仕事から帰ってシャワー浴びてプレモルで一息ついて、ベッドに座ってテレビ観てました。そしたらちょうどワールド・ビジネス・サテライト(WBS)がやってて、ブラックロック会長さんが大江アナとのインタビューでこんなこと語っておられました。

10%の調整くらいよくあることさ。本当の市場の転換点は今から1~2年後に訪れる。私はそこを注視している。

WBSより


Why!!

世界最大の資産運用会社ブラックロック会長の発言です。米国株投資家として興味津々で聞いてました。最近の株価下落は一時的なバリュエーション調整とのご意見です。で、「本当の市場の転換点は1~2年後に訪れる」そうです。

なぜ!って思います。なんで1~2年後が市場の転換点なのか少しでもいいのでその根拠を語って欲しかったです。そこが肝心なところです。気になる・・。

 

 

ちょっと話変わるんですがね、ブログを運営するにあたってネット文章術の勉強をしていた時期があります。そこで学んだことの一つに「Reason whyを忘れない」というのがあります。ブログ記事で自分の意見を主張したら、必ずその根拠も言わないとダメ。じゃないと、読み手は納得しないと。”Reason why”がない文章、根拠があっても弱い文章ばかり書いていると読者に見放されると・・。

自分が”Reason why”を徹底できているのかと言われれば自信はないですが、なるべく気を付けるようにはしています。ネット文章では先ず結論を先に置く。そして、必ずそう思う根拠をズバッと述べる。後だしはダメ。文章の後ろの方まで(特にサイト初訪問の)読者が、忙しい中読んでくれると思うべきではない。といったことがネット文章では大事だと学びました。なかなか全部実践するのは難しいんですどね。

「先に結論を」「後出しはダメ」というのも大事なことだと思っていますが、「Reason whyの徹底」も同じくらい大事だと思っています。

 

 

あ、で、最初の話に戻りますね。1~2年後が市場の転換点というのがブラックロック会長の意見です。1~2年後って何があるでしょうか?

東京オリンピック?
それは日本経済には大いに関係ありそうですが、米国経済ましてや世界経済には関係ないですかね。

私が思うのはFRBの利上げが終わるのがその頃ということです。FRBは2020年までに段階的に利上げを進めて、最終的に政策金利(FF金利)は3.0%前後に落ち着く見込みです。FRBは2020年までこれくらいのペースで利上げを続けても、米国経済は十分耐えられると踏んでいます。では、この後はどうでしょう。利上げが終わる2020年辺りが景気の転換点。リセッション入り?分かりません。邪推でしたかね。