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【NKE銘柄分析】ナイキは世界でもっともブランド力のあるスポーツ用品大手

   

※2019年5月期決算データ反映、コメント刷新(2019/7/27)

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はナイキ(NKE)をご紹介します。

基本情報

会社名ナイキ
ティッカーNKE
創業1964年
上場1990年
決算5月
本社所在地オレゴン州
従業員数76,700
セクター一般消費財
S&P格付AA-
監査法人PwC
ダウ30
S&P100
S&P500
ナスダック100×
ラッセル1000

地域別売上構成比

セグメント別売上構成比

業績

キャッシュフロー

バランスシート

資産

負債純資産

株主還元

連続増配年数

1年

過去10年の配当成長

年率+13.6%

この10年で配当は3.6倍になりました。

過去の株主リターン(年率、配当込み)

過去10年(2009~2018):+20.9%
過去20年(1999~2018):+15.6%
過去30年(1989~2018):+19.9%

バリュエーション指標(2019/7/27時点)

予想PER:25.8倍 最新情報はこちら

配当利回り:1.0% 最新情報はこちら

コメント

ナイキ(NKE)はスポーツ用品世界首位で日本人にも馴染み深いブランドです。売上高約4兆円、従業員数7万6千人超の巨大企業です。Brandzの2017年度世界のブランド価値ランキングで29位にランクインしました。

NYダウ30構成銘柄の一つです。

事業セグメントは主に以下の3つです。
・シューズ(Footwear)
・アパレル(Apparel)
・器具装置(Equipment)

シューズ、アパレル、装置の3つに細分化されています。ナイキブランドの製品の売上高が全体の95%を占めます(他にコンバースがある)。卸業者に販売する商流もあるし、直接販売もしています。割合としては「卸売:直売=2:1」くらいです。

子会社にはコンバースや、ハーレーを有しています。コンバースの靴を履いていた人、履いている人も多くいるのでは。私も中学生の頃お気に入りの靴はコンバースでした。

競合としては独アディダスやアンダーアーマーがいます。

昨年2017年から、製品の一部をアマゾン・ドットコムを通じて直接販売することを決めました。これはナイキにとって苦渋の決断でした。

財務データを見てみましょう。全体的にPLを概観して思うのは成長企業だな~ということです。アマゾンやアルファベットを彷彿とさせる綺麗な右肩上がりの売上推移です。

FY18(2019年5月期)の売上高は391億ドルで前年比+7%。ドル高の逆風を受けつつもこれだけの増収率を確保しています。為替除く伸長率は+11%と二桁成長。立派です。シューズ、アパレル共に伸びました。直販の売上が伸びており、これが粗利率改善に貢献していると推測します。

純利益は40億ドルで前年比+108%。前年は税制改革に絡んで特別損失を19億ドル計上していました。その反動で増益。FY18の純利益率は10%で過去平均と同じくらいです。

キャッシュフローも安定していて懸念なし。営業CFマージンは改善基調にありFY18は15%を超えました。

バランスシートを見てみましょう。総資産の約7割が流動資産です。中身は棚卸資産、売掛金、現預金などのいわゆる運転資本です。やや現預金が多いなあという印象。2019年5月末時点で47億ドルのキャッシュを保有しており、総資産の20%を占めます。

配当も一貫して増え続けています。配当性向は30%ほどで余裕を残しています。自社株買いの規模が大きいため、総還元性向は常に100%を超えています。凄いですよね、、利益をすべて株主に還元しながら10%超の売上成長を続ける。スポーツ用品業界トップブランドの強さは数字にしっかり表れています。過去の株主リターンも文句なし。

 - 米国株銘柄分析