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【9月雇用統計】賃金上昇率は鈍く波乱はなし(マーケットに関する雑談)

   

今日(10月5日深夜)の米株式・債券マーケットを見ながら、ぼやき雑談記事を書いてます。
現在5日深夜2時。1時半までマリカーしてました。

9月の雇用統計が発表されましたね。

非農業部門雇用者数 +13万4千人(前年同月比)
失業率 3.7%
平均時給 +2.8%(前年同月比)

もっとも注目していたのは賃金でしたが、結果としては+2.8%とこれまでの上昇率とさほど変わりませんでした。ノーサプライズ。

仮に平均時給が+3%半ば~という結果だったら、期待インフレ率が上昇して債券利回りは急上昇するかもな~と思っていました。そしたら、高配当株は下がるだろうから、ちょっと早いですが今月の買付を実施するのもありかなと身構えていました。が、、不発。

ただ、賃金上昇が鈍い割には債券は売られているなあと感じています。この記事を書いている10月5日深夜2時現在の米10年債利回りは3.23%です。雇用統計を経て、若干利回りは上昇したくらいです。

マーケットは何を感じ取っているのでしょうかね。短期的な株価・債券価格なんてランダムウォークだろ~と開き直らずに、日々のマーケットの動きから色々と地道に勉強していきたいです。毎日毎日、米セクター別の株価、米金利、為替(ドル円、ドルユーロ)をウォッチしています。日々のマーケットを見るのって結構勉強になると思います。正解はない(将来にならないとわからない)わけで、自分なりに仮説を立ててあーだこーだ考えるだけですが、そのプロセスが楽しいです。

セクター別の株価を見ると生活必需品や公益といったディフェンシブ株が強いです。一方で、ハイテク株が売られています。アップル、アマゾン、マイクロソフトそれぞれ2%ほど下げています(深夜2時現在)。

先ほど言った通り、金利はやや上昇気味。
為替はちょっと円高ドル安に動いており、現在113円台半ば。

インフレ率上昇の兆しはあまり見られないものの、長期金利はやや上昇傾向です。景気の腰が折れるのはまだ当面先で、リセッション入りは遠いということを示唆しているのでしょうか。でも、株式マーケットを見るとディフェンシブ株が買われており、保守的な動きも見られます。

債券マーケット・・・景気の先行きに強気
株式マーケット・・・景気の先行きに弱気

ぱっと見では、こんな風に見えます。

う~ん、どう解釈すればいいのだろうか・・。

非農業部門雇用者は+13万人で予想を下回りました。にもかかわらず、失業率は前月の3.9%から3.7%に下がるという不思議。ちなみに、ウォールストリートジャーナル紙によると3.7%という失業率は1969年以来の低水準だそうです。

景気が良くなると転職で給料が上がりやすくなります。個人的な話ですが、最近登録しているリクナビネクストからやけに「スカウトメール」が来ます(昔登録したのを放置している)。ここ数カ月で顕著に増えました。今は転職する気がないので無視していますが、募集内容を見ると条件は悪くないです。今より年収が上がりそうな求人もちょくちょくあります。日本も景気は好調で人手不足と言われています。

アメリカは日本よりも雇用市場が流動的ですし、3.7%まで失業率が下がっていれば労働者のお給料はもっと上がっても良さそうに感じますけどね~。ここまで失業率が下がって労働者の給料交渉力が増しているにもかかわらず、賃金上昇に勢いは付いていません。日本で言う非正規雇用的な低賃金労働者が増えているだけなのかも。

賃金が上がらずインフレ期待も高まらないのに、金利が上がっているのは中央銀行のせいかもしれません。各国中央銀行の金融緩和策の解除が、債券利回りを正常値に戻している可能性があります。今の3.2%という10年金利でさえ、2%というインフレ率を考えれば低いです。

 

長期金利=短期金利+期待経済成長率+期待インフレ率+リスクプレミアム
となるのですが、私の意見としては今の長期金利上昇はリスクプレミアムの上昇です。

やっぱりFRB等中央銀行のジャブジャブ金融政策のせいで、債券はバブル気味なんじゃないでしょうか。それが今、徐々に調整されているように見えます。そんな風に感じています。直感ですが。

S&P500の予想PERは現在18倍程度で、過去から見るとやや高いです。ですが、そのバリュエーションは適正値の範囲内だろうと思います。なぜかって、インフレ率は今の低い状態が続きそうだからです。

つまり、株価の下落は続かないと思います。今は中間選挙を前に一度しゃがんでいるだけかな。

株式の緩やかな強気相場はまだ続く(いつまで続くかは分からないが)、債券の強気相場は終わる。素人なりの今の僕の意見です。株式投資家にいささか都合が良すぎるシナリオかもしれませんが・・。

「雇用統計後の数時間のマーケットだけで勝手に想像し過ぎ!」って思われるかもしれませんが、まあ仮説です。答えは時間が経てば嫌でもわかります。

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