ブロックロックの高配当ETF[HDV]に投資しています。HDVはモーニングスター配当フォーカス指数に連動していますが、同指数は四半期に一度のペースで銘柄入替を行います。今年最後の銘柄入替が12月21日に実施されました。
主な追加銘柄
ロッキードマーチン(LMT)
ブロードコム(AVGO)
主な除外銘柄
マクドナルド(MCD)
LMTは米国最大の軍事企業です。ステルス戦闘機やミサイル防衛システムなどを製造し、主に米国政府に販売しています。売上高の7割が米政府であり、LMTの収入は軍事予算次第です。
LMTは2014年12月~2017年9月までHDVの構成銘柄でしたが、配当利回りが下がっていたことを理由に除外されていました。そして、今再び利回りが上がってきたということでHDVに加わりました。現在の配当利回りは3.4%。
結果論ではありますが、2017年9月の最高値付近でLMTを除外しました。やるじゃん、HDV。そう言えば、最近バロンズがロッキードマーチンやレイセオンといった軍事企業が割安と報道していました。このタイミングでのLMT追加は良い判断かもしれません。
ブロードコム(AVGO)は今年6月にHDVに加わったと思ったら9月ソッコーでクビになりました。と思ったらまた復活かい・・。AVGOは”Distance to default”という項目をクリアしたということで追加になりました。まあ、こういう銘柄回転はHDVでは”あるある”なんで、もう何とも思いません。
LMT追加は大歓迎ですが、AVGOはどうせまたすぐ除外される可能性が高いのであまり歓迎してません。個別株で投資を考えない半導体銘柄にアプローチできると思えばありがたいですがね。でも、3ヵ月でコロコロ入れ替えるのはできれば止めて欲しいわ。
一般消費財セクターの優良銘柄マクドナルド(MCD)が除外となりました。理由は配当利回りの低下。とは言え、、今のMCDの利回りは2.6%もあるけどね。
MCDは2012年12月にHDVに加わって2017年9月に除外されるまで5年弱も在籍していました。2018年3月にふたたびHDVに加わりましたが、1年ともたずに今回除外となりました。あくまで利回り低下に起因する除外なので、利回りが上がればまた加入してくるでしょう。MCDは超優良銘柄なので、ぜひまたの参加を期待したいです。
現在の主な構成銘柄とセクター比率
大型株中心で安定感のあるポートフォリオです。個別株で保有している銘柄との重複を避けるため、今後HDVの保有割合は減らすつもりですが、依然として高配当ETFの中では一番のお気に入り商品です。
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【バロンズ】ロッキード、レイセオンなどの軍事企業が割安らしいよ
いつもHiroさんの記事を楽しく読んでいます。もはや日課です 笑
さて、私も高配当株狙いで米国株投資をしていますが、米国株の先行きが不明瞭なことや、現金比率が30%を切ってきたのでしばらく売買を止めようかと思います。長期的にはフルインベストメントの方がリターンが高いのは分かっているのですが心情的な問題です。
もう少し下がったら買いたいですが、何がいいですかね。JNJか、配当狙いでTか、手堅くIVVやVYMか。悩みますね。。。
いつもありがとうございます。
こういう下落相場を経験すると現金ポジションの重要性を痛感します。
株式は期待リターンがプラスですから、フルインベストが理論的とは言え人間はそんな理論的に行動できる生き物じゃないですよね。
自分が安心してる眠れる現金比率を維持するのは、全くもって普通のことだと思います。
心情的な問題こそ重要です。
JNJ、T、IVV、VYM
どれも素晴らしい銘柄。
どれを買っても長期ではしっかりリターンが付いてきそうです。
自分が売っておいてなんですが、AT&Tのバリュエーションはとても魅力的に見えます。
いくら利益成長が緩やかとは言え益回りが高過ぎに見えます。
ホント、HDVは優秀だなぁ。
配当狙いの個人投資家は、あれこれ個別株を吟味するよりも、HDVを買っとけば、それでいいんじゃなかろうか。
HDVいいですよね。
コスパだけを考えれば、HDVに限らずETF(ないし投資信託)の方がいいと思います。
一番安心できるのはやはりS&P500ですかね。
個別銘柄は検討に時間かかるしリスクもあるし、それでS&P500指数を超える保証もありませんから。