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一流のサッカー選手は客観視が上手い

   

サッカーの試合をテレビで観戦していると、「逆サイ!、逆サイ空いているやん!!」とか「なんでそこで後ろに戻すの!前振り向けるスペースあるやん!」とか思うことありませんか。

そういう風に思えるのは、私たちが上方のカメラからスタジアム全体を眺めているからです。その視点は選手にはありません。サッカーしたことある人ならわかると思いますが、試合中に周りの状況を把握するのはめちゃくちゃ難しいです。目の前のボールのコントロールに精一杯で、周りの選手がどこにいるのか、どこへ動き出しているのかを把握しながらプレーするのは難しい。応援席やテレビの向こう側から観ている観客の視点と選手の視点は全然違います。

にもかかわらず、一流の選手はあたかもスタジアム全体を俯瞰しているかのようなプレーをします。ささいなトラップの方向一つとっても、後ろから来ている選手の動きを予測をしながらワンタッチ目のコントロールをしています。まるで頭の後ろにも目が付いているかのようです。もしくは風圧とかで相手の位置を感覚的に察知しているのか。

僕は下手クソ素人ながら10年以上サッカーをやってきたので、テレビでサッカー観戦していると、そういう一流のプレーを見ると感動します。四方八方からプレッシャーがある中でボールを正確にコントロールし、かつ周りの状況も見るなんて僕には無理でしたから。ゴールシーンよりもそういう地味なシーンに興奮します。やっぱプロはすげえなって。久保選手とか18歳とは思えない冷静な判断です。

サッカーでなくとも、物事を全体的に客観視することはすごく重要です。重要だけど、できない人が多い。自分も含めて。ついつい、目の前のことにガーっと集中熱中し過ぎて周りが見えなくなる。それは決して悪いことではないけど、時には冷静に自分の立ち位置、周りの状況を見つめることも必要です。

女性の社会進出が当たり前の世の中になりました。それは男女平等が大事という観点もあるでしょうが、単純に女性の方が仕事ができるからってのもあると思います。すべての職種でそう言えるかはわかりませんが、私がやっている経理財務ではそう感じることがよくあります。最近、経理に配属になる新入社員の男女比率は3:7くらいで女性の方が多いですし。

女性の方が客観視する能力が高いことがその一因だと思います。自分が自分がではなく、一歩引いて周りへの影響を配慮できる。自分の仕事が遅れたら後続の誰に迷惑が掛かるのかとか、そういう些細なことも含めて。どんな企業も(特に大企業は)組織で仕事をしているので、そういう全体感を意識できる力は大切です。会計の専門知識よりもそういうソフトスキルの方が仕事のパフォーマンスを高めます。

客観視をイメージ化するとこんな感じです。大きな円の中で自分はどこにいるのかを把握するということ。

常に客観的である必要はないと思います。むしろそれは弊害です。客観的過ぎる人は批評家というか、あーだこーだ批判だけして自分は一切行動しないことが多いので。それはちょっと違うかな。ただ、全く客観的な視点がないのも困りものです。

自分の若い頃(20代前半)の失敗を振り返ると、その一番の原因は客観視の欠落だったと自己分析しています。今は少しは改善している、、はず。新卒で入ってくる人を見ると男はかつての自分みたいな人がたまにいます。でも、女性はそういう客観視力を欠いた人はほとんどいませんね。これはとても偶然とは思えず、明確な男女の性差によるものだろうなと感じています。

経験を積んで訓練すれば客観的な視点は持てるようになります。ただし、これはやや抽象的な話なので、どこかで教わるというより、失敗を通じて痛い目を見て学んでいくしかないのかもしれません。

プロサッカー選手みたいに全力でプレーしながら全体感も同時に把握するのは困難です。少なくとも、私には無理。そこまでやる必要はなく、全力で作業に打ち込むときは打ち込む。で、全体を把握したい時は作業を止めて、スタジアム全体が見える観客席まで登ってゆっくり座って眺めればいいと思います。僕はそれを意識的にやってます。実務に没頭し過ぎないように自分なりに気を付けています。

 - 雑談