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米国株投資を通じて資本主義社会を豊かに楽しく生きる

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テスラのキャッシュフローを見て感じるアメリカという国

   

テスラはイーロン・マスク氏が2004年に設立した電気自動車のベンチャー企業です。

まだ損益も赤字の企業ですが、時価総額はフォードやゼネラル・モーターズ(GM)などを抜いて米自動車業界トップになった時期もあります。2017年10月現在はGMの方が上です。

これはテスラのキャッシュフローです。

営業CFはマイナスです。まあPLも赤字なのでキャッシュも赤字なわけです。営業CFがマイナスって本来はかなりマズイ状態ですが、テスラはまだまだ成長期なのでマーケットは営業CFのマイナスを材料にテスラ株を売ることはありません。

右端緑色の財務CFが大きくプラスですが、これは銀行からの借金や増資によって資金を調達しているからです。

そして、真ん中の投資CFは大きくマイナスです。
ガンガン設備投資していることがわかります。

テスラは本業が赤字にも関わらず、多額の設備投資をしています。その元手は外部からの資金です。

このテスラのキャッシュフローから、資本主義本場アメリカの力を感じずにはいられません。

結局、企業はどれだけ赤字を垂れ流そうとも資金繰りさえ繋がれば生き延びることができます。赤字の成長企業は、銀行や投資家に見放されたら一発でキャッシュがショートして死亡フラグが立ちます。

逆に投資家の応援がある限りは、企業は投資を続けることができます。

 

テスラではなくアマゾンの話。

アマゾンは巨大企業になり社会に大きな価値を生んでいます。アマゾンのおかげで地方に住んでいても、不自由なく生活できている人が大勢います。東京に住む優位性はほとんどないように感じますね。

アマゾン帝国をここまで作り上げたのはひとえにジェフ・ベゾスCEOの努力の賜物です。ジェフ・ベゾス氏は常に顧客志向を忘れない素敵な人です。

競合を見るな。顧客を見ろ。

ジェフ・ベゾス

確かにジェフ・ベゾス氏なくしてアマゾンという企業は存在し得なかったでしょう。

しかし、アマゾンを創り上げたのはジェフ・ベゾス氏だけではありません。アメリカのマーケットが常にアマゾンを支え続けたから、今のアマゾンがあります。

アマゾンは創業7年間はずっと赤字でした。もちろん営業CFもマイナスでした。ちょうど今のテスラのように。

2000年には大量レイオフを発表して株価が90%近く下落したこともありました。

それでもアマゾンが成長を続けられたのはジェフ・ベゾス氏のリーダーシップだけでなく、赤字でもアマゾンの未来を信じ続けてリスク資金を出した投資家がいたからです。赤字時代からアマゾン株を持ち続けている投資家は莫大なリターンを得ていることでしょう。リスクテイクの正当なリターンです。

こういった将来有望な成長企業を資金面で下支えするインフラが整っていることも、米国から数多くの世界的企業が輩出される背景の一つだろうな~と感じます。

 

ってなことをテスラのキャッシュフローを眺めながら考えていました。

やはりお金が預金で滞留したままでは社会は元気になりませんね。

 - 投資実務