トランプ相場で上昇局面が続く中、2月は1つ取引を行いました。エクソンモービル株を約50万円追加購入しました。1月に引き続きの購入。

2017年、原油価格は1バレル53ドル付近をウロウロしており特に暴落はしていませんが、エクソンモービル株は軟調に推移しています。配当利回りも3.6%強と魅力的に見えました。

と、、年初からXOMの爆買いを続けた結果、現在のポートフォリオの個別株で最大の銘柄となりました。XOMだけで全体の11%を占めます。今後も買い増したい銘柄ではありますが、ちょっと買い過ぎには気を付けねばならないな。

XOMは長期保有に適した優良株だと思っています。2016年米国企業で最も配当総額が多かった企業がXOMです。XOMは原油価格が下落して厳しい市況だったにも関わらず、1株当たりの配当を2.7%増加させ75セントとしました。

いかに株主利益を意識した経営をしているかは、経営理念や中期経営計画目標なんかよりもキャッシュで判断するのが最も手っ取り早くかつ合理的です、”Show me the money”。キャッシュで判断する限りXOMは株主のために誠実にビジネスをやってくれています。これからも保有し続けます。

 

さて、2017年2月末のポートフォリオ(現預金含む)です。

ティッカー 銘柄名 時価評価額[円]
HDV iシェアーズ コア米国高配当株 ETF 4,366,651
VDC バンガード・米国生活必需品セクターETF 3,178,474
XOM エクソンモービル 1,894,028
PM フィリップ モリス インターナショナル 1,702,410
KO コカ・コーラ 1,483,799
XLP 生活必需品セレクト・セクター SPDR ファンド 1,228,736
PFE ファイザー 1,105,239
VZ ベライゾン・コミュニケーションズ 686,404
VIG バンガード・米国増配株式ETF 312,011
現預金 現預金 1,525,283
合計 17,483,035

ETFは最近はほとんど購入していませんが、相変わらずポートフォリオの主力を担っています。HDVとVDCだけで全体の4割超。

ただ、段々と個別株の勢力が増しています。前述のとおりXOMがトップで、次がフィリップモリス(PM)。

PMは最近グングンと株価を伸ばし過去最高値を記録しています。

現預金が150万円あります。現預金比率は9%ほどで全資産の91%が株式。世間一般の感覚で言えばフルインベストな状態でしょうか。しかし、私にとって150万円の預金は絶対額としてちょっと持ち過ぎかな~という印象です。

トランプラリーが続く中ですが、引き続き様子を見て積極的に優良株を買っていくつもりです。

 

さて、米国マーケット。

トランプ大統領の当たり障りのない議会演説でしたが、株価はプラスで反応しました。S&P500指数は昨年11月の大統領選から10%以上も上がっています。かなり早いペース。

株価は意外に上がり続けるものなのでまだまだ上昇は続くかもしれませんが、そろそろ慎重になる時かな~なんて思います。WSJによると、最初株価上昇に懐疑的だったウォール街のストラテジストたちが強気姿勢に転じているとのこと。

消極的な強気論者が、高値圏にある株式相場を懸念する一方でメルトアップラリー(想定外の相場急騰)に後れを取るリスクを気にせざるを得ないことを物語っている。

(ウォールストリートジャーナル)

「周りのみんなが株価上昇で儲かっているのに俺だけ置いてきぼりになるわけにはいかないぞ!」という発想はあるでしょうね。ファンドマネージャーはインデックスと比較される立場ですし。

周りが熱狂し出したら慎重に。アメリカでは富裕層を中心に超高級車の売上が急増しているそうです。ベントレー、フェラーリ、ポルシェ、マセラティなど。前年同期と比べて20%近くも高級車の販売台数が増加しています。

高級車が売れている=相場が熱狂している、というのは余りに安易な発想ではありますが、好調な株式相場による資産効果が表れているのは間違いないと思います。

FRBにも注目。最近FRB幹部のタカ派的な発言が目立ちます。3月14日-15日のFOMCで利上げする可能性も十分にあり得ます。FF金利先物から推測される3月の利上げ可能性は50%。最近のドル円為替相場を見ると、マーケットが利上げを相当意識しているように感じます。

 

一時的にマーケットから降りる必要なんて全くないと思います。そんな馬鹿みたいな高バリュエーションとは思いません。引き続きコツコツ投資を続ければよいかなと思います。