Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!

米国株投資を通じて資本主義社会を豊かに楽しく生きる

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節約ばかりしてお金を使わない人はビジネスで成功しない。なるほど、では投資でも成功しないのか?

   

「節約ばっかしてほとんど金を使わない奴がビジネスの世界で成功するわけないだろ。自分自身が身銭を切って価値ある楽しい体験を買わないで、他人にお金を使わせたくなるようなサービスを生み出せるわけがない。」

こんな主旨のことを何かの本で読んで、ああなるほど確かになって思いました。この本に出合った当時、僕は投資マネーを貯めるために節約生活を送っていました。お昼の外食禁止、会社には水筒持参、夕食は冷凍しておいたご飯と買ってきたお惣菜を少し、飲み会は基本的に参加しない(これは今も変わらないけど)などなど。

こんだけ節制して極力お金を使わず、何の「体験」も買ってない自分が何かビジネスを興して成功するのは絶対に無理だろうなって思いました。まあ別に脱サラして起業するつもりもなかったですけどね。

私は起業はしてませんが投資はしています。ロバート・キヨサキ氏の「4つのクワドラント」で言えばS (Self-Employee)ではないけどI (Investor)ではあります。もちろんE (Employee)でもあります。

Sクワドラントで成功するには豊富な消費経験が必要なのかもしれません。もちろん事業の種類によるとは思いますが。私はブログやYouTubeなどのコンテンツビジネスに当時興味があって(今もありますが)、人をワクワク楽しませることができるようなコンテンツを作って自分も経済的に成功できればいいなあと思っていました。そんな中あの書籍の文章を読んで、「あ、ケチケチお金を使わない生活をしている僕なんかが、人を楽しませるサービスを作るのは無理だな。確かにその通りだな。。」とシューっと気持ちが沈んだのを覚えています。

そんなわけで今は趣味の延長でブログをやっているものの、主なお金稼ぎの手段はE (Employee)とI (Investor)です。サラリーマン兼米国株投資家です。

ここでふと思ったのが、消費体験に乏しい自分は投資家としても不利なんじゃないかってことです。

株はビジネスの一部です。注目すべきは株価ではなく、事業そのものでなくてはなりません

ウォーレン・バフェット

このように言われるくらいです。投資=ビジネスならば、ビジネスが不得手なら投資も不得手ということになります、論理的には。

節約してお金を使わなくても、投資ではそれほど不利にはならない。

決算での残業がかなり多かった数年前はよく晩酌してました。自宅近くにあったピアゴというミニスーパーで発泡酒(たまに贅沢したいときはプレモル)とおつまみを買って、家でテレビやYouTube観ながら飲んでました。帰るのが22時とか23時とかで風呂入って寝るだけだし、当時はまだブログもやってなかったので、酒に酔って頭が回らなくなっても別にいいやって思ってました。ちなみに、缶ビール1本飲むだけで読書、ブログはできなくなります。。

ここ数年でだいぶ残業が減りました。おかげで平日の夜に時間を作れるようになりました。早く上がれるからってみんなで飲みに行ったりすることはほとんどなく、基本的にまっすぐ家に帰ります。寄り道するとしてもカフェか本屋くらい。18時過ぎに自宅に着けば、ちょっと読書してブログ1記事書いてもまだ時間が余ります。そんなわけで、最近ほとんどお酒を飲まなくなりました。お酒を飲んじゃうと、自宅に着いてから床に就くまでの膨大な時間を無駄にしちゃうので。

昔からタバコは吸いません。一度も吸ったことありません。コーラなどのジュースを飲むこともあまりないです。せいぜい月に1,2本くらいかな、仕事で疲れている時に。スナック菓子は結構好きで食べますかね。この前フリトレーの「チートス」が薬局で売られていたので、ペプシコ株主として一袋買ってみました。まあまあ美味かったです。でもやっぱ、「じゃがりこ」とか「チップスター」の方が好きやな。日本のお菓子はクオリティ高いと思う。

酒は飲まない、タバコも吸わない、コーラも飲まない。こんな自分がよくフィリップモリス、アルトリアグループ、コカ・コーラに投資できるなって思います(笑)。スナック菓子のペプシコはまだいいとして。酒類メーカーには今のところ投資してませんが、ディアジオなんて気になってる銘柄の一つで時々バリュエーションをチェックしています。

生活必需品セクターは身近なのがいいところですが、私にとっては実はそんなに身近じゃない商品も多いです。その筆頭がタバコですね。タバコの何が爽快なのか全く理解できませんから。なのに私のポートフォリオの15%はタバコ会社です。

こうやって消費体験に乏しいと投資判断に自信が持てなくなる面は確かにあります。「お金を使わない人はビジネスで成功しない」という指摘は、ビジネスだけでなく株式投資にも当てはまるのかもしれません。

ただ、投資はビジネスよりマシかな。自分の経験値が少ない分野に投資したからって失敗するわけではありません。全く知らない分野で起業するのは危険ですが、資本を出すのはそんなに危険とは思いません。きちんと情報を開示している上場株に限りますけどね。情報が少ない非上場株などはその道に精通してないとリスキーです。

なぜ投資なら大丈夫なのかと言えば信頼性の高い数字があるからです。これは大きい。タバコを年間何百億本出荷しているのか。その販売収入はいくらだったのか。原価はいくらで粗利はどれくらいあるのか。タバコを販売するためにどれくらいの人件費、販促費がかかっているのか。こういったことは財務諸表を見ればすべて客観的な数字でわかります。

自分の経験を頼りにせずとも、信頼できる会計監査済みの数字を見ることでビジネスの好不調を知ることができます。どれくらい儲かっているかわかります。

下手に自分の経験を過信するよりも、謙虚に慎重に過去の数字を念入りに見た方が投資成果は上がるかもしれません。もちろん、数字は過去の結果でしかなく、それが未来を保証してくれるわけではありませんが。

サラリーマン投資家はどうしても消費体験が乏しくなりがちです。なぜなら、投資に資金を回すためには大なり小なり節約が必要だからです。節約=お金で買える体験を捨てること、なわけですが幸い株式投資は消費体験が乏しくても成功できるチャンスは大いにありそうです。数字です。数字をしっかり見ることが、少ない消費体験を穴埋めしてくれます。

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