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【日産シルビア復活】大学生の頃シルビアが欲しくてたまらなかった僕は今シコシコ株式投資をやっている。

   

日産のシルビアが15年ぶりに復活するらしいです。

昔のシルビアはこんなゴツゴツしてなくて、平面的でシンプルな外観でした。いかにもスポーツカーという感じの車でした。新型シルビアはスポーツラグジュアリーカーという印象が強いですかね。

 

 

大学生の頃、塾でアルバイトしていました。高校生に数学を中学生に全科目を教えていました。授業の準備時間や、授業が終わった後に生徒の宿題に付き合ったりしてる時間は時給が発生しないので、給料的にはかなり割の悪いバイトでした。でもとても楽しかったので4年間ずっと辞めずに続けていました。

僕の大学生活は会計士試験勉強+塾のバイトの2つで構成されていました。大学は経済学部でしたけど大学での授業内容はほとんど頭に残っていません。ダメ大学生ですね。「大学生の本分は勉強なんだからバイトなんてするもんじゃない」というコラムとか見かけると、かつての自分のことを言われているようで胸が痛みます。でも、お金がないと大学にも会計士予備校にも行けないし、何より生活できないので背に腹は代えられなかったです。単純に塾のバイトが楽しかったのでが大きかったですけどね。

塾のバイトが楽しかったのは子どもたちに勉強を教えるのが楽しいのもありましたが(中学生は純粋で可愛い)、社員の先輩たちが皆20代半ば~後半くらいで年が近くて色々と遊びを教えてもらえたのもありました。

高校は進学校でクソ真面目にお勉強+部活をしていたので、大人の遊びなんて全く知らなかったわけです。バイトの先輩たちに、パチンコ、パチスロ、競馬、中洲の夜の街と色々と連れて行ってもらえて楽しかったです。ちなみに、パチスロは吉宗という台で打ったのですが、ビギナーズラックで1万円儲かりました。貧乏大学生が1万円儲けるって、社会人になった今で換算すれば10万円以上の価値があります。ホントにめっちゃ嬉しかったです。でもギャンブルの楽しさは結局理解できませんでしたがね・・。

で、もう一つ楽しかったのはスポーツカーに乗せてもらえたこと。みんななぜか異様な車好きでスポーツカーを持っていました。今はみんな結婚して大型のファミリーワゴンに乗っていますが、独身だった当時はバリバリスポーツカーに乗っていました。日産シルビアとHondaシビックでしたか。

すっげー、カッコイイ!!
と感動してました。

加速する時キューンって一気に速度が上がるんです。マニュアルトランスミッションで自分で操作している感があって楽しそうでした。

いいなーいいなー、僕も早く社会人になって働いてお金稼いで自分の好きなものたくさん買いたいな。先ずはスポーツカーが欲しい。僕もシルビアが欲しい、中古で。もしくはマツダのRX-8が欲しい。とか妄想していました。

 

運よく会計士試験は在学中に合格できて、大手監査法人に就職することができました。初任給から36万円くらい貰えた記憶があります。大学卒業したばかりで名刺の渡し方もわからない世間知らずの若者にこんなにたくさん給料くれるんだ~と感動していました。

買おうと思えば買えたはずです、スポーツカーを。ローン組めば買えたと思います。いや、ローン組まなくても半年もすれば貯金で中古のスポーツカーを買えたはずです。

でも買わなかった。

なぜか?
なぜ大学生の頃、あれほど憧れていたスポーツカーを買わなかったのか?

ファイナンシャル・リテラシーについて学んでしまったからです。
株式投資の世界を知ってしまったからです。

特に、安易に家や車をローン組んで買うんじゃない。安易に保険に加入するんじゃない。家・車・保険には慎重になれ!的なメッセージをたくさん書籍から受け取って、段々とスポーツカーに対する熱が冷めていきました。

特に影響を受けたのが岡本吏郎氏のサラリーマンのためのお金サバイバル術という本でした。

この本には恐ろしいことが書かれてありました。

資本主義社会には「こちら側」と「あちら側」がある。一度「あちら側」に行ってしまったら簡単には戻って来れない。「あちら側」にいる人がラットレースに巻き込まれて、ガンガンお金を使ってくれるから資本主義社会は成立している。「あちら側」がいるからこそ「こちら側」は経済的に余裕のある生活ができているんだ。安易に「あちら側」に行ってはいけない。

みたいなことが書かれてた記憶があります。記憶が鮮明過ぎて今でも覚えています。社会人になったばかりの私にとっては衝撃的な内容でした。

そうか~、「サラリーマンになったら家や車を買うのは当然だと思っていたけどそうでもないんだ~」と若かりし頃の僕は思ったのです。

そうやって、日産のシルビアもマツダのRX-8も買うことなく今に至ります。

シコシコと株式投資で蓄財してきました。それなりの金融資産を持っています。日常生活を送る上でお金には困りません。経済的には余裕があります。日々の資金繰りにあくせくする必要がないのは精神的には楽です。「早く次の給料日来ないかな~」とか全く思わないです。

