日用品最大手プロクター&ギャンブル(PG)のForm 10Kを見ていると、このような記載とグラフを見つけました。

P&G has been paying a dividend for 129 consecutive years since its original incorporation in 1890 and has increased its dividend for 63 consecutive years.

(以下、グーグル翻訳)

P&Gは1890年の設立以来129年連続で配当を支払い、63年連続で配当を増やしました。

プロクター&ギャンブル Form 10-Kより

(Source:プロクター&ギャンブル Form 10-K )

連続増配60年超で配当王として知られるP&Gですが、有配期間は設立以来129年にもなるとのこと。それまで一度も減配してないかどうかまでは分かりませんが。

グラフは1959年からのDPS(一株当たり配当)の推移ですが、長期投資の複利の力を感じますね。1959年に0.02ドルだった配当は2019年現在は2.90ドルです。この60年で配当は145倍に増えました。

歴史ある優良企業らしい情報開示だなあと思いました。日本企業でこんな開示は見た記憶ないです。配当の確実性を強調することが投資家に対するアピールになるということだと思います。

PGは業績好調で株価も上がっちゃいましたね。2016年~2018年は配当利回りも3%超あったはずですが、今では2%台半ばです。昨年春の急落時は買い時でしたね。今だから言えることですが・・。

いまPGを買う気はありませんが、今後生活必需品セクター内の銘柄入替はあり得ると思います。優良企業ですしウォッチはしていきます。