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【MKC銘柄分析】マコーミックは調味料・スパイスで圧倒的シェアを誇る。財務諸表はピッカピカ

   

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はマコーミック(MKC)をご紹介します。


   MKC財務情報

基本情報

会社名 マコーミック
ティッカー MKC
創業 1889年
上場 1972年
決算 11月
本社所在地 メリーランド州
従業員数 10,500
セクター 生活必需品
S&P格付 A-
監査法人 EY
ダウ30 ×
S&P100 ×
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

米国:約6割
米国外:約4割

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

 

連続増配年数

30年

 

バリュエーション指標等(2017/10/31時点)

PER:26.3倍 最新情報はこちら

配当利回り:1.9% 最新情報はこちら

配当性向:45% 最新情報はこちら

 

感想

マコーミックは世界最大のスパイスメーカーで特に北米と欧州で圧倒的なシェアを誇っています。スパイスの他、調味料や香辛料、インスタント食品を製造販売しています。

アメリカだけでなく、欧州、中南米、中国などグローバルに工場と支店を持ちビジネスを展開しています。特にアメリカとイギリス、フランスでのシェアは3~5割にも達しています。寡占状態とまでは言いませんが、かなりの競争力を持っていることがわかります。

私は料理を一切しない(できない)人です。調味料なんてほとんど知りませんので、マコーミックなる会社の存在も知りませんでした。というか、日本ではユウキ食品(株)を通じて販売していますがそれほどメジャーな存在ではないようです。

 

マコーミックの過去10年の財務諸表を確認しました。業績、キャッシュフローともにピッカピカの超優良企業でした。

売上高は過去10年緩やかな右肩上がりで成長しています。10年で売上高は1.5倍になっています。オーガニックな成長もありますが、数多く実施したM&Aも寄与しています。直近FY16の売上高は44億ドルです。

粗利率は40%強で安定推移しています。最近利益率が改善しています。

キャッシュフローも綺麗です。毎年安定した営業CF、フリーCFを確保できています。営業CFマージンはFY11を底に改善しており、直近FY16は15%に達しています。M&Aを繰り返すと一時的に収益が悪化することが多いですが、マコーミックはM&Aをしながらも収益性のある成長を遂げています。

株主還元も素晴らしいです。連続増配30年の配当貴族。この10年でDPSは2倍になっています。現在の配当性向は45%でまだ余裕があります。配当利回りは1.9%でS&P500と同程度です。

自社株買いの金額も大きく、この5年間の総還元性向はほぼ100%です。M&Aをしながらも利益のすべてを株主に返還しています。株主還元意識の高さが伺えます。低金利で銀行から借金できたことも、この高水準の株主還元をサポートしているでしょう。

財務諸表を見ればはっきりわかります。マコーミックは長期投資にピッタリな保守的優良銘柄です。

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