内勤の方でマイクロソフトのエクセルやワード、パワポのお世話になっていない人はいないと思います。
凄いですよね、マイクロソフト。
マイクロソフトは営業キャッシュをガンガン稼ぐ仕組みを持つ長期投資に最適なバリュー銘柄です。
私もETFを通して結構な金額投資しているはずです。
最近、ファイナンスのお勉強する中で知ったのですが、エクセルの関数を使って現在価値や将来価値、IRRなどを算出できるのですね。
エクセル関数の機能に脱帽です。
vlookup関数やsumif関数だけでも、人間の能力を遥かに超えているというのに。
エクセルで将来価値を算出する関数がFV関数です。
Future Valueの略ですね。
この関数の凄いところは毎月の定期積立額まで反映して将来価値を算出できるところです。
「現在保有している1,000万円を毎年10%複利で運用した場合の30年後の価値は?」
くらいだったら電卓でちょっと頑張れば算出できます。
でも、「現在保有している1,000万円と毎年の追加積立額100万円を毎年10%複利で運用した場合の30年後の価値は?」
と言われたら、電卓ではちょっと困難です。
大体の投資家は、毎年コツコツ追加投資していく人が大半だから、毎年の積立額まで反映してくれないと将来の運用見通しを試算できません。
FV関数の使い方はとても簡単。
利率は期待運用利回り。
期間は運用期間。
定期支払額は毎年の積立額(マイナスで入力)。
現在価値は現時点の既投資金額(マイナスで入力)。
支払期日は払込が期首か期末かを決める項目ですが、ブランクで良いです。(ブランクは期末)
「現時点の1000万円と毎年の積立額100万円を毎年複利で7%で30年間運用した場合の30年後の将来価値」はこう入力すると算出されます。
ちなみにこの結果は、1億7058万3337円でした。
1億円超えます。
複利効果の偉大さに感動します。
億万長者シミュレーション
自分の30年後の投資結果をイメージするために、皮算用してみました。
悲観ケースと楽観ケースに分けてみました。
悲観ケースは利回り7%で毎年の積立額は100万円。
楽観ケースは利回り10%で毎年の積立額は200万円。
現時点の株式保有額は約1,300万円あるのでそれは固定。
ケース | 現保有額 | 毎年の積立額 | 期待利回り |
楽観 | 1300万円 | 200万円 | 10% |
悲観 | 1300万円 | 100万円 | 7% |
悲観ケース 30年後
現時点の投資額:1,300万円
毎年の積立額:100万円
期待運用利回り:7%
運用期間:30年
結果は、193,420,102円
悲観ケースでも30年後には約2億円にもなりました。
悲観ケース 40年後
現時点の投資額:1,300万円
毎年の積立額:100万円
期待運用利回り:7%
運用期間:40年
結果は、394,303,064円
30年後の1.9億円からさらに10年間運用すると、4億円にまで膨れました!
楽観ケース 30年後
現時点の投資額:1,300万円
毎年の積立額:200万円
期待運用利回り:10%
運用期間:30年
結果は、555,830,275円
5億円オーバー!
楽観ケース 40年後
現時点の投資額:1,300万円
毎年の積立額:200万円
期待運用利回り:10%
運用期間:40年
結果は、1,473,555,434円
約15億円!!
やはり複利の効果は絶大だ
アインシュタインは人類最大の発明は「複利」だと言ったそうです。
ですよね、私も恐れ多いながらアインシュタイン氏に同意です!
悲観ケースで30年運用のケースでも、期待資産額は約2億円に到達しました。
30年後といえば、私はぎりぎり60歳手前。
まだまだ人生楽しめる年齢ですかね!?
