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【もう投資のことなんか忘れよう!】イエレンさん、、やっぱりそうですよね~orz 

   

ロイターの報道によると、FRBのイエレン議長はロンドンでの質疑応答でこのような発言をされたようです。

「金融危機がわれわれの時代に起きないことを希望しているし、そうならないと確信している。」

は~そうですか。
そうですよね~、イエレンさん。

リーマンショックみたいな信用危機はそう簡単に起きないですよね。

ある程度の株価調整を待って投資するのは各投資家さんの投資スタイル次第でいいと思います。けど、リーマンショック並みの大暴落を期待していると、一生投資できないまま人生終わるかもしれません。

 

 

 

株式投資の利益の源泉はリスクである。

なんかね、投資ブログを始めて、株式投資について色々と考えるようになりました。もちろん、ブログを始める以前にも散々投資本とか、マネー本をたくさん読んでました。そうやってそこそこ知識は付けてきました。

ブログを始めてから考えることが多いのは、もうちょっと抽象的というか概念的なことです。
株式ってそもそもなんだろう?
株式投資のリターンの源泉って何?
リスクって何?
通貨って何?
とか。

なんか、こういうことに頭を使っている気がする。自分なりに思想を深めています。まあそんな大したこと考えれる脳ミソ持ってませんけどね。

だって、考えないとブログの記事が書けないから。
別にただの素人投資家の戯言ブログに過ぎないんだから、書きたいこと書けばいいだけとは思っています。ですが、せっかく読んで下さる方いらっしゃるなら、少しでもまともなこと書けるようになりたいなと思って。。

自分なりに日々勉強しているつもりです。

 

株式投資のリターンって何だろう?
株式投資ってなぜ長期で”儲かるようにできている”のだろうか?
ってよく考えていました。

昔と今で考え方がちょっと変わりました。
こんな感じで変わりました。

昔:株式投資のリターンの源泉とは、投資先企業が稼いだキャッシュである。
今:株式投資のリターンの源泉とは、リスクである。

 

昔は、株式投資リターンの源泉とは投資先企業の経営者、従業員が頑張って働いて稼いでくれた利益だと思っていました。株主とは会社の所有者である。であれば、会社の経済的所有者として会社が稼いだ利益こそ株主リターンの源泉と言えるでしょう。

会社がたくさん稼いでせっせと配当を払ってくれるから株主は儲かる。会社の利益が成長するから、株価も上がって、株主は売却益を得ることができる。

コカ・コーラ社の株主は、コカ・コーラ社が世界中でコカ・コーラやファンタ、アクエリアスなどの清涼飲料水を売って利益を上げているからこそ、株式リターンを得ることができる。

そう思っていました。

思っていたというか、今でもそれは正しい考えだと思ってはいます。やはり、投資先企業の社員みんなが一生懸命働いてくれて、しっかり売上高を上げて、コストをコントロールして利益を残してくれるからこその株主利益があるっていうのは事実です。

 

 

で、最近は、ちょっと考えが変わりました。

株式リターンの本質ってリスクだなって今は思っています。リスクがなければ、どれだけ投資先企業がボロ儲けしようとも株主のリターンは薄い。

コカ・コーラ株の現在の配当利回りは3.3%あります。だからこそ、コカ・コーラ株の配当利回りが3%以上あるからこそ、コカ・コーラ株への投資にはそこそこのリターンが期待できます。

コカ・コーラ社がたくさん利益を上げるから、株主が儲かるってわけではないです。

いや、もちろんさ、しっかりと配当原資である利益を上げてくれないと困りますよ。アナリスト期待程度の利益をきちんと出してくれるのは株式リターンの大前提なんですが、そこは株式リターンの本質じゃないんだなって最近考えています。

結局ね、株価だなって。株式投資の利益の源泉は株価だなって思うんです。
株価が大事だと思うんです。

え、、何を当たり前なことを言っているの?
って思われるかもしれません。

でも、やっぱり、株式リターンの源泉はすべて株価に詰まっているなって思います。

コカ・コーラの株価はなんで配当利回りが3.3%になるような金額で取引されているのでしょうか?
なんで、マーケットはコカ・コーラの株価を45ドルと値付けしているのか?

