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【K銘柄分析】ケロッグは世界最大のシリアルメーカー。「プリングルス」もあるよ!

   

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はケロッグ(K)をご紹介します。


   ケロッグ財務情報

基本情報

会社名 ケロッグ
ティッカー K
創業 1906年
上場 1959年
決算 12月
本社所在地 ミシガン州
従業員数 37,369
セクター 生活必需品
S&P格付 BBB
監査法人 PwC
ダウ30 ×
S&P100 ×
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

米国内:約65%
米国外:約35%

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

この記事を読むともっとこのグラフを理解できます!

 

連続増配年数

12年

 

バリュエーション指標等(2017/11/22時点)

PER:29.1倍 最新情報はこちら

配当利回り:3.4% 最新情報はこちら

配当性向:54% 最新情報はこちら

 

感想

ケロッグはシリアルとスナック菓子の大手メーカーです。冷凍食品事業も少しあります。

シリアルでは世界トップの地位にあります。19世紀末にJ.H.ケロッグ博士という人が、療養者の食事のために栄養価が高くて食べやすい食品としてシリアルを開発しました。そのケロッグ博士の名前がそのまま会社名となっています。「フロステッド・フレークス」、「フルート・ループス」、「レーズン・ブラン」、「ポップタルト」などのブランドがあります。

私は毎朝、成城石井に立ち寄ってパンやおにぎりなどの朝食を買う習慣があるのですが、パンの陳列棚の横にケロッグのフルーツグラノーラやコーンフレークが置いてあります。

ケロッグと言えばシリアルのイメージがあるかもしれませんが、スナック菓子も強いです。売上高はすでにシリアル等の朝食部門よりもスナック菓子部門の方が大きいです。2012年にはP&Gから「プリングルス」事業を買収しました。「プリングルス」好きです。残業の時よく食べます。ポテチ系では「チップスター」の次に「プリングルス」が好きです。

ケロッグの過去10年分の財務データを確認しました。

売上高は120億ドル~140億ドルのレンジで横ばいです。創業100年以上の食品メーカーですし、成長は鈍化しています。FY15から売上が減少傾向ですが、これはドル高の影響と北米シリアル事業の不振の2つが大きいと見ています。

米国のスーパーマーケットでは、伝統的な加工食品を陳列するスペースを縮小しています。国民の健康志向を背景に加工済み食品への需要が減退し、出来合いのお惣菜などを需要が増えています。米国の消費者は多少値段が高くても、健康的な自然食品やオーガニック食品を手に取っているようです。

粗利率は35%~40%のレンジです。ゼネラルミルズ(GIS)と同程度です。

営業CF、フリーCFともに毎期安定してプラスです。長期ホールドに向いてそうなキャッシュフローです。営業CFマージンは13%弱とまあまあ高いです。

配当は素晴らしく毎期着実に増配を続けています。連続増配年数は12年となっていますが、これは2000年代初頭のITバブル崩壊時に配当据え置きにしたためです。減配はしていません。自社株買いにも積極的ですし株主還元意識はさすが米国企業といった感じです。ここ5年間の総還元性向は150%ほどで利益以上のキャッシュを株主に返還しています。

食文化がそう簡単に変わるとは思いません。健康ブームという逆風はありますが、手軽に栄養価の高い食事を摂取できる加工食品への需要は堅調に推移すると思います。

2017年11月後半現在、配当利回り3.4%になるまで株価は下落していますが、長期的に見れば今は仕込み時かもしれません。

 - 米国株銘柄分析