Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!

米国株投資を通じて資本主義社会を豊かに楽しく生きる

*

【NEE銘柄分析】ネクステラ・エナジーはフロリダ地盤の大手電力会社

   

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はネクステラ・エナジー(NEE)をご紹介します。

電力会社株は安定した業績だというイメージがあると思いますが、実態はどうなっているのか見ていきましょう。


 NEE財務情報

基本情報

nee%e5%9f%ba%e6%9c%ac%e6%83%85%e5%a0%b1

 

地域別売上高

98%が米国内売上高

事業構成

nee%e4%ba%8b%e6%a5%ad%e6%a7%8b%e6%88%90

FPLとはフロリダ・パワー&ライトという正式名称で、フロリダを拠点に太陽光発電所などを運営している。

NEERとはネクステラ・エナジーリソーシズという正式名称で、北米最大の自然エネルギー発電会社である。風力発電では世界首位。

業績

(単位:百万USD)
nee%e6%a5%ad%e7%b8%be

nee%e5%8f%8e%e7%9b%8a%e6%80%a7

 

財政状態

nee%e8%b2%a1%e6%94%bf%e7%8a%b6%e6%85%8b

 

キャッシュフロー

(単位:百万USD)
nee%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%95%e3%83%ad%e3%83%bc

株主還元

nee%e6%a0%aa%e4%b8%bb%e9%82%84%e5%85%83

 

連続増配年数

6年

株価等の最新情報

以下から、Yahoo Financeへ飛びます。
ネクステラ・エナジー(NEE)

 

感想

2016年高リターンで話題の公益事業セクター銘柄の中でも代表的な企業であるネクステラ・エナジー

2016年初来のリターンは20%にもなる(2016年9月末時点)。

電力会社は景気に左右されず業績が安定しているイメージがあるが、やはり売上高は安定している。過去10年、150億~170億ドル程度で安定推移している。収益性は毎年改善していることが見て取れる。10年前の2006年の売上高純利益率は8%だったが、直近2015年には15%まで上昇している。

ネクステラ・エナジーのPLを見ると粗利率が10年で大きく改善していることがわかった。2006年は43%だったが2015年は70%もある。粗利率は業種が変わらない限り普通はここまで変動しないはずだが、コスト削減等の企業努力であろうか、詳細まではわからなかった。

BPSは右肩上がり。

自己資本比率は30%弱と低く見えるかもしれないが、電力という安定ビジネスなのでこれくらいの自己資本比率でも全く問題ないであろう。

キャッシュフローは営業CFは比較的安定しているが、意外にフリーCFが少ない。これは電力会社として多額の設備投資が必要ということであろう。確かに電力会社では設備投資は必須である。

株主還元はDPSはしっかり上昇しており、配当性向も50%~60%とまあまあである。ただ、ほとんど自社株買いをしていないのは意外。

今回調べて感じたことは、電力株はビジネスの継続に多額の資本が必要だということ。そんなこと事前にわかっていたことかもしれないが、財務データを見て改めて感じた。設備投資が必要な分、自社株買いをして株主に還元できるキャッシュは豊富ではない印象を受けた。

電力会社は長期的に安定キャッシュを得ることができる優良投資対象だと思っていたが、少し考えが変わったかな。

 - 米国株銘柄分析