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【MO銘柄分析】アルトリア・グループはフィリップモリスに匹敵する超優良たばこ会社

   

※2016年度データ更新済み

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はアルトリア・グループ(MO)をご紹介します。

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  アルトリア財務情報

基本情報

会社名 アルトリア・グループ
ティッカー MO
創業 1919年
上場 1923年
決算 12月
本社所在地 バージニア州
従業員数 8,800
セクター 生活必需品
S&P格付 BBB+
監査法人 PwC
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

米国のみ。

2008年に国際部門をフィリップモリスとして分離したので、アルトリア・グループは米国のみの販売です。

 

事業構成

たばこの製造販売。
マールボロ(Marlboro)やラーク(Lark)などのブランドが有名。

 

業績

 

※FY16に純利益、EPSともにかなり増えているが、これはアンハイザー・ブッシュ・インベブのSABミラー買収に伴って、SABミラーの大株主だったアルトリアが多額の株式売却益を計上したからだと思われます。恐らくですが。。

キャッシュフロー

※FY16に営業CFが減少しているのは、ABインベブのSABミラー買収に伴う取引で営業CFと投資CFとが入り繰りしているだけで、実質的には営業CFは減収ではないと想像している。

株主還元

※FY16の配当性向と総還元性向が下がっているのは、SABミラー株の売却益で純利益が一時的に膨らんでいるためだと思われる。

連続増配年数

8年

 

バリュエーション指標等(2017/3/15時点)

PER:10.4倍 最新情報はこちら

配当利回り:3.2% 最新情報はこちら

配当性向:74% 最新情報はこちら

 

感想

アルトリアはフィリップモリスと同じたばこ事業で、米国内の販売を行っている会社。なので、収益性はフィリップモリス並みにすごいのだろうと想像していたが、期待に違わぬ高収益っぷりであった。

フィリップモリスをスピン・オフしたFY08以降は売上高、EPSともに緩やかな成長路線。
ROEは100%超え。
ちなみに国際部門のフィリップモリスは株主還元し過ぎの債務超過のため、ROEはマイナスである…。

自己資本比率は10%弱と低いが、これは莫大な株主還元の結果とも言えるし、事業が安定しているから高レバレッジ経営できる体質だとも言える。こういう会社の自己資本比率の低さはまったく問題ではない。

キャッシュフロー計算書も美しい。
営業CF=フリーCFといっても過言ではない。青の棒と橙の棒の高さがほぼ同じである。アルトリアはアメリカ市場を担っており、アジア新興国などを管轄しているフィリップモリスに比べて成長がない。成長がない分設備投資も不要になりがちだと想像される。

つまり、ただでさえたばこビジネスは設備投資が不要だが、アメリカ市場を対象としてるアルトリアにはより一層設備投資が不要であると思われる。したがって荒稼ぎした営業CFがそのままフリーCFとなり、それがそのまま株主還元されている感じだ。

営業CFマージンは平均25%ほどもある。

稼いだお金はガンガン株主に還元されている。

総還元性向はだいたい100%である。荒稼ぎしたキャッシュをそのまま横流しで株主に返還しているイメージである。
DPSも右肩上がり。

完璧な超高収益優良企業!

長期投資にふさわしい黄金銘柄。

シーゲル教授が過去の調査で最も株主にリターンをもたらしたと結論付けたのはフィリップモリス。
アルトリアも、フィリップモリスに匹敵する超高収益企業でした。

このキャッシュフロー計算書はいつまでも眺めていたくなる(笑)。

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