2016年、シーゲル教授の『株式投資の未来』を読んでから米国株式に興味津々なわけです。

今まで見たことなかった、Yahoo Finance(英語版)とかMorning Star(英語版)を見るようになったのは最近の事。

最近、米国株の個別投資をやってみたい!と思い、米国優良企業の財務諸表をエクセルでまとめて確認していました。

Morning Star(英語版)で過去5年分の財務諸表を見れるじゃん!、って知って過去5年分の財務データ分析に勤しんでいました。
米国銘柄分析

本当は過去10年分のデータが欲しかったです。

でも、過去10年分は有料会員限定のようで諦めていました。

モーニングスター画面

Periodを10 Yearsに変更しようとしたら、会員登録画面に切り替わるので無理なんだなって諦めていました。

でも5年分は無料で見れる。

だから先ずは5年分の財務データをまとめて、それを来年、再来年とアップデートしていけば5年後には10年分の財務データが揃うなって考えました。

今回は5年分のデータ閲覧で我慢しようと思いました。

でもね、、さっき何となくマイクロソフトをモーニングスターで調べていて、”Financials”の横にある”Key Rations”っていうとこクリックしたの。

そしたらね、過去10年分の財務データが表示されたんです!!

一瞬、自分の目を疑いました。

そろそろ寝ようと思っていたのに、目が覚めた。

Key Ratios

ここの赤枠ね。

これをクリックするとこんな画面が表示されました。

MSFT10年分

え、ええ。
主要な財務データのみですが、過去10年分見れる!!

以下をクリックしてみて下さい。
マイクロソフト過去10年データ

売上高、粗利、営業利益、純利益、EPS、配当、営業CF、フリーCF、ROEとか主要データは全部ある…。

今まで公開済みの記事は23社分。

すべて5年分の財務データのみです。

頑張ってVlookup関数を駆使して漏れなく5年分のデータを並べていたんです。
仕事以外で、こんなにVlookup関数を使うことがあるとは思いませんでした(笑)。

でも、そんな面倒なことしなくてもモーニングスターのサイトで過去10年分の主要なデータが見れることが判明したのです。

一体今までの自分の作業時間は何だったのか…
会社の昼休み返上で頑張っていたのに。

わざわざエクセルでまとめないでも、モーニングスターのサイト見れば一発でわかるじゃん。

まあさすがにモーニングスターのサイトにグラフまではないので、エクセルでグラフにして視覚化する価値はあるかな~。

今まで公開した23社分の記事は10年分に修正して、再アップしようかと検討中です。

ただ、ちょっと気になっているのはこの過去10年分のデータからは配当金支払額はわかるものの、自社株買いの金額が把握できない気がする。

配当だけでなく、自社株買いも考慮しないと真の株主還元額はわからないです。

特に私が投資しようとしている米国の成熟バリュー銘柄というのは自社株買いにかなり積極的で、配当金よりも自社株買いの方が金額が大きいこともしばしば。

自社株買いの金額だけはもしかしたら、”Financials”のデータから取ってくるしかないかも。

そうすると総還元性向は過去5年分しかやはりとれないかもしれない。

そこは唯一救いというか、今までの自分の作業が無駄にはならない点かもしれない。

S&P100を中心に少なくとも50社は記事にする予定だったので、今23社の時点で気づいてよかったと思うべきか…。

過去10年分にデータ修正して、既公開の記事も更新していこうと思います。

「時間」という最も大切な資源を浪費してしまったようです。orz

これも勉強かな。