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バンガードETF 長期投資にふさわしい銘柄を独断でセレクト

      2016/10/03

四季報

最近、西新宿のブックファーストで米国会社四季報を買いました。
3千円超と結構お高いですが、主要銘柄の定性・定量情報が満載で面白いです。

私はポートフォリオの7割ほどが米国株式です。
最近は時価総額加重平均のインデックスのみならず、高配当や特定セクターのみのETFにも手を出しているので、自分が投資している銘柄の内、主要な会社くらいは事業内容や財務内容を把握しようと思った次第です。

将来的には米国株式の個別銘柄も投資対象として考えています。

個別企業の情報を見るのも楽しいのですが、主要なETFの一覧表もなかなか興味深いです。
知らないETFもたくさんあります。

今回は米国会社四季報に載っているバンガードのETFで長期投資にふさわしいと私が独断で判断している銘柄をピックアップしてみました。

なお、私は通常のインデックス投資戦略に加えて、シーゲル教授の『株式投資の未来』に強く影響を受けており、バリュー銘柄、高配当銘柄を選びがちというバイアスがある点はご了承ください。
ただシーゲル教授の本を熟読していますが、この投資手法は非常に説得力があり高いパフォーマスを生む可能性が高いです。


 長期投資に値するバンガードETF

一覧表

ティッカー 名称 経費率
VTI バンガード・トータル・ストック・マーケットETF 0.05%
VOO バンガード・S&P500 ETF 0.05%
VTV バンガード・米国バリュー ETF 0.09%
VYM バンガード・米国高配当株式 ETF 0.09%
VDC バンガード・米国生活必需品セクター ETF 0.10%
VHT バンガード・米国ヘルスケア・セクター ETF 0.10%
VT バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF 0.14%

これがバンガードのETFの中でも特に長期投資におすすめの商品で全部で7本です。

以下、各銘柄の情報を記載します。

 

VTI バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%を対象にした指数に連動しており、組み入れ銘柄数は3712。

大型株が中心のS&P500に対して、こちらは中小型株もカバーしています。

S&P500に投資するのと迷うところです。
直近5年ではわずかにS&P500のパフォーマンスが上回っています。

経費率は0.05%とバンガードの中でも最安水準であり、アメリカ株式市場に長期投資する銘柄として超優良です。

これを買ってほったらかしにしておくだけで、インフレ加味後の実質リターンで6%は固いと思います。

VTI

VTI銘柄

VOO バンガード・S&P500 ETF

恐らくバンガードの最もメジャーなETF。
S&P500指数に連動し、経費率はVTIと同じく0.05%で激安。

長期投資をするならTOPIXより断然S&P500です。

VOO

VOO銘柄

VTV バンガード・米国バリュー ETF

このETFは四季報を買うまで知りませんでした。

米国の大型のバリュー株(割安株)で構成される指数に連動しており、マイクロソフトなど327銘柄で構成されています。

シーゲル教授によれば、成長著しいグロース株よりも手堅い大型バリュー株を長期で保有し、配当を再投資し続けることが最もパフォーマンスのいい投資方法とのことです。

この投資手法をETFで実現する上で有効な手段となりそうなETFです。

経費率も0.09%と格安です。

VTV

VTV銘柄

ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイも含まれています。
その他主要銘柄は、長期保有に足る優良ピカピカな企業群です。

長期パフォーマンスはS&P500を超える可能性が高いと思います。

 

VYM バンガード・米国高配当株式 ETF

配当平均が市場平均を上回る米国の大型株で構成される指数に連動しており、マイクロソフトなど433銘柄で構成されています。

個人的にはバンガードの中でも1位、2位を争うほど好きなETFです。

利益を内部留保して成長を加速させていくような株が一見高いリターンを生みそうに見えます。
ところが実際は、大きな成長投資が必要ではなく、つまり稼いだキャッシュを株主にガンガン還元できる地味な銘柄を長期保有して配当再投資を続けることが、長期で高いリターンをもたらします。

この高配当戦略を個別銘柄ではなくETFで実現させようとした時に、有力な候補となるETFです。
私も保有しています。

経費率は0.09%で安心です。

VYM

VYM銘柄

VTVと重複する銘柄も結構多いです。
上位銘柄は言うまでもなく、優良大企業群です。
安心して長期保有できます。

 

VDC バンガード・米国生活必需品セクター ETF

生活必需品セクターの米国で構成される指数に連動し、P&Gやコカ・コーラなど100銘柄で構成されています。

生活必需品セクターのパフォーマンスは歴史的にS&P500を凌駕してきました。
過去が将来も続く保証はありませんが、生活必需品というどの時代になっても需要が消えないこのセクターのパフォーマンスが市場平均を上回る可能性は高いと考えます。

高配当戦略に通じる話ですが、生活必需品セクターは古い歴史を持つ企業が多く製造方法やブランドはすでに確立されています。
ビジネスを世界に展開する際の追加投資も多額の資金は必要ではなく、しかしながら豊富で安定的な営業キャッシュを稼ぐことができます。
それらのキャッシュを誠実に株主に還元してくれれば、投資家は報われるでしょう。

VDC

VDC2

パフォーマンスを見てもらえば、S&P500を超えていることがわかると思います。

保有上位銘柄を眺めているともうこのETFだけに投資するだけもいいのは、とさえ思います。

 

VHT バンガード・米国ヘルスケア・セクター ETF

ヘルスケアセクターの米国株で構成される指数に連動しており、ジョンソンエンドジョンソンやファイザーなど345銘柄で構成されています。

ヘルスケアセクターは歴史上、生活必需品セクターをも上回るリターンをもたらしてきました。

製薬や医療機器は儲けも大きいですが、その分多額の研究開発投資が必要です。
ヘルスケアセクターがなぜ歴史的にここまで高いパフォーマンスを残すことができたのか、私はいまいち腑に落ちないのでこのETFはまだ保有していません。

ですが、賢者は歴史に学ぶべきです。
歴史に学べばこのヘルスケアセクターもまたS&P500を超えるリターンをもたらす可能性が高いです。

VHT

VHT2

5年パフォーマンスはなんと年率20.36%。
年率20%といったらバフェット並ですよ。

さすがに年率20%が永続することはあり得ませんが。

 

VT バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF

先進国(米国、日本含む)と新興国計50ヵ国の大中小型株で構成される指数に連動し、7440の銘柄で構成されています。

日本人で最も有名なバンガードのETFはこれだと思います。

全世界の株式市場にこれ一本で投資完了です。

経費率も0.14%と割安です。

投資に興味がない人あれこれ銘柄探索せずに、これ一本だけ保有するのもありです。

私も保有していますが、これ以上追加投資はしないと思います。

このVTも長期でしっかりリターンが出ると思いますが、上で紹介した6本のETFのパフォーマンスには劣ると考えています。

VT

VT2

VT3

 バンガードのETFは低コストでおすすめ!

バンガードは特殊な組織構造のおかげで、米国ETFの中でも経費率は最安水準を誇ります。

米国ETFは買付に結構な手数料がかかるので、インデックスファンドのようにコツコツ少額投資は非効率で最低でも2,000〜3,000ドル以上を一括で購入した方がいいです。

手数料はインデックスファンドや国内ETFより割高ですが、そのデメリットを超えるメリットが安い信託報酬にはあります。

手数料は購入手数料よりも売却まで永続で発生する信託報酬を重視すべきです。

上記でピックアップしたバンガードのETFを長期保有することで、しっかりリターンを得られるはずです。

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