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【UTX銘柄分析】ユナイテッド・テクノロジーズは空調から宇宙事業まで扱うコングロマリット

   

※2016年度データ更新済み

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)をご紹介します。


    UTX財務情報

基本情報

会社名 ユナイテッド・テクノロジーズ
ティッカー UTX
創業 1934年
上場 1934年
決算 12月
本社所在地 コネチカット州
従業員数 197,200
セクター 資本財・サービス
S&P格付 A-
監査法人 PwC
ダウ30
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

UTX地域別売上高

 

事業構成

UTX事業構成

 

業績

 

 

キャッシュフロー

※FY16の営業CFとフリーCFが急減しているのは、キャッシュフロー計算書作成方法の問題であって、実質的に営業CFが減少していることはないと考えている。申し訳ないが、詳細まで調べてない。

 

株主還元

この記事を読むともっとこのグラフを理解できます!

 

連続増配年数

5年

 

バリュエーション指標等(2017/6/26時点)

PER:18.9倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.3% 最新情報はこちら

配当性向:43% 最新情報はこちら

 

感想

B to Bの企業なので個人、特に日本人としては正直馴染みは薄いかもしれないが、資本財セクターの中ではトップクラスの高収益優良企業である。

NYダウ30の構成銘柄でもある。

エレベーター、エスカレーター、空調システム、航空宇宙産業、航空部品、エンジンなど幅広い事業ポートフォリオを持つ。

売上高は560億ドル前後で安定している。

2015年度の落ち込みはドル高の影響。
2016年度もドル高継続で売上高利益ともにほぼ横ばいであった。

EPSは伸長しており、ROEも20%近くあり高収益。

自己資本比率は低めの30%ほどでありレバレッジ経営気味であるが、事業ポートフォリオが多岐にわたっておりビジネスリスクを低く抑えているためであろう。

キャッシュフローはやや不安定ながらも、毎期多額のフリーCFを稼いでいる。営業CFマージンは目安の15%を超えることができておらず、11%前後である。
※FY16の営業CFとフリーCFが急減しているのは、キャッシュフロー計算書作成方法の問題であって、実質的に営業CFが減少していることはないと考えている。申し訳ないが、詳細不明。

株主還元はしっかりしている印象。

DPSは右肩上がり。

配当性向は40%ほどで余裕がある。

自社株買いはそれほど積極的に実施していな印象だが、2015年度に100億ドルの自社株買いを実施しており総還元性向が100%を超えた。

資本財セクターは設備投資に多額のキャッシュが必要であることから、歴史的に市場平均を下回ってきた。

資本財セクターは長期投資としては魅力的ではない面があり、多額を投資するのは控えたい。とはいえセクター別に分散して投資することはリスク低減の上でも有効である。

資本財セクターに投資するとき、ユナイテッド・テクノロジーズはGEや3Mと並ぶ有力候補になるであろう。

 - 米国株銘柄分析