原油価格は2016年の2月に底を打ちました。1バレル26ドル台まで下がった原油価格は夏には50ドルを回復しました。
それ以降は、途中上り下がりはあるものの1バレル50ドル近辺で推移しています。11月のOPEC減産合意以降は安定して50ドルを上回る水準が続いています。
石油ビジネスの感覚は私にはありませんが、50~60ドルというのは供給者側にも消費者側にとっても、まあまあ居心地の良いレンジだそうです。
と、原油価格は比較的安定傾向なのですが、意外にも最強エネルギー株が最近崩れていました。エクソンモービルです。2017年のダウの犬10銘柄にも選ばれている高配当銘柄です。
エクソンモービルの株価は2017年初から急落しています。
2017年初から直近までの3週間チャートです。
黄はNYダウです。
青がXOM。
まあ株価が下落するのは何らか理由があるのでしょうし、自分がマーケットより賢いなんて自惚れてはいません。
ですがXOMは連続増配34年の優良銘柄。年初の株価下落で配当利回りは3.5%まで高まっています。
ということで、トランプ大統領就任前日19日の深夜にポチっとXOMを買いました。
@85.0ドルで75株です。
日本円で約73万円相当。
XOMは私が初めて購入した個別銘柄で、2016年の夏に60万円ほど購入していました。約半年ぶりの追加投資となりました。
XOMを買って預金が底を尽きつつあったので、最後のインデックス投資商品を解約しました。
カブドットコムのフリーETFで購入し続けてきた1557をすべて解約しました。120万円強。
S&P500やNYダウへの長期投資はとても合理的です。費用対効果という意味ではこれを超える投資法はないと確信しています。
ですが、私はより高配当なETFや個別株に投資すると方針転換したので、この1557とはお別れです。昔会社の昼休みにポチ、ポチっとスマホで購入していたことが懐かしく感じる今日この頃。
これを持って所謂時価総額型のインデックス投資はすべて売却となりました。
言うまでもありませんが、S&P500やNYダウへのインデックス投資を続けている方は、間違っても私の真似なんかすることなく、これからもそれらをコツコツ買い増していくことを強くお勧めします!
S&P500、NYダウへの長期投資が株式投資で最もお手軽・簡単にお金持ちになれる方法だと、私は今でも思っています。
ついに1557解約されたのですね!!私はもちろん、私は買い増ししていきます。
すいません、質問なのですが、1557はNISA口座で買っても配当については20.315%で源泉徴収されるのでしょうか?源泉されると聞いたのですが。。
いろいろ調べてみても明確な答えが見つかりません。よろしければ教えていただけたらと思います。
>ピーマンブラザーズさん
私も知りませんでしたが、ryoさんが仰る通り1557はNISAで購入しても国内分20%も非課税にならないようです。
ググって調べましたが、そのようです。
ということは、NISAで1557は買わないほうがいいのかもしれません。
すみません、この点私も知識不足できちんと情報発信できていなかったです。
NISAのメリットを享受しながらS&P500に投資するには、VOOやSPYなどの海外ETFに投資したほうがいいのかもしれません。
>ピーマンブラザーズさん
国内上場外国株式(ETF含む)については、配当金を株式数比例配分方式で受け取れません。
要するに、証券会社を通すことなく、郵便局か銀行で受け取る必要があります。
そのため、NISAの非課税枠の対象とならず、外国税10%、国内税20%が発生します。
一応、外国税10%は取り返すことが可能ですが。
ここらへん複雑ですよね・・・。海外ETFはセーフで、国内上場の海外ETFがアウトというのも、直感に反していると思います。
>ryoさん
フォローありがとうございます。
1点アドバイス欲しいのですが、NISAのメリットを享受するためには、1557は避けてVOOなどの海外ETFを買ったほうがいいということになりますでしょうか?
