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賃貸は経済的にはお得ではない→最後は自分の価値観

      2017/09/16

テキトーな図で恐縮ですが、自宅間取り図を簡単に描いてみました。


はっきり言ってめちゃ狭いです。

面積は20㎡もありません。場所は東京都内の新宿近辺で家賃6万円。鉄筋コンクリートですが築年数は30年ほど経過しています。都内はこの程度の家でも家賃6万円もします・・。

私は家を買うつもりは今はなく専ら賃貸派です。不動産の価格リスクを背負いたくないのと、住む場所を固定化したくないのが賃貸にしている理由です。

ただ賃貸の方が経済的にお得かと言われれば怪しいと思います。この狭い家に住むのに年間72万円も払っています。すでに2年ちょっと住んでいるので、150万円以上も払っています。新車買えるくらいの金額を払っています。

経済性だけを考えたら中古住宅を買った方がお得なケースは多いだろうと思います。定住する場所をここと決めたら、そこに家を買うのは合理的かもしれません。日本は中古住宅市場がこれからドンドン整備されていくだろうと期待しています。スクラップ&ビルドではなく、今ある資産を修繕しながら長期的に大切に使っていこうという発想は大切だと思います。英国では築100年以上の住宅もざらにあると言われます。

 

気が付いたら結構年を取ってしまったなと最近思います。人生の時間の有限性を強く意識することが多くなってきました。今年で31になります。ここまであっという間だったかな、、いやそうでもないかな結構長かったかもしれません。
まだ30歳とも言えるかもしれません。仕事も色々チャレンジしたいです。住む場所についても東京に永住するつもりはありません(でも、最近東京永住も悪くないかな~と思う)。結婚をするかどうかもわかりません。

まだ人生の選択肢を柔軟に選べるように、なるべく固定的な資産や債務は抱えないように心掛けています。

ですが、今のまま都内の”ウサギ小屋”にずっと住み続けるのもちょっと考えられません。

若い頃に投資・金融の勉強に目覚めて色んなマネー本を読む中で、「安易にローンを組んで家を買うべきでない!」ということが頭に染みついています。それは今でも正しい考えだと思ってはいます。

ですが、賃貸が必ずしも経済的に得ってわけじゃないですね。毎月家賃を払っている身として切に感じますが。そもそもレンタルとは割高なもんです。所有しない分割高になるのが自然です。車だって毎日レンタカーを利用していたら、車を購入するより遥かに経済性は悪くなるでしょう。

「賃借する」という経済行為は必要な時に必要な分だけ利用するからこそ、結果としてコストが抑えられるという面があると思います。また資産を保有することの経済リスクも切り離すことができます。

一時的に利用するからタクシーは便利かつ経済的です。週に1回くらいちょっと離れたイオンに行くためにしか車を使わないなら、タクシー利用は車を所有するよりも経済的にお得になる可能性が高いと思います。毎日毎日タクシーを利用するなら、車を買った方が経済的にはお得になるはずです。

賃貸住宅はどうでしょうか?

住宅は常に借りている状態です。仕事など個人的な都合で家に居ない時間はあるでしょうが、契約としては24時間常に家を借りている状態です。しかも、日本は法律的に入居者の権利が強く守られています。賃貸入居者は不動産所有リスクを家主に転嫁しておきながら、実質的に家を所有していると言っても過言ではないくらいです。そんないいとこどりをしておいて、賃貸入居者のコスト負担が軽いなんていう虫のいい話はないと考えるのが自然です。

24時間借りっぱなしという賃貸住宅の性質を考えれば、賃貸は経済的には決してお得にはならないと思います。毎日レンタカーを利用したら車買うよりもコスト掛かりますよね。それと同じで、毎日家を借りていたら家を買うよりもコストが掛かるのが普通なのかもしれません。まあ賃貸住宅は2年の長期契約を結ぶので、毎日レンタカーを利用するのとはちょっと違うとは思いますが。

「借りる」ということは所有するリスクを他人に押し付けるということです。賃貸住宅に住んでいる人は、住宅の価格変動リスクや住宅が地震等で倒壊するリスクを家主に転嫁しています。リスクを家主に負担して貰っている分、入居者は経済的なコストを負担していると考えるのが自然です。

そう考えると、賃貸のメリットは経済性ではないのでしょう。マネー誌等で「持ち家 vs 賃貸」の比較シミュレーション計算が掲載されて、持ち家の方が有利という結論になっていることがよくあります。それに対して、特に賃貸派の人がこの前提条件がおかしいだのといちゃもんを付けるのはよくある話ですが、そもそも賃貸の方が経済性に劣るのが自然なのかもしれません。

賃貸のメリットは経済性ではないと思います。自由さ気軽さだと思います。住む場所を変えたいと思ったら、お金さえあれば引っ越しできます。まあサラリーマンは職場に縛られるために、あまりに遠くに引っ越すことは難しいでしょうが。

経済性だけを考えるなら中古住宅が最良の選択肢だと思います。ある程度の株式資産を築いてアーリーリタイヤを考えている人は投資家界隈には結構いらっしゃる印象です。「残りの人生、ここでゆっくり暮らそう」と決めたら、そこに家を買うのは経済的には合理的なんだろうと思います。家を買ってしまったら簡単には引っ越しできなくなりますが、その固定化リスクを引き受ける分経済的な負担は小さくなると思います。

結局大事なのは自分の価値観なんだと思います。何を優先するのか、何を捨てるのか。どういうライフスタイルを望むのか。「持ち家 vs 賃貸」って経済的に損か得かの議論に終始しがちですが、一番大事なのは自分の価値観なんだと思います。

賃貸は経済的な負担は軽くないです。そのコストを払ってでも居住地オプションが欲しいのか。賃貸とは居住地オプション取引とも解釈できるでしょうか。もしそのオプションを放棄していいと思うなら、思い切って中古住宅を買うのは賢い選択だと思います。

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