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[IXJ]はノバルティスなどグローバルヘルスケアセクターに投資できるETF

   

ヘルスケアセクターは20世紀後半卓越した株主リターンを残しました。それは人の命を救う、健康を促進するという高い付加価値を常に生み出して社会に貢献してきたからです。

医薬品や医療機器の開発は非常に高リスクのビジネスではありますが、そのリスクが適切に株価に織り込まれていたことも高リターンの一因だと思います。

21世紀もヘルスケア企業が株主に大きな富を与えてくれるかは神のみぞ知る世界ですが、高齢化に伴い社会的な要請は高まるばかりです。

中国など新興国の所得水準が上がるにつれて、より高度な医療にお金を払える層も増えています。

そんなヘルスケア関連の企業ですがグローバルにビジネスを展開する企業は米国発だけではありません。スイスや英国、日本、フランスなど高い技術力を持つ先進国にも有名なヘルスケア企業はあります。

例えば、スイスのノバルティス(NOVN)やロシュ(ROG)、フランスのサノフィ(SAN)、英国のグラクソスミスクライン(GSK)、デンマークのノボ・ノルディスク(NOVOB)などがあります。

そんなグローバルヘルスケア企業に一括して投資できるETFがiシェアーズ グローバル・ヘルスケア ETF(IXJ)です。


  IXJはこんなETF

概要

ヘルスケアセクターのグローバル株式で構成される指数と同等の投資成果をあげることを目指しています。

連動インデックスは、S&P Global 1200 Healthcare Sector Index™。

 

経費率

0.47%

iシェアーズのセクターETFシリーズは米国外にも投資できるメリットがある反面、経費率がやや高いです。

 

組入銘柄数

96銘柄

セクターETFとしては十分多い数です。

 

上位構成銘柄

ティッカー 銘柄名 比率
JNJ ジョンソンエンドジョンソン 8.19%
PFE ファイザー 5.10%
NOVN ノバルティス 4.90%
MRK メルク 4.27%
ROG ロシュ 4.14%
UNH ユナイテッド・ヘルス・グループ 3.99%
AMGN アムジェン 2.84%
ABBV アッヴィ 2.60%
MDT メドトロニック 2.57%
BMY ブリストル・マイヤーズ・スクイブ 2.55%
GILD ギリアド・サイエンシズ 2.53%
SAN サノフィ 2.39%
GSK グラクソスミスクライン 2.39%
CELG セルジーン 2.33%
BAYN バイエル 2.21%
AGN アラガン 1.89%
LLY イーライリリー 1.85%
AZN アストラゼネカ 1.73%
NOVO B ノボ・ノルディスク 1.71%
BIIB バイオジェン 1.61%
ABT アボット・ラボラトリーズ 1.46%
TMO サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック 1.44%
SHP シャイアー 1.32%
DHR ダナハー 1.23%
AET エトナ 1.12%

上位10社構成割合:41%
上位25社構成割合:68%

上位はやはり米国企業が多い印象ですが、欧州勢も結構います。

トップのジョンソン&ジョンソンは言わずもがなの超優良銘柄。

2位のファイザーは私が現時点で唯一ヘルスケアセクターで個別株として保有している銘柄です。シーゲル教授の『株式投資の未来』の中で20世紀後半高いリターンを上げた企業として紹介されています。

3位はスイスのバーゼルに本拠地を持つノバルティス。

中位にドイツのバイエルが入っていますが、米モンサントを660億ドルで買収すると2016年話題になりました。

産業別構成比

セクター 比率
医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 69.9%
ヘルスケア機器・サービス 29.7%
キャッシュ等 0.4%

 

国別構成比

国名 比率
米国 68.3%
スイス 9.9%
イギリス 5.8%
日本 4.9%
ドイツ 4.0%
フランス 3.0%
その他 4.1%

米国が7割を占めます。

日本企業は約5%です。日本企業は上記の上位構成には入っていませんが、武田薬品工業やアステラス製薬、大塚ホールディングス、エーザイ、塩野義製薬、第一三共、小野薬品工業などが構成銘柄として挙げられます。

売買回転率

5%

 

分配金利回り

1.5%

S&P500平均を下回る利回りです。

 

過去10年トータルリターン

8.1%(分配金込み)

S&P500の7%を超えるリターン。

 

  利回りと経費率が難

私はヘルスケアセクターETFへの長期投資は避けるべきだと考えています。

その根拠が低い分配金利回り。せめてS&P500平均ほどの分配金利回りがないと長期で効率的な配当再投資の効果が望めないのではと思っています。

また、経費率がやや高い点も懸念です。0.47%はもちろんアクティブファンドに比べれな安いですが、インデックス型のETFとしてはちょっと高いです。IXJを100万円保有していれば年間4,700円掛かります。1回飲みに行けるほどです。

ただグローバルにヘルスケアセクターに投資できるETFはこのIXJだけなので貴重な商品ではあります。

なお、米国のみでいいならステートストリートのXLVやバンガードのVHTがあります。

 - ETF紹介・分析