そうすると国内20%は非課税になる? もちろん米国10%は取り戻せないと思いますが。
教えて頂けると有り難いです。m(__)m
>Hiroさん
お久しぶりです。横レス失礼しました。そうなりますね。
NISAで海外ETFを購入すると、配当金は自動的に米国10%のみの源泉徴収になります。
外国税控除を申請する手間もありますし、海外ETFを買った方がいいと思います。
Hiroさんの以前のNISAポートフォリオを拝見させていただきました。
VDCの配当金の支払い通知書を見れば、国内20%が引かれていないことが分かります。
あと、以前1582(JDR)も保有されていたようなので、一応書いておきます。
ご存知かどうか判断つかなかったので。
1582はNISA口座で買っても、分配金は現地で30%引かれています。
支払い通知書の見かけ上は0%なので、かなり不親切な制度だと思います。
少し前から軽減税率適用サービスが導入されましたが、証券会社によって対応が違います。
申請が必要だったり、必要なかったりします。
>ryoさん
とんでもないです!、解説頂き大変助かりました、ありがとうございます。
ホント博識で尊敬します。
NISAでは1557よりも海外ETFを買ったほうが税務効率はいいのですね。
1582の件も、情報ありがとうございます。
もう今後は買わないと思いますが、覚えておきます。
いやいや。私も記憶が怪しく、必死でググりながら書きましたw。
全然博識ではありません。
むしろ私の方こそ、Hiroさんを尊敬しています。
Hiroさんは自分の考えを言語化して人に分かり易く伝えるのが非常に上手いと思います。私もブログを書いていますが、記事を書く度に自分の言語化能力の低さを痛感します。
いえいえ、全然です。
仰る通り、言語化して伝えるって難しいですよね。
こう書こうと思っていても、いざ書こうとすると止まりますよね。
お互いブログ運営楽しく頑張りましょう!
ブログは専門家の文章でもないし、いい意味でゆるい感じで書けるのが好きです。読む側としても。
Ryoさん、hiroさん、本当にご丁寧にありがとうございます!感謝申し上げます!!!
>ピーマンブラザーズさんへ
税務効率を考えると、NISAでは1557よりも海外ETFのほうがいいようです。
もし海外ETFに抵抗がなければ、この機会にNISAでは海外ETFにチャレンジするのもいいかもしれません。
現在S&P500連動のETFで最もコストの低い商品はブラックロックのIVVで0.04%です。
バンガードのVOOも0.05%と低コストです。
この二つから選ばれることを推奨します。
海外ETFは購入手数料が高いですが、NISAの場合はキャッシュバックがあり実質無料の証券会社が多いと思います。
是非ご検討下さい!
横から失礼。
私は1557をカブドットコム特定口座で買ってます。NISAじゃないので参考にしかなりませんが…
1557@カブコム特定の配当
①配当通知書…外国税10%引きの通知書が郵送
②カブコム口座…外国税引き後を基準に国内税20%引かれて、カブコム証券口座に入金
③確定申告…外国税を取り戻すために確定申告に①を添付して外国税控除を申請
という流れです。
NISAで買ったこと無いですが、配当は証券口座入金なのでおそらく国内税は無税になるんじゃないかと思います。カブコムには確認要
カブコムは売買手数料無料で1株から買えるから愛用してますが、NISAならSBI、楽天などで海外ETF SPYを買っても手数料無料ですから、やはり確実な海外ETFの方が無難でしょうか
情報ありがとうございます。
実は私もカブコム口座で1557を買っていたころ、証券口座に分配金の入金があったはずだけどなあとは思っておりました。
おっしゃる通り、NISAでは確実なのは海外ETFですね。
信託報酬も安いですし。
複雑な税制は疲れますな。。
SBI証券では以下のように書かれていますね
iシェアーズETF 東証上場シリーズの銘柄より分配金が発生した場合・・・
分配金米国源泉税軽減税率適用サービスは、ご選択されている配当金受領方法の種類にかかわらず、分配金米国源泉税軽減税率適用サービスの対象となる銘柄より分配金を受取ったときに、日米租税条約上の軽減税率(10%)を適用することが可能となります。
とするとNISA口座で上記JDRの分配金に対する課税は10%であってるのかな。
キャピタルゲインの米国側での課税はどうなんだろう。課税されないのだろうか。
コメントありがとうございます。
そうですね、軽減税率10%の件はおっしゃる通りだと思います。
これがないと、米国で30%、日本で20%課税されることありましたからね。。
NISA口座での日本の税金が非課税になるためには、株式数比例配分方式にする必要があります。
そうなっていれば、恐らく日本の課税は非課税になるはずです。
キャピタルゲインの米国での課税という概念はないと理解しています。