株式投資をして蓄財してきたことに後悔はしてません。でも、それが本当に自分にとって正しい選択だったのか今でもわかりません。

スポーツカーを買わずに株式を買った僕の選択は正しかったのかな??
こう思う時があります。

別に何が正しいって数学の問題のように答えがあるわけじゃないです。自分の価値観の問題です。

給料少ないのに借金してポルシェに乗っている人もいますが、そんなことすれば超貧乏生活を送らなきゃいけなくなります。でも本人はそれでいいんです。車が好きだから。ポルシェが大好きだから。人に迷惑を掛け過ぎたり、借金踏み倒すのはダメですけど、そうでなかったら何にお金を使おうと本人の自由です。AKBのCD100枚買うということの意味を理解できない人が大半でしょうけど、買った本人が満足しているなら別に詐欺商法でも何でもありません。モンストに課金しまくっている人を見て「デジタル上のカードに金使うなんてアホらしい」と批判する人もいますが、本人が楽しければそれでいいわけです。人は自分が楽しいと感じることにお金を使うもんですから。小説を買うことも、モンストに課金することも本質は同じでしょう。前者は知的で素晴らしく、後者が馬鹿らしいことと言うの筋違いです。

何に価値を感じて、何にお金を使うか、人生で何を優先するのか、これらは人それぞれとしか言いようがありません。正しいor誤りという視点で語ることは無理です。好きor嫌いがあるだけです。好きなことにお金・時間を使うのは自然なことです。嫌いなことを排除するためにお金・時間を使うことも自然なこと。せっかく与えられた一度の人生なんだから、楽しく過ごしたもん勝ちだと思います。

 

 

僕はスポーツカーではなく株式という選択をしました。

特に後悔はしてません。やはり、固定資産を持ちたくないという気持ちは今でも強いです。スポーツカーに乗るならレンタルして一日楽しめればいいかなくらいです。所詮、スポーツカーに対する自分の情熱はその程度しかなかったとも言えます。

ただスポーツカーは消費であり株式は投資です。両者は本質的に性質が違います。投資は最終的に消費に変わってこそ意味があります。何かに消費するために投資してリターンを得ると考えるのが自然です。もちろん、投資で蓄財するだけで満足って人がいてもおかしいとは思いませんが。てか、自分もそう思っている節がちょっとあるなと自覚していますがね。

岡本氏に「あちら側」に行くなと言われました。その教えに従って、僕は「あちら側」に行かないように気を付けてきました。ロバートキヨサキ氏の言葉を借りれば、ラットレースに巻き込まれないように注意してきました。

後悔はしてません。でも、自分の選択が正しかったと断言できる自信はありません。もっと色んな遊びにガンガン金を使って刺激的な経験・体験をした方が、人生もっと楽しかったのかなと思う時もあります。

まあ、時間は戻らないので「あの時こうしておけばよかった」とか考えてもあまり建設的なことではないです。大事なことは自分が選んだ道を全力で生きることかなと思ってます。人生での分かれ道なんて数えればいくらでもあるわけで、すべての道を経験するなんて土台無理な話です。

岡本氏に資本主義社会で「あちら側」に行けば経済的に負け組になると教わりました。今私はこんな風にざっくり思っています。勝手な推測もありますが。

「こちら側」の住人:金はあるけど人生を楽しんでない人が多い
「あちら側」の住人:金はないけど人生楽しんでいる人が多い

これが正しい仮説かはわかりませんが、仮に正しいとすればどちらの方が良いんだろうって考える時があります。「こちら側」の世界は確かに経済的には勝ち組かもしれないけど、それが良い人生かはまた別の話です。

バイトの先輩たちは完全に「あちら側」の住人でした(笑)。「貯金なんてゼロだよ」って言ってました。でも人生めっちゃくちゃ楽しそうでした。趣味のスポーツカーの話をしている時の目の輝き具合と言ったら。給料は少なかったはずです。零細個人事業の小さな塾の講師です。先輩たちと一緒にお酒を飲んでいると色んな話題が出てきて楽しかったです。

バイト時代の先輩にはとても感謝しています。僕、ぶっちゃけ大学生活超つまらなかったです。オレンジデイズ(※)のキャンパスライフって何??って感じでした(笑)。会計士試験の勉強も終盤は結構忙しくて大変でした。でも、唯一心から笑えたのはバイトの時でした。正確に言えばバイトが終わった後遊びに連れて行って貰えたことです。あ、でも子どもたちと会話している時もすごく楽しかったですね。
※2004年から放送されたTBSのドラマ。主演は妻夫木聡と柴崎コウ。

私は自称「こちら側」の住人ですが、まあまあ普通に幸せに暮らせてはいます。「週末これが楽しみ!」という趣味はあまりないのですが(笑)、自由に生活できている今の環境はそれなりに幸せです。

で最近自分の感情に気付いたいのですが、私は自由なライフスタイルを重視する価値観を持っているようです。

ライフスタイルというと仰々しいですが、「自由」な環境が好きみたいです。心穏やかにイライラすることなくゆっくり過ごせればいいみたいです。そんな自分の価値観にここ最近気が付きました。

だからやっぱり私はこれからも「こちら側」の住人でいようと思います。「あちら側」の方が楽しい人生かなと思う時もありますが、両者総取りなんて贅沢なことはできません。人生のリソースは有限です。特に時間の有限性は強く意識します。

きっと新型シルビアを買うこともないでしょう。でもそれでいいや。それが僕の価値観です。

 - 雑談