「自立ではなく自律しなさい。」

って高校生の頃、担任で世界史担当のN先生によく言われました。
当時はあんまり意味わかんなかったけど、最近ちょっとわかる気がします。

人は生活面では社会に頼って生きていかざるを得ないから、自立は無理。
自分の力だけで立って生きるのは無理。
お金払って社会という他人の援助を受けないと生きていけません。

でも自律はできる。
自らを律する。

自らを律するって、別に毎日早寝早起きして規則的に生活しなさいとかそういう意味ではないと思います。

自分の価値観を大事に持って、他人や世間の”常識”に囚われずに、自分の人生を生きるという意味だと今は解釈しています。

今の日本は経済が発展して豊かな国になって、人生も多様化してきた。
サラリーマンになる人、ならない人
取締役を目指す人、平社員のままで十分な人
結婚する(したい)人、しない(したくない)人
子供持つ人、持たない人
持家が欲しい人、欲しくない人

どっちが正解なんていう絶対的な答えはないと思います。

こういう価値観・人生観が多様化した社会では、他人と比較ばかりしていても幸せな人生は見つけられないと思います。

早く自律せんといかんな。