すっごいプライド高い人っていませんか、周りに。
・失敗を認めない
・自分の考えが正しいと確信して疑わない
・素直に謝らない、言い訳が多い
・飲み会などで自分の自慢話が多い

こういうタイプ。

学歴競争で負けたことがない「エリート」、親が裕福な良家出身の「エリート」によく見られる。

そういうプライドはさっさと捨てた方が楽に自由に過ごせます。世の中が豊かになって社会全体の所得が上がれば上がるほど、自分一人でできることは限定的になります。リカードの「比較優位の原理」です。何でも分業分業。お金を払って社会の助けを得ないと、今の高い生活水準を維持するのは絶対に不可能。

組織の中での仕事も一緒ですね。たくさんの部署に分かれて、その部署内でも様々な役割があります。自分は1歯車でしかないという謙虚な姿勢は大切だと思います。目立たない裏方部署の努力があって組織は回っています。総務部とかIT部門って普段は存在すら忘れられることもありますが、無くてはならない機能です。自分一人でできる仕事なんて限られます。

全能感というか、「俺優秀だからな」的な勘違いはなるべく早く消し去った方がいい。これは周りに言われて気付くのは難しくて、自分で気付くしかない。てか、普通なら気付く。実際に仕事の現場に放り込まれて、思うように仕事ができず先輩や同僚に迷惑ばかり掛けていると嫌でも気が付くもんです。だから失敗は大事ですね。下手に仕事が上手く行くとダメかもね。周りのサポートあっての成果だとわかってるならまだ救いようがありますが。

本当に能力が秀でているなら、高いプライド持ったままで全然いいと思うんですよ。本田圭佑みたいな。彼に嫌味な感じがしないのは、彼が間違なく世界トップクラスの一流サッカー選手だからです。普通に大学卒業して月給20万円ちょいのサラリーマンとしてキャリアをスタートする人が、本田圭佑みたいなみたいな態度してたら周りはしらけちゃいます。

学生時代に肥大化したプライドは20代のうちに除去した方がいい。20代までやな。30、40になってもその状態だと改善は難しいと思います。若い内は周りに色々と指導してもらうチャンスもあるしね。言ってもらえるうちが花。年取ると誰も言ってくれなくなるからな。陰口叩かれるだけで。