悩み続けていましたが、ようやく最初の銘柄入替を実施しました。アップル(AAPL)に67万円投資しました。AT&T(T)を全株売却。あと若干ですがVYMも売却しました。VYMは今後VIGに切り替える予定です。

@152.33ドルで40株購入。

AT&TはNISA口座だったことを取引の直前で気付き一瞬躊躇しましたが、ここで立ち止まってはダメだと思い売却に踏み切りました。NISA口座で損出しはやってはいけないこと。特定口座の利益と損益通算できないからです。NISA口座はもっと慎重に利用せねばと深く反省・・。

高収益な大手ハイテク銘柄(アップル、アマゾン、マイクロソフト、アルファベット等)へのアプローチがゼロなのが不安だったこともあり、今回アップルに投資しました。 無配は嫌なのでアマゾンとアルファベットは除外。アップルかマイクロソフトかでずっと迷っていましたが、正直最後はもう「えいや」です。どちらも超高収益なのはPL、キャッシュフロー計算書を見て確認済みです。

追加入金ではなく、AT&Tの銘柄入替という形にしました。長期的に見て、AT&Tよりアップルの方が投資リターンが高くなると期待して。

現在のAT&Tの予想PERは7.6倍で益回り13.2%。かなり高いです。100万円投資したら、初年度から13万円の利益があるということ。

一方で、アップルの予想PERは10.4倍で益回り9.6%。こちらも結構高い。100万円投資したら、初年度の予想利益は9.6万円です。

スタート地点はAT&Tが有利(T 13.2% > AAPL 9.6%)。あとはこれから20年、30年の増益幅がどうなるか。そして、最終的に投資額当たりの利益総額(配当総額)が大きくなるのはどちらか、ここが勝負の分かれ目。将来は読めませんが、アップルの方が期待できるかなと思い銘柄入替えを決断しました。

配当利回りはAT&Tが7.4%でアップルが1.9%です。配当は大きく減っちゃいました。AT&Tなら60万円で年間4.4万円も配当を貰えますが、アップルだと1.1万円しか貰えません。

投資リターンのことだけを考えるなら、目前の配当は無視すべきです。それはわかっていますが、私は今すぐ配当が欲しい気持ちが強いこともあって、高配当銘柄のAT&Tを買いました。がそれじゃいけないと思い、最近ちょっと投資マインド改革を頑張ってます。今まではS&P500平均+1%程度の配当を求めていましたが、今はS&P500平均と同じ程度の利回りがあれば投資対象に含めるようにしています。アップルはS&P500平均よやや低い利回りですが、まあギリギリOKかなと思い、、自分を納得させ投資に踏み切りました。

iPhoneは10年後も20年後も使われているのかだろうか。そう思うから、アップルに投資したわけですが、これだけ世の中の変化が早い時代ですからわかりません。高校生の頃、当時の最新式のガラケーを使ってた時「もうこれ以上高性能な携帯は生まれないだろうな。このレベルがこれからもずっと最先端なんだろうな~。」って思ったことを今でも覚えています。

しかし、それから10年もしない内にスマートフォンが世界を席巻しました。これからの10年で、それに匹敵するIT生活革命が起こらないとは限りません。落合陽一さんはスマートグラスが有望だと言ってました。網膜に直接投射する方が効率的なんだとか。最初はメガネだけど、最終的にはコンタクトのようなものになると確か言ってました。

どうなんだろう。未来は考えてもわからんな。今回の銘柄入替が正しいかどうかはわかりません。今後数年の株価推移を見ても判断できません。せめて10年は経たないと何とも言えない。そこが(長期)投資の難しいところ。

1銘柄の保有割合の上限は5%にしています。もちろんアップルも例外ではありません。今回で買付でアップル株はポートフォリオの約3%を占めます。今後も様子を見ながら、少しずつ買い増していきます。

他にも悩んでいる銘柄入替があるのですが、この1取引でエネルギーを使い果たしちゃいました。頻繁に取引しないから、1回の売却&買付だけでかなり疲れます。これが今年最後の取引になるかな。まだ、考えている取引はいくつかありますが。