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[HDV]にAT&T、クアルコム、レイノルズ・アメリカンが追加 サザンが除外

      2016/10/03

高配当ETFの中で私が最も好んで投資しているのが、ブラックロックの[HDV]です。

なぜ好きかというと、誰もが知る優良大型銘柄に絞っていい意味で集中投資してくれるETFだからです。集中投資といっても銘柄数は70強あるので、あくまでETFとしては集中投資型という意味です。

このHDVは頻繁に銘柄入替を行う傾向があり、モーニングスターのホームページによると現在の売買回転率は74%もあります。1年間でほとんどの中身が入れ替わるということです。

さて、8月末にHDVの構成銘柄を確認した時には特段大きな銘柄変更はありませんでしたが、9月16日付で大きな銘柄入替があったようなので、確認結果を報告します。

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  HDVの銘柄変更点

 

主な追加銘柄

AT&T(T) 構成比率8.3% 順位2位
・クアルコム(QCOM) 構成比率 2.3% 順位15位
・レイノルズ・アメリカン(RAI) 構成比率0.9% 順位23位

最も大きな追加はAT&Tで、一気にHDVの構成銘柄2位に躍り出ています。ベライゾン(VZ)も引き続き構成銘柄に含まれており、TとVZを合わせるとHDVの15%を占めます。

AT&Tは2016年卓越したリターンを上げた銘柄の一つであり、今さら追加するのかよ・・、と突っ込みたくなるのが正直な感想です。まあ優良銘柄であることは間違いないですが。

ちなみにAT&Tは2015年11月までHDVの構成銘柄でしたが、2015年12月にクビになっていました。9カ月ぶりの復活再雇用です。

クアルコム(QCOM)は恐らくHDV初選出ではないでしょうか。おめでとう!
クアルコムは1985年創業で移動体通信技術の世界最大手。
配当利回りは上昇してきており直近で3.2%あります。これがHDV選出のポイントになったのでしょう。なお、PERは18倍ほどです。

レイノルズ・アