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投資の前に先ず貯蓄 資本論と倹約のススメ

      2016/10/03

低コストの株式投資を長期で続けることは経済的に合理的だと私は思っていますが、そのためには初期資金が必要です。

個人の収益はよくこのような式で表現されます。

個人収益=収入ー支出+(運用資産×利回り)

株式投資を長期で続けることは、この運用資産の規模を時間とともに拡大させていくことを意味します。そのためには最初はその元手を得る必要があります。
資産規模がある程度に膨らめば後は複利のパワーで時間とともに拡大させていける可能性はありますが、最初の投資資金はどうしても自分で調達する必要があります。

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 節約と資本論

自分で調達するというのは、働いて稼いだお金を貯蓄して貯めるということです。

収入ー支出をなるべく確保するということです。

若いころは自分への投資にお金を使うという考えも大切なのでそこは人それぞれバランスですが、労働者としてのスキルを磨く一方で、資本家への道を進むことも資本主義社会をより豊かに生きるためには必要だと思います。

収入ー支出を増やすためには収入を増やすか、支出を減らすかという単純な結論になりますが、まずは支出を減らすことに注力すべきです。

収入を増やすよりも支出を減らすほうが容易だからです。
いきなり収入を増やすのは難しいです。
給与収入とは、会社から見れば労働力の購入費用ですが、これはどのように決まるのでしょうか。

給料は労働者の再生産費用

様々な考えがありますが、私はマルクスの『資本論』の考えを知って納得したことがあります。原書は挫折したので(笑)、池上彰さんや佐藤優さんの書籍で勉強しました。

『資本論』ではお給料を、労働者の再生産費用だと考えるらしいのです。

再生産費用とは小難しい表現ですが、労働者が明日も元気に働いて家族も養う、この分の費用相当だということです。つまり、日々の食費や住居費、ちょっとした娯楽、子供の教育費などを賄う標準費用です。

あなたの能力や学歴ではなく、あなたが明日また元気に出社するための費用がお給料なのです。もちろん企業の規模や収益性によって給与水準に差はありますが、給料決定の背景にこのような思想があることは知っていて損はないです。詳しく知りたい方は以下を読んでみて下さい。

・高校生からわかる「資本論」(池上 彰)

・資本主義の極意(佐藤 優)

配偶者扶養手当や子供手当は独身の私には不利ではないか、と正直不満を持っていましたが、『資本論』の考えを知って納得しました。

 

倹約とは支出を社会平均以下に抑えること

ここで着目すべきは労働者の再生産費用は社会の平均値ということです。

平均的な食費、住宅費等を前提に給料が決められている。

ということは社会平均的な生活水準をしていれば、日々の収支はトントンになって然るべきということです。毎月お金がなくて苦しいと嘆いている人をよく見かけますが、資本論から考えればそれは当然と言えますね。

そこを逆手にとることが倹約による貯蓄です。

逆手というのは給料が社会平均的な生活費と同額ということは、自分の生活費を社会平均値以下に抑えることができればその余剰分が貯蓄になるはずです。
まあ要するに、無駄なコストをかけずに日々の生活費を極力抑えて節約して貯金しましょうという有体な結論になるわけですが。

社会平均とは明確な定義はありませんが、日本であればプライバシーを確保できる住居、きれいな水・電気・ガスの供給、一日3食分の食費、たまに旅行、生命保険、自動車保有、などなど世界的にみてもかなり高水準ではないでしょうか。

 

固定費を削減しよう

若いうちの投資元手が大事とはいえ、一度の20代を楽しく過ごすことも同じくらい大切なはずです。日々の生活をケチケチし過ぎるのも精神的によくないと思うので、大きな支出、特に固定費に絞って生活をスリム化していきたいところです。

・そんなに広い家が必要か?
・新築マンションを買う必要があるのか?
・生命保険は必要なのか?
・都内で自動車は必要か?

これらの要否をよく考えてコストを抑えることができれば、ある程度お金が余るはずです。
それを地道に続けて、少しづつ株式投資に振り向けていくことが資本家への第一歩になるはずです。

 - 投資理論・哲学