それはファイナンス理論的に言えば、コカ・コーラ社の将来のDPS(一株当たり配当)を一定の割引率で現在価値に割り引いたら、45ドルになりましたってことになります。

でもさ、こんなファイナンス理論なんてある意味後付けでしょ。投資家が予想するコカ・コーラ社の将来の配当予想があって、「コカ・コーラ社の配当総額がそれくらいなら、俺ならこれくらいの株価なら投資してもいいかな~」というマーケットの意思が集まった結果が、45ドルという株価です。

それを逆算して割引率とか言っているだけ、と考えた方が自然でしょう。

極端な話を言えば、もし配当利回り0.1%になるまでコカ・コーラの株価が上がってしまったら、投資リターンはほとんど望めないでしょう。コカ・コーラは成熟企業でかつ配当性向の高い会社です。そんなコカ・コーラ株の配当利回りが0.1%になるまで株価が上がってしまったら、投資家は儲からないですよ。

たとえコカ・コーラが世界中の人々の喉の渇きを癒して、しっかり社会に価値貢献して高い利益を上げているとしても、配当利回り0.1%でコカ・コーラ株に投資してしまったら、投資家はほとんど利益を得ることできないです。

それは何を意味しているのか?

それは、株式リターンの源泉は投資先企業の利益ではないということです。投資先企業が永続した利益を上げることは、株主リターンの必要条件であっても十分条件ではない。

やっぱり突き詰めて考えると、長期でリターンが得られるような株価に落ち着いているからこそ、株式投資では利益を得ることでができる、という結論に行き着きます。

将来のすべての予想配当が漏れなく、リスク割引なく株価に反映されているとしたら、どんな高収益優良企業への投資であってもリターンはゼロです。だって、将来の利益(配当)が現時点の株価にすべて織り込まれているんだから。

将来のリスクを織り込んで、株価がそれなりに下がっているからこそ株式投資は儲かります。買値は常に大事である、というのは真実だと思います。

優良企業がバーゲンセールになることはほとんどないから、コカ・コーラ株が割安になるまで待つ必要はない。ただ、あまりに割高なタイミングで投資しないこともまた重要です。

・投資先企業が永続してキャッシュを稼ぐこと
・株価に将来のリスクがしっかりと織り込まれていること
どちらも大事です。
ですが、前者は当然だと思われがちで、後者は忘れがちかもしれません。

投資先企業の経営陣、従業員が毎日一生懸命働いてキャッシュを稼いでくれるから、我々株主はリターンを得ることができるっていうストーリーの方がなんか美しいですし。

でも、それだけじゃだめ。リスクリスク。リスクがあることが大事なんです。

リスクこそ、株式利益の源泉なんだって最近よく思うわけです。

 

 

株主の役割、仕事とは長期的に企業のビジネスリスクを負担し続けることです。ということは、そのリスクは大きい方が仕事の価値としても大きいと言えます。リスクが大きいと得られるリターンも大きくなる。ハイリスク・ハイリターンということ。

みんながどん欲な時に恐怖心を抱き、みんなが恐怖心を抱いている時にどん欲であれ。

ウォーレン・バフェット

なるほど、その通りだと思います。

みんなが恐怖心を抱いている時とは、つまりリスクが過剰に株価が織り込まれている時です。

こういう時に果敢にリスクを取ることは怖いことですが、そうやって高いリスクを受け入れることで高いリターンが期待できるのです。世の中うまくできています。フリーランチはありません。

バフェットが言うように、リスクとは市場が抱く恐怖心です。リーマンショックの時、ドル紙幣は紙切れになるぞ!と言われていました。資本主義の崩壊だ!!って言われていました。アメリカの時代が終焉するぞ!って言われていました。大前研一さんとか当時よく言ってた気がする。

みんながみんな、アメリカ株式市場の未来に悲観して株を売っていました。大きな恐怖心がマーケットを覆っていました。そんなリスクに満ちている時にリスクテイクした者が、リーマンショックで暴落している時に株に投資した者が、高い投資利益を得ることができました。

バフェットは、リーマンショックの混乱時にゴールドマンサックス株に投資して金融安定に一役買いました。それでバフェットは莫大な利益を得ました。

それを金融混乱の中で、こそっりディールしやがって、このハイエナめ!とか言う人がいます。

それは、勘違いも甚だしいです。バフェットが出資しなければゴールドマンは事業継続すら危うかったです。そんな誰も投資しない、リスクに満ちている時に数千億円も投資するのは並大抵の神経では無理です。バフェットはべらぼうに高いリスクをテイクするという仕事をしたからこそ、高い利益を得たまでです。正当な職務の対価です。

まあ、天才バフェットの眼から見ると、当時のGSへの投資もローリスクだったのでしょう。リスクとは属人的で主観的なものです。マーケット全体にとってハイリスクでも、バフェットにとってローリスクなことはあり得ます。てか、バフェットは自分がローリスクだと判断しないと投資を決断しない人です。

