米国株主要銘柄の高ROEランキングを作りました。ただし、幣ブログ中の「米国株銘柄分析」で紹介している銘柄に限ります。大手企業は概ね網羅できているつもりです。

あと、直近決算単年のROEは、税制改革等の一時的な要因によって上振れしたり下振れしたりします。なので、過去10年のROEを単純平均した数字を算出しました。

では、発表します!!

ティッカー 企業名称 ROE(過去10年平均)
LMT ロッキード・マーチン 188.4%
MO アルトリア・グループ 112.0%
CL コルゲート・パルモリーブ 103.6%
BA ボーイング 102.6%
ABBV アッヴィ 78.8%
PM フィリップ・モリス・インターナショナル 77.0%
HD ホームデポ 72.2%
IBM IBM 71.1%
MCD マクドナルド 47.9%
MA マスターカード 45.7%
VZ ベライゾン・コミュニケーションズ 39.1%
PEP ペプシコ 36.5%
AAPL アップル 36.3%
UL ユニリーバ 34.4%
MMM スリーエム 33.2%
MSFT マイクロソフト 29.8%
KO コカ・コーラ 26.3%
BMY ブリストル・マイヤーズ・スクイブ 26.0%
CSCO シスコシステムズ 25.2%
NKE ナイキ 24.0%
AXP アメリカン・エキスプレス 23.9%
UTX ユナイテッド・テクノロジーズ 21.2%
AMGN アムジェン 20.9%
ORCL オラクル 20.8%
JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン 20.6%
WMT ウォルマート・ストアーズ 20.1%
XOM エクソン・モービル 19.8%
INTC インテル 18.7%
PG プロクター&ギャンブル 18.3%

 

ROEが高い銘柄を選んでおけばそれでOKなんて単純な話ではありませんが、参考になる指標です。ROEが高いってことは、それだけ過去の株主資本に対して高い利益を出してきた証です。今後も引き続き、株主資本に対して高い収益で報いてくれる可能性が高いと言えます。

1位は軍用機メーカー大手のロッキードマーティン。

アルトリアやフィリップモリスといったたばこ会社も上位にいますね。ちなみに、フィリップモリスは現在は純資産マイナスでROE測定不能になっています。

「伊藤レポート」によれば日本企業の平均ROEは約8%、米国企業のそれは15%です。

ここで紹介した企業は、日本平均はもちろんのこと米国平均も余裕で超える銘柄ばかりです。しかも、過去10年平均であることをお忘れなく。直近の数字を使えば、もっと高いROEが算定された可能性もあります。

上のROEランキング表にあるような、一部の優良企業を粘り強く辛抱強くホールドし続けることが、長期投資成功の一般解だと思います。

ちなみに、私の保有銘柄も結構ランクインしてました。
上から順に、
コルゲート・パルモリーブ(103%)
アッヴィ(78%)
フィリップモリス・インターナショナル(77%)
IBM(71%)
ベライゾンコミュニケーションズ(39%)
ペプシコ(36%)
コカ・コーラ(26%)
エクソンモービル(19%)

あなたの保有銘柄はどうでしたか?