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【PEP銘柄分析】ペプシコは「ペプシコーラ」で有名なスナック・清涼飲料大手

   

※2016年度データ更新済み
※記事更新(2017/11/13)

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はペプシコ(PEP)をご紹介します。


   ペプシコ財務情報

基本情報

会社名 ペプシコ
ティッカー PEP
創業 1898年
上場 1919年
決算 12月
本社所在地 ニューヨーク州
従業員数 264,000
セクター 生活必需品
S&P格付 A
監査法人 KPMG
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

PEP地域別売上高

 

事業構成

PEP事業構成

スナック菓子と清涼飲料の割合は、ほぼ半々。

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

この記事を読むともっとこのグラフを理解できます!

※単位は「百万ドル」ではなく「ドル」の誤りでした。

 

連続増配年数

44年

 

バリュエーション指標等(2017/11/13時点)

PER:23.3倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.9% 最新情報はこちら

配当性向:62% 最新情報はこちら

 

感想

ペプシコはスナック菓子と清涼飲料の製造販売を行っている企業です。

飲料では炭酸飲料の「ペプシコーラ」が有名です。日本では1958年から販売が開始されました。他には、スポーツドリンクの「ゲータレード」、ジュースの「トロピカーナ」などがあります。また、英ユニリーバ社と合弁で紅茶の「リプトン」も販売しています。

ペプシコというと清涼飲料というイメージがあるかもしれませんが、売上高の半分はスナック菓子です。むしろスナック菓子の売上高の方がやや大きいくらいです。「ドリトス」や「チートス」などが有名です。スナック菓子の方が飲料よりも利益率が高いようです。なお、日本ではカルビーと提携しています。

売上の6割弱は米国です。米国外ではメキシコやカナダ、ロシアでの売上が大きいです。あとブラジルも重要地域です。

マーケティングと言えばコカ・コーラというイメージかもしれませんが、ペプシコも負けていません。2016年には清涼飲料「マウンテンデューキックスタート」のCMがWSJのベスト広告に選ばれました。今年2017年は、スーパーボウルの優勝決定戦中継の高額な広告枠を購入して、高級飲料水「LIFEWTR」のCMを流しました。

食品や飲料ビジネスでは、何十年と時間を掛けてマーケティングを繰り返して、消費者の頭の中にじわじわとブランドイメージを植え付けていくことが重要です。

ペプシコの過去10年分の財務データを確認しました。

売上高はここ5年間は650億ドル程度で横ばいです。FY16はドル高の影響とベネズエラのインフレの影響で減収となりました。本業のスナック・飲料水の販売数量自体は堅調に伸びています。

粗利率は60%前後あり高収益です。コカ・コーラとほぼ同水準です。

キャッシュフローも安定しておりさすがです。営業CFマージンは16%ほど。コカ・コーラは20%超あるので、それにはやや劣りますが十分高収益です。

DPS(一株当たり配当)は毎年伸びています。連続増配44年の配当貴族です。自社株買いも積極的で、ここ5年間で見れば配当総額より自社株買いの方が多いくらいです。総還元性向は100%を超えています。

消費者の健康志向が強くなっているため、ペプシコの炭酸飲料やスナック菓子事業の成長を危ぶむ声が聞かれます。しかし、ペプシコは消費者ニーズの変化を嗅ぎ取って機動的に経営しています。先日の決算では、健康志向に舵を切り過ぎたと言っていたくらいです。それと個人的には、これからも甘くて美味しい炭酸飲料やジュース、スナック菓子は売れ続けると思います。根拠のない個人的な直感ですが。私お菓子好きですし。

キャッシュフローは大変安定していますし、株主還元にも積極的です。ペプシコはコカ・コーラと並んで長期投資に最適な銘柄だと思います。

 - 米国株銘柄分析