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【SBUX銘柄分析】スターバックスは最も成功した世界最大のコーヒーチェーン

   

※2017年9月期決算データ反映、内容更新(2018/1/31)

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はスターバックス(SBUX)をご紹介します。


   スターバックス財務情報

基本情報

会社名 スターバックス
ティッカー SBUX
創業 1985年
上場 1992年
決算 9月
本社所在地 ワシントン州
従業員数 254,000
セクター 一般消費財・サービス
S&P格付 A-
監査法人 Deloitte
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

SBUX地域別売上高

 

商品種類別売上構成割合

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

※FY13は純利益過少で配当性向、総還元性向ともに異常値となるので便宜上100%としています。

 

連続増配年数

7年

 

バリュエーション指標等(2018/1/31時点)

PER:18.9倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.1% 最新情報はこちら

配当性向:48% 最新情報はこちら

 

感想

スターバックスは全世界75カ国で展開する大手コーヒーチェーンです。日本にも数多くのスタバ店舗がありますね。特に都内は主要駅周辺には必ずあります。

私は勉強もブログもあまり家で作業できない性格でして、いつも都内のどこかのスタバで作業していることが多いです。スタバのコーヒーが特に美味しいとは思わないのですが(笑)、落ち着いた雰囲気で長居できる環境が好きで通っています。今までスタバに落としたお金を計算したら一体いくらいになるだろうか・・。学生時代は高くてなかなか行けなかったスタバ。社会人の今ではスタバくらいいつでも気軽に入れます。そんな些細なことが自分にとって小さな幸せだったりします。

直営店とフランチャイズ店がありますが、スタバは直営店の方が多いです。全世界で約27,000店舗ありますが、うち約半分の13,000店舗が直営店です。マクドナルドなどがフランチャイズ化を推進しているのは対照的に、スターバックスは未だに直営店が多いです。利益の約8割は直営店が生み出しています。

ちなみに、日本の店舗はほぼすべて直営店です。スタバの店員さんはとても愛想がよくて気持ちいい方が多いですが、フランチャイズではなく直営なのが影響しているのかもしれません。スタバがコストを掛けてでも直営店運営にこだわっているのは、サービスの質を落としたくないからという理由が大きいと推測しています。

直営13,000舗の内、米国に約8,000店、中国に1,500店、日本に1,200店、カナダに1,100店あります。

フランチャイズ店舗は韓国やイギリス、メキシコに多くあります。
(もちろん、一番多いのはアメリカです。)

 

過去10年分の財務データを見てみました。

売上高は毎年成長しており、FY08に100億ドルだった売上高は直近FY17には220億ドルとなっています。粗利率も60%付近をキープしており、収益性を損なうことなく成長していることがわかります。

スタバはコーヒーもフードも結構お高いですからね、粗利率はやはり高いです。ドトールで200円のコーヒーがスタバでは300円です。この100円の差は収益性を大きく変えます。販売価格の上昇は粗利の増加に直結します。

FY13に営業利益マイナス(グラフにはないが)で純利益もほぼゼロとなっていますが、すみませんが理由は分かりませんでした。翌年以降利益は戻っているので、何か一時的な費用が発生しただけだと思います。

営業CF、フリーCFも売上増加に伴って増えています。直営店が多く設備投資が必要と思われますが、その割にフリーCFは潤沢だな~という印象です。営業CFマージンは15%を超えており高収益です。

配当は2010年から出しており、以降増配を続けています。配当性向50%未満と余裕あるので今後も増配は期待できそうです。自社株買いは非常に積極的で、直近5年間では配当総額より自社株買い金額の方が大きいです。総還元性向は最近は100%を超えています。

 

全米で約3万3千軒のコーヒーショップがあり、市場は飽和状態だと言われます。マクドナルドなどではスタバより遥かに安い「本格コーヒー」を提供しています。そんな中、スタバの未来を悲観する声もちらほら聞かれます。

しかし、私は少なくとも日本のスタバの様子を見る限りそんなに悲観はしていません。なぜなら、スタバが売っているのはコーヒーではなく、その独特の異空間だからです。この空間を求める顧客がいる限り(私のような)、どれだけコーヒー市場が飽和してもスタバは安泰だと思います。スタバの競合は他のコーヒーショップではなく、ファミレスとか図書館などでしょうか。要するに顧客の時間の奪い合いですね。

 - 米国株銘柄分析