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OPEC減産合意で原油価格急上昇もエネルギー株投資チャンスはまだある!

   

9月28日、アルジェリアで開かれた非公式会合でOPECは原油価格を押し上げるためには減産が必要だとの認識で一致しました。

8月に日量3320万バレルから3250万~3300万バレルに減産することを提案しました。

これはマーケットにはサプライズでした。多くの市場関係者はどうせこの会合でも何も決まらないだろうと思っていたはずです。

この日、原油先物価格は5%以上上昇し、エクソンなどのエネルギーセクター株は4%以上上昇しました。

2014年の6月頃から下落し始めた原油価格。当時1バレル100ドル台でしたが2016年初には30ドルを割り込むまで下落しました。今は48ドルほどまで戻しています。

原油価格の下落によってエネルギー株の株価も下落しており、これをエクソンモービルやシェブロンなどへの投資チャンスかなと思っている投資家も多いことかと思います。

私も、保有しているエクソンモービル株を追加買い増ししようか悩んでいました。

そんな折にこの株価急上昇。

株を買えなかった人は落胆しているかもしれません。

でも大丈夫、エネルギー株への投資チャンスはまだまだ残っていると思います。


    エネルギー株への投資妙味はまだあり

OPECのアルジェリアでの会合はあくまでも非公式であり、あくまでも認識の一致ということです。まだ減産合意に至ったわけではありません。

減産計画の概要が示されたに過ぎません。

最終的な結論は11月の総会で決まります。

イランは減産対象から除外されているし、イラクはOPECの産油量データにいちゃもんを付けており、リビアやナイジェリアも増産を試みています。

仮に減産が実現されたとしても減産の量はそれほど大きくなく、供給過剰の状態は当面続くと見られます。

さらに、原油価格が上昇すれば米シェールオイル生産業者が生産を再開させる可能性が高いです。そうすると、せっかくのOPEC減産分がシェールオイル生産増加分と相殺されてしまい、結局需給関係は改善せず原油価格も思ったほど上昇しないリスクがあります。

シェール生産業者は厳しい市況環境で多くが倒産しましたが、残った業者はコスト削減を徹底しており、低い原油価格のもとでも利益が出る体質になってきています。

OPECでの会合は確かに原油価格にプラスでしょうが、市場の反応はやや過剰かもしれません。

このまま、一気に原油価格が上昇し続けてエネルギー株も買われ続ける可能性は低そうです。

シティバンクのアナリストは2017年下旬で1バレル60ドル前後を予想しています。
これは2015年初と同意水準です。

11月の総会もどうなるかわからないし、原油価格の先行きは当面はまだ不透明ですが徐々に需給は改善して原油価格も上昇していくと思われます。国際エネルギー機関IEAによると、2020年の原油需要は日量1億バレルにもなるとのこと。

エネルギーセクターはシーゲル教授も推しているセクターであり、その優位性は21世紀の今もあると思います、今だからこそより長期投資の優位性があるように思えます。

エネルギー株が上昇していますが、買い逃したと焦る必要はなさそうです。

エネルギーセクターは有望だと思います。ETFや個別優良株で少しづつ買い増していく価値はあると思います。

 - 投資実務