ファミリーレストランのロイヤルHDが「現金支払いお断り」の店舗を実験開店するそうです。

いいですね。Edyなどの電子マネー愛用者です。電子マネーが使える店だったら必ず電子マネー使っています。ポイントが貯まるからではなく、単に現金を取り出すのが面倒だからです。Edyならシャリーン♪の3秒で決済終了です。

お金の本質は紙幣ではありません。紙幣より電子マネーの方がよほどお金の本質に近いです。

日々生活するにはお金が必要です。電車に乗るにも、コンビニでパンを買うにも、自販機でコーヒー買うにもお金が必要です。お金を粗末にしてはいけません。「1円を笑う者は1円に泣く」と言います。金融商品選びではコンマ数%でもコストにこだわるべきです。

一方で、お金は所詮システム上のデータ、数字の羅列に過ぎないというドライな感性も必要だと思います。そのドライな感性を持てると、カネ離れが良くなる気がします。投資でも消費でも、もはや浪費でもいいから、お金はドンドン使った方がきっと幸せな人生を送れるんだろうなって最近よく思います。

私、ブログで「カネは所詮幻想だ!」とかたまに書いていますが、そのくせ自分はまだお金の奴隷から完全に開放されていないと自覚しています。頭では理解しているけど、やっぱりお金にはこだわりがちです。「こんなの無駄遣いだろ」ってすぐに思いがち。でも、無駄遣いなんて本当にあるんでしょうかね。ただの食わず嫌いなだけの可能性が高いと思っています。お金で色んな経験・体験を買った方が人生は楽しくなるに決まっています。

株式投資は楽しいし、資本所得を構築している感が好きです。だからこれからも続けます。ただ投資も大事ですが、もっともっと消費・浪費もしていきたいです。そのために高配当株に投資を続けます。配当としてキャッシュを一度吐き出してもらいたいんです。たとえ税金が掛かっても。これはもはや投資リターンどうこうというより、自分の価値観・感情論です。

 

ところで、紙幣よりも電子マネーの方が「お金を払っている感」がないと思いませんか?
実際に財布から現金を出すと「お金を払っている感」がします。やっぱり、実際に財布の中から紙幣や硬貨が物理的に消えますから。電子マネーはデータ上の数字が変わるだけですから、精神的な負担感が少し軽い気がします。

Edyの「シャリーン」、Suicaの「ピッ」、iDの「タントン」??、とかの効果音は「お金を払った感」を消費者に持たせるためにあるそうです。

確かに「シャリーン」の音を聞くと「あ、払い終わったな」って思います。