楽観ケースの30年後だと、期待資産額は約5.5億円。
庶民には想像できない金額です。
実際の運用がこんなエクセルの計算通りにうまくいくとは思いませんが、一応理屈上はこれくらいの金額まで到達することは可能ということです。
おじいちゃん金持ちになってもな
バフェットは言っています。
「ゆっくりお金持ちになるのは簡単だ。」
そうですね、平凡サラリーマンの私も30年、40年堅実に株式投資を続ければ億万長者くらいにはなれそうです。
所詮皮算用ですが。
30年後はもう60歳手前。
もう立派なおじいちゃんです。
金持じいちゃんになってたらいいな。
金なし貧乏下流老人にはなりたくないです、絶対に。
でも、60歳で金持ちになってもなあという気持ちは拭えないですね。
正直、30代・40代で億万長者の経済的自由人になりたい!という気持ちが偽らざるところです。
でもだからと言って、新興グロース株で一発当ててやるとか、FXでレバレッジかけて一発当ててやるとか、そんな欲求に駆られて行動するとあっという間にマーケットに掠め取られること間違いなしです。
ああ、今15億円あったらいいのになあ~。
取りあえず、今はコツコツ毎年投資を継続していく他ありません。
長期株式投資の気持ちが萎えたときはこのグラフを見て元気出そう!
Hiro様、こんばんは。
複利効果、凄いですね❗
そこでこんなんどうでしょう
ステップ①
投資に理解のある女性と結婚する。
ステップ②
子供が与えられる。ジュニアNISA開設。
ステップ③
生前贈与の基礎控除(110万円)、目一杯投資する。余裕があれば積み立てNISAで投資継続。
子供は投資期間が長く取れるので、複利効果でほぼ億万長者確定d=(^o^)=b。お金があっても幸せになれるとは限りませんが、人生の選択肢が増えるとは思います。
子供がいると、より投資の時間軸が長く取れますよ〰(笑)
大きな御世話だったらごめんなさい。
マッキー様、こんばんは。
社会人なり立て22歳くらいの頃、初めて投資の勉強をして一番ワクワクゾクゾクしたのが複利効果でした。
「こうやって庶民もお金持ちになれる道があるんだ~」って感動したのを覚えています。
個人的な経験で恐縮ですが、女性は投資自体に興味はないけど彼の投資を否定することも特にないかなって思います。
「怖いから投資なんて止めて!」とは今まで言われたことありません。
ただ無関心ですかね、「へ~」って言うくらい。
そういう意味で大方の女性は投資に理解は示してくれるのでは、、と勝手に思っております。
確かに子供の小さい頃から、きちんと投資をしておけばほぼほぼ億万長者確定ですね。
子どもの為にきちんと貯蓄している夫婦は多くいますが、投資している夫婦は少ない印象です。
私の妹夫婦も子供教育用として400万円貯金しているそうですが、普通預金と言っておりました。
私の読者様にも子供のために運用しているという人が多くいらっしゃって尊敬します。
貴重な人生アドバイスありがとうございます。
まあ、結婚してから考えます!ということで(笑)。
先日に引き続きコメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
こんばんは。またもや過去ログを読んでおりました。
私も皮算用が好きで、ちょくちょくオートフィルを使って
複利で値が増える様子を楽しんでおります。
ただ毎期の積み上げがある場合は列が増えたりしてスマートにできなかったので
このFV関数については大変いいことを聞いたと思いました。
これで色んなパターンを楽しみたいと思います。
この関数は正の数を入れるとマイナスになっていくということなんですね
もともとは借金を想定してつくられたんでしょうかね
なんか昔の記憶が蘇ってきました。
当時ファイナンスの研修を受講していて、そこでエクセルにFV関数なるものがあると知って記事にしたのでした。
なかなか仕事で使う場面がなくてすぐに忘れちゃうのですが、億万長者シミュレーションができる関数ですよね。
研修受けるまではこんな関数の存在知りませんでした。
関数の中に負の数を入れるのは、投資するというのはキャッシュインではなくキャッシュアウトだからだったと思います。
ちょっと紛らわしいですね。