万円減ったことを嬉しいとまでは思いませんが、別にそんなに精神的ダメージは受けていません。この程度だとまだ心に余裕があります。

 

あなたのリスク許容度はいかほど?

リスク許容度って言葉あります。どこまでリスク資産の変動に耐えられるかということです。5%程度の下落でしんどいと感じる人もいれば、30%下落しても全然余裕~って人もいます。5%の下落でビビることは別にカッコ悪いことでも何でもありません。誰だって自分の財産が減ることは嫌なもんです。

リスク許容度は人それぞれなので、あなたにとって適切なリスク許容度を測ることが大切です。人生を豊かにするために株式投資をしているのに、株式投資に精神を乱されてしまっては本末転倒です。リスク許容度が高いからカッコイイとかそんなのありませんから。自分の感情に正直になることが大切だと思います。

リスク許容度は普段は「なんとなくこれくらいは大丈夫かな~」って感覚で決めることが多いかもしれませんが、最近みたいな株価下落局面は自分のリスク許容度を理解する良いきっかけになります。

2月2日からの一週間で米国株価は10%以上も下落しましたが調子はどうですか?

久々の調整局面です。これからの長い投資家人生、これくらいの調整は何度もあるでしょう。今回の小暴落でもし仕事が手に付かないくらい動揺しているなら、少しリスク資産の割合を落としてもいいのかもしれません。逆に全然余裕だって感じるなら、リスク資産の割合を増やしてもいいのかもしれません。

私は今回の株価調整を経験して「自分は今のリスク資産比率で問題ないな~」と今のところは思っています。もちろん、ここからさらに暴落する可能性もあるわけで、その時どう感じるかは分かりませんが。

私はほぼフルインベストです。全金融資産のうち現預金は5%未満なことが多いです。そりゃまあファイナンス的に言えば株式は期待リターンがプラスなので、フルインベストが正しいという結論になります。でもそれはあくまで理論です。現実世界は理論だけで動いていません。むしろ理論より感情が優先されるのが現実です。投資に限らず人って理論で動きませんよ。やっぱり人間は感情の生き物です。

理論を理解することは大切ですが、それをそのまま実践する必要は全くありません。あなた自身が感じていることをそのままポートフォリオに反映させればいいです。他人は関係ありません。あなたが心穏やかでいれる範囲で株を持てばいいです。

久々の調整局面は、リスク許容度を測る絶好の機会です。