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「インカム投資に向くハイテク銘柄」でビザ(V)を忘れてもらっちゃあ困るぜ~

      2018/09/29

インカム投資に向くハイテク銘柄(バロンズ)

今週のバロンズに「インカム投資に向くハイテク6銘柄」という記事がありました。私はハイテク銘柄はIBMしか保有しておらず、あと1,2銘柄増やしたいと考えていたのでタイムリーな嬉しい記事でした。

バロンズがピックしていた6銘柄を紹介します。直近の配当利回りと連続増配年数を合わせて記載します。会社名をクリックすると銘柄分析記事に飛びます。

ティッカー 会社名 配当利回り 連続増配年数
IBM IBM 4.1% 18年
AAPL アップル 1.3% 5年
MSFT マイクロソフト 1.6% 14年
ORCL オラクル 1.5% 6年
CSCO シスコシステムズ 2.7% 7年
INTC インテル 2.6% 3年

「インカム投資に向く」と言う割には配当利回りが低い銘柄もチョイスされています。マイクロソフトやオラクル、アップルの3社の利回りはS&P500平均を下回っています。

でも、それは問題ないと思います。
インカム投資≠高配当株投資です。

インカム投資で注目すべきは配当利回りだけではない。

バロンズ


同意です。配当利回りなんて目前の配当と株価を比較してるだけです。目先の配当にとらわれ過ぎることなく、長期的な増配力を意識することが本当の意味での「インカム投資」と言えると思います。

参考になる記事でした。
この6銘柄はどれも欲しい銘柄です。

ただご存知の通り?、私はある程度配当利回りが高くないと投資したくない人です。配当利回りが1%台というのはちょっと嫌だな~と思っちゃいます。アップルやマイクロソフトはバリュエーション的にも割高感はないし、今から投資しても長期では十二分に報われると思います。増配期待が持てます。が、、投資するのはためらわれます。

この中で一番欲しいな~と思うのはシスコシステムズ(CSCO)です。ただシスコは今年めっちゃ株価上がったから、「今から投資するのはなんだか悔しいな~」という思いがあるんですよ。ああ悩む。投資において一番の敵は自分の感情です、ほんと。

 

超有望なハイテク銘柄を忘れないで、バロンズさん

ところで、バロンズはこんなこと言ってます。

ハイテク企業は事業の成長に多額の現金を必要とすることから、インカム投資に適した投資対象とは通常みなされていない。

バロンズ

ただ、上に掲げた6銘柄はすでに成熟期に差し掛かっており、多額の投資を必要とせず株主還元を積極的に行っているということです。

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であれば!
一社忘れてないかい、バロンズさん??

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決済大手のビザ(V)です。
ビザは金融セクターではなくハイテクセクター所属です。

ビザほど事業の成長に多額の現金を必要と”しない”企業はないと思います。

2つのグラフをお見せします。
以前別に記事で紹介しましたが、再掲します。

1つ目、ビザのFY08~FY17の売上高と純利益の推移です。

成長しています。

2つ目、ビザの直近6年間の総純利益と総株主還元額(配当+自社株買い)です。本当は過去10年集計したかったのですが、データの関係で過去6年です。

これすごくないですか?

総還元性向100%を超えています(純利益<株主還元)。純利益以上の株主還元を実施しています。にもかかわらず、事業は成長し続けています。

事業は全然成熟しておらず成長しているのに、そのために多額の現金を必要としていないということです。決済ネットワークというビジネスの特殊性からでしょうか。決済事業の詳しいことはわかりませんが。

ビザの配当利回りは0.6%と低いです。ですがさっき言った通り、配当利回りが低いからといって、インカム投資に向かないわけじゃありません。今のインカムは小さくとも、将来大きなインカムに育つ可能性のある銘柄は「インカム投資に向く銘柄」と言えます。

株主リターンとは最終的にはすべてインカム(配当)に集約されるわけですから、長期投資に適した銘柄を探すとなれば必然的に「インカム投資に向く銘柄」を探すことになります。

極論言えば、アマゾン等の無配企業だって「インカム投資に向く銘柄」と言えます。いつか莫大なインカム(配当)を出すと期待できますから。ちょっとこじつけ感がありますが・・。

ビザは有配企業です。利回りは0.6%で1%台のマイクロソフトやアップルよりさらに低いですが、ハイテクセクターでもっとも「インカム投資に向く銘柄」はビザではないかとさえ思います。

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