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100年以上配当を払い続けてきた会社。地味で成長力もないけど、廃れない事業は魅力的だ。

   

長期株式投資には地味で保守的な銘柄が向いていると言われます。私もそれに同意します。保守的な事業は今後も廃れることなく、永続的にキャッシュを稼いでくれるだろうと期待できるからです。

30年間投資を続けるなら、30年間たくさん営業キャッシュを稼ぎ続けてくれる企業の株を買った方がいいです。ファイナンス的な説明はなくとも、それは感覚的にわかることですよね。

技術変化の早い時代に30年50年と存続し続ける会社。ましてや、高収益を維持できる会社はそう多くはありません。そんなのほんの一部のエリート企業だけです。

そんな長期間廃れないビジネスを持つ企業を選びたい。

どうやって選ぶのか?

色んな視点があると思いますが、先ず有効なのは過去の実績をしっかり見ること。

たとえば、過去100年配当を払い続けてきた会社って有望だと思いませんか。100年ですよ。世界恐慌、金融危機、戦争、技術革命、100年あれば色々起こります。そんな中、配当を払い続けてきたというトラックレコードは投資家として信用できます。これからの100年もきっと大丈夫なのでは、そう思えます。もちろん絶対ではないですけどね。

利益は偽装できますが、キャッシュは偽装できません。配当を出し続けることこそが、株主のためにしっかり経営していることの最大の証明になります。持続的な配当実績が、強いビジネスと強いコーポレートガバナンスの存在を裏付けてくれます。

100年以上配当を払い続けてきた会社

ってことで、100年以上配当を払い続けてきた会社をいくつか紹介します。あ、連続増配って意味じゃないですよ。

エクソンモービル(XOM) Since 1882

イーライリリー(LLY) Since 1885

プロクター&ギャンブル(PG) Since 1891

コカ・コーラ(KO) Since 1893

コルゲート・パルモリーブ(CL) Since 1895

ゼネラルミルズ(GIS) Since 1898

チャブ(CB) Since 1902

これらの銘柄が今後も存続し、配当を払い続けてくれると保証できるわけではありません。たとえば、食品メーカーGISは新興メーカーに押されて売上高が伸び悩んでいます。石油大手XOMは再生可能エネルギーの普及、OPECの価格統制力の衰退といったリスク要因を抱えています。

ただ、どんな企業でもリスクってありますから。あれもこれもリスクと言っていたら、どんな銘柄も長期保有する勇気は無くなっちゃいます。

あくまで可能性の問題です。これまで100年間配当を出し続けることができるくらい事業内容に時代普遍性があるなら、これからの100年も大丈夫な可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

これらの企業の株を買ってもワクワクはしないですね。株価の動きも緩慢でつまらない銘柄ばかりです。でも、長期保有に向いているのはきっとこういう銘柄なんだと思います。長期投資のリターンとは、退屈を我慢するという代償を払うことで得られるものなのでは、とさえ思います。

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