今日4月19日は「米国会社四季報 2021年春夏号」の発売日でした!

早速、お昼休みに近くの書店で買ってきました。去年は買わなかったので2年ぶりです。掲載銘柄とかはそれほど変わってないけど、数字面がアップデートされているだけで価値があります。コロナもあって予想数字はだいぶ変わっています。

米国株投資を始めた2016年も四季報を買いましたが、当時は見るもの見るものがすべて初見で新たな発見が多く、そういう意味で面白かったです。

当時はほんとに何も知らなかったですから。「プロクター&ギャンブルってあの花王の競合だよなあ。こんなデッカイアメリカの企業なんだー」くらいだったと思います。ちょっと当時の知識レベルをいま正確に思い出せないですが。

あれから5年が経ち、自分の銘柄知識もかなり増えたと自負しています。ブログでの銘柄分析の記事も蓄積してきましたし。

そうやって知識をつけた今、改めて四季報を読むと別の面白さを感じます。

主要銘柄で知らないものはほとんどありません。どういうビジネスをやっているかもざっくりは把握している。そういう前提知識がある状態で読むと、なんだろう、なんか妙に上から目線でゆっくり冷静に眺めることができる。

なんて言うか、子供の頃にRPGゲームを全クリした後に、ゆっくり攻略本を読み返す楽しみって感じです。この感覚は私だけかもしれませんが。

今はネットで何でも検索できる時代ですが、当時はRPGの攻略(特にやり込み)は攻略本に頼るしかなかったです。

攻略本はゲームをクリアするために活用するのが普通ですが、私は全クリした後に振り返るようにゆっくり見るのが好きでした。「ああ、あんなイベント、アイテムあったなー」的な。なんか自分がやったゲームを高みの見物をしているようで、その感じが好きでした。

「聖剣伝説3」や「クロノクロス」の分厚い攻略本を何度も何度も読み返していたなあ。

米国株投資は「全クリ」したなんてとても言える状況ではありませんが、四季報をパラパラめくっていると全クリ後に攻略本を読んでる感じを少し持ちました。

知識を増やすことは目的ではなく手段。株式投資の目的は金儲け。ですが、経済、ビジネスに関する知識が増えたことも、米国株投資をやって良かったと実感している点の一つです。


電子書籍より紙バージョンの方がオススメです