私は株式投資で億万長者を目指しているってブログに書いていますが、これアカンなって最近思っています。先ず億万長者の定義が曖昧。1億なのか10億なのか、はたまた100億なのか。
で、最近思うのが長期での資産運用の目標金額を設定すること自体がナンセンスだってこと。
なぜなら、”長期”での資産運用だからです。短期ならいいと思いますが。長期ではインフレを考慮する必要があります。
30年超の長期ではインフレの影響を無視できません。日本もアメリカも物価は必ず上昇していくと思います。これだけ紙幣を刷っているのですから、基本はインフレ傾向です。というか日米ともに中央銀行の目標は物価の安定的な上昇ですからね。
今目標金額を1億円!と設定していたとしても、今の1億円と30年後の1億円の価値は結構違うと思います。
30年後は、平均的なサラリーマンが買うマンションの価格が1億円くらいかもしれません。物価が3倍くらいになっていれば。まあ2%のインフレが30年続いても物価は2倍程度なので、ちょっと言い過ぎかもしれませんが。可能性はゼロではないと思います。
だから、資産運用の目標を置くのはいいと思うのですが、その尺度を金額ではなくライフスタイルや物で測るといいと思います。
都内のマンションを買えるくらいとか、レクサス10台分とか。
より理想は、自分が理想としているライフスタイルを実現できる金額ということかな。
あなたが理想とするライフスタイルって何ですか?
そこから逆算で株式投資も考えるといいのかもしれない。長期投資ってつまらないですからね。将来手に入れる素敵な人生くらい妄想しないとやってられないです笑。
Hiro さん
過去の記事が目に止まりました。
素敵な内容ですね。
投資の目標を数字に置かず、各自の人生の質や満足度に重きを置く考えに賛成です。
投資をしていると値動きや指数の変化など上辺な数字を追いやすいですが……投資はビジネスに、そしてビジネスを動かしている人に対して投資する……Hiroさんの持論が、投資している本人にも当てはまりますね
自分は何で投資をしているのか?……この自問自答に未来の金額的数字だけでなく自分が豊かな生活を送る姿を想像できたら長期投資もワクワクして楽しみを感じるんでしょね
稼ぐ金額を目標ノルマにすると辛さが増す場面もあるのが投資……自分の満足度は人生のステップで柔軟に最適化できるから…目標を柔らかく持つのが長期投資の成功する心構えだと感じました
Yabochanさん、過去記事読んで頂きありがとうございます。
人生にお金をかけるのはドンドンやるべきですが、お金に人生をかけるのは避けたいです。
投資を始めると、どんどん資産額が増えていくことに快感を覚えて、そこに囚われる時があります。
それは一概に即否定しなくてもいいとは思っています。
資産が増えることで懐に余裕が出て、ひいては心に余裕が出て、人生を楽しく過ごせる面はあると感じています。
だから、どんどんがめつく資産を増やしていくことに否定的な気持ちはありません。
ただ、あまりにそこに執着し過ぎて、何もかも節約我慢などしていたら、さすがに本末転倒です。
まあ、本人が満足ならそれでもOKなわけですが。
>自分が豊かな生活を送る姿を想像できたら長期投資もワクワク
そうですね。
そういう希望を与えてくれるところは株式投資のメリットですね。
何でもいいから将来への希望がないと、仕事も投資も頑張れないです。