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【NEE銘柄分析】ネクステラ・エナジーは再生可能エネルギーに力を入れるフロリダ地盤の大手電力会社

   

※2017年12月期決算データ反映、BSデータ追加、コメント刷新(2018/12/2)

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はネクステラ・エナジー(NEE)をご紹介します。


 NEE財務情報

基本情報

会社名 ネクステラ・エナジー
ティッカー NEE
創業 1925年
上場 1950年
決算 12月
本社所在地 フロリダ州
従業員数 14,000
セクター 公益事業
S&P格付 A-
監査法人 Deloitte
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

セグメント別売上構成比

FPL:フロリダ・パワー&ライトの略称。フロリダ500万拠点に電力供給。

NEER:ネクステラ・エナジーリソーシズの略称。北米最大の再生可能エネルギー発電会社。

 

業績

 

キャッシュフロー

 

バランスシート

資産

負債純資産

 

株主還元

 

連続増配年数

8年

 

過去10年の配当成長

年率+9.1%

この10年で配当は2.4倍になりました。

 

バリュエーション指標(2018/12/2時点)

予想PER:21.7倍 最近情報はこちら

配当利回り:2.4% 最新情報はこちら

 

コメント

ネクステラ・エナジーはフロリダを地盤に電力を供給する北米最大のエネルギーインフラ企業です。

事業は以下の2つに分けて管理されています。
・FPL(フロリダ・パワー&ライト)
・NEER(ネクステラ・エナジー・リソーシズ)

FPLは1925年にフロリダ州の法律に基づいて設立された電力会社です。フロリダ州の東海岸を中心に約500万の顧客を持ちます。営業利益の約半分が住宅向け電力供給から、4割が商業オフィス向けです。使用している燃料源は主に天然ガス。原子力、石油も一部あります。原子力は4基保有。

NEERは1998年にデラウェア州の法律に基づいて設立されました。米国、カナダ、スペインを中心に電力を卸売りしています。再生可能エネルギーに焦点を当てており、エネルギー源の6割が風力、3割が原子力です。太陽光は1割弱。風力発電に力を入れていることがわかりますね。クリーンエネルギーを志向しています。

財務データを見てみましょう。

売上高はこの10年で横ばいで安定推移。公益企業らしいPLですね。グロスマージンは最近改善傾向で50%台。FY17の純利益が53億ドルで前年から約2倍に増加していますが、税制改革に伴ってNEERで一時的な利益が20億ドル超発生しているためです。実質的にはここまで増益ではありません。

営業CFは安定していますが、フリーCFはやや少なめで年度によってはマイナスになっています。設備投資が必要な電力会社はどこもこういうキャッシュフローになりがちです。通信インフラ企業と似てます。ネクステラエナジーは、電力会社の中ではフリーCFがかなり安定している方だと思います。

バランスシートについて。固定資産が9割以上で中身は電力施設等の有形固定資産。典型的な装置産業のBSです。自己資本比率は30%。ほどよく負債を活用しつつ財務は健全を維持しています。

驚いたのが配当。増配率が想像より高いなと思いました。DPS(一株当たり配当)はこの10年で2倍以上に増えました。自社株買いは行っていないようです。

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