高いリスクをテイクすることで高額な報酬を得ることができます。株式リターンとはリスクテイクという仕事の対価です。

暴落という恐怖心、リスク認識の高まりは投資家に”仕事での活躍の場”を与えてくれます。

暴落の到来とは、上司に「お前最近頼りにしてるから、ちょっとこの買収プロジェクトのリーダーやってみろ!、頑張れ、期待しているぞ!」って言われるようなもんです。そこで懸命に仕事をして成果を出せば、上司に評価されて出世して給料・ボーナスも上がることでしょう。

やっぱり、ここぞ!という仕事で活躍する場って与えられると嬉しいですよね。日々のルーチンをこなすだけだと、なんか飽きてくるし、上司にアピールする場面もなく大して高い評価も得られない。結果、給料も役職も平凡のまま。

リーマンショックのような大暴落とは、まさに株主としての仕事の見せ場だと言えるでしょう。その大一番で活躍できるかできないかは、各投資家人それぞれでしょうけど。

羨ましいのは、結果はどうあれ、2007年以前から投資をしている人には、そういう仕事の場を与えられたことです。

私は2013年から投資を始めました。投資家としてリーマンショックの大暴落を経験していません。もちろんITバブル崩壊も経験していません。

暴落の大混乱時に果たして果敢に投資できるのか、自分にそんな肝っ玉据わっているのかわかりません。ただ、そういう仕事の場をずっと与えられず、日々ルーチンをこなすだけの日々もなんだか寂しいものです。

暴落を経験したいなんて不謹慎なこと言っているかもしれませんが、やはりリーマンショックのような暴落には一度くらいぶつかってみたい、、なーんて思っちゃいます。

 

 

 

株式投資のことなんて忘れて、もっと人生を楽しもう!

で、最初のイエレン発言に戻ります。

再掲
「金融危機がわれわれの時代に起きないことを希望しているし、そうならないと確信している。」

世界金融のドンである現FRBトップのイエレン氏がこう言っているわけです。結構重い発言です。

中国での不動産関連の信用拡大、米国での自動車ローン拡大、金利上昇による新興国経済の混乱、まあ色んなリスク要因はメディアで散々言われていますが、イエレン議長からすればどれも大したことないって感じでしょうか。

まあメディアなんてね、ネタを出すために、なんらか常に「これがリスク要因だ!」「この資産クラスが危険だ!」で叫び続ける必要ありますからね。まあそれは宿命です。

金融危機は当分起きないっぽいよ。我々が生きている間ず~っと起きないかも。

それは嬉しいようで、悲しい。

日々の単純な労働を繰り返して、それなりのお給料を得続けて、課長くらいまで昇進して、そつなく仕事をこなして退職金貰って、ひっそりサラリーマンを引退する感じか。
うん、まあそれはそれでいいもんかな。

金融市場が安定することは一見いいことですが、それは投資家のリスク認識、恐怖心を減退させます。株価にリスクが織り込まれにくくなります。

株式リターンの源泉はリスクです。金融が安定して、そのリスクが減る傾向にあるってことは株式リターンもさほど期待できないということです。

庶民サラリーマンでも、お金持ちになれると期待してS&P500に投資し続けていると思います。確かに、これからも、米国株インデックスは他の資産クラスより圧倒的に高いリターンを、もたらしてくれると思います。

でもね、過大な期待は止めましょう。期待は低く持っていたほうがいいでしょう。ネガティブサプライズより、ポジティブサプライズの方がいいですよね。

もうね、今の米国株のバリュエーション見れば、はっきり言ってそんなに儲からんやろ。ぶっちゃけ。
だって、S&P500のPER20倍超えているし、期待PERでも19倍弱です。株式益回り5%強です。

20世紀後半のS&P500の実質リターンは10%程度でしたが、それは今はちょっと厳しいかも。まあ、もちろん、将来蓋を開けてみないとわからないですがね。今悩んでも仕方ないですがね。

株式の期待リターンが下がるってのは、それは仕方ない。外部要因ですから。自分がコントロールできないことに労力割いても、時間の無駄。

コツコツ米国株に投資を続ける人、貯金中毒者、そりゃ前者の方が確実に豊かになれます。でも、現代の長期株式投資、インデックス投資に大きな夢を見過ぎると、将来失望しちゃうかも。

まあさ、長期株式投資なんてホント片手間でやりましょうよ。ほったらかしでいいのがメリットの一つなんですから。こんな株式投資ごときに多大な時間コストを掛けるのは止めた方がいいと思います。投資したら忘れてしまうくらいがちょいどいい。

投資なんて忘れてさ、仕事・恋愛・美味しい食事・海外旅行・ゲーム・読書・合コンを楽しんで、友達・同僚・奥さん・子供を大切にして人生を楽しみましょう!!

株式投資なんてさ、人生の脇役の脇役の脇役っしょ。普段から投資の事考えるなんて、ブロガーだけで十分です。

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