バロンズに”9 consumer staples stocks that can keep growing after covid is gone”(コロナ後も期待できる生活必需品9銘柄)という記事が上がっていたので紹介します。

というか、自分用のメモをブログに書くだけですが。

原記事は9銘柄とのことですが、何度読み返しても8銘柄でしたw。ってことで、バロンズがいま推奨する生活必需品8銘柄がこちら。

コルゲートパルモリーブ(CL)
ケロッグ(K)
キンバリー・クラーク(KMB)
クラフトハインツ(KHC)
モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)
ペプシコ(PEP)
コンステレーション・ブランズ(STZ)
アルトリアグループ(MO)

定量的な選定基準は以下の2つ。
①オーガニック成長率が1%以上
②PER25倍以下

成長率1%とはハードルが低いと思わるかもしれませんが、コロナ禍にもかかわらず成長しているだけで凄いことです。①の基準をクリアできていないためゼネラルミルズ(GIS)、JMスマッカー(SJM)は除外となりました。

PER25倍以下という条件をクリアできなかった銘柄としてプロクター&ギャンブル(PG)やモンスター・ビバレッジ(MNST)、エスティローダ(EL)などがあります。

記事は中立的で上記8つの中で特にどれが有望かは言及がなかったですが、読んだ個人的印象だとCLとMOに期待が持てそうでした。

CLはオーガニック成長率が5.3%と高いです。株価はここ5年横ばいと株主は報われていませんが、最近高値をブレークしました。歯磨き粉が有名ですが、ハンドソープなども増収に貢献しているようです。石鹸類はコロナ禍が追い風ですね。近くの薬局でも1カ月ほど前はハンドソープ品切れでした。

MOはオーガニック成長率は2%台前半と低いものの、PERは10倍を下回っています。消費量が減る一方のタバコですが、価格統制力は事業者側にあり単価上昇でまだ成長が見込めます。この超低金利時代に益回り10%超は魅力です。

ESG、SDGs投資が話題を集める中、「非道徳」企業筆頭であるタバコ会社は投資家から人気がありませんね。リスクはありますが、そこそこ安全域は確保された買値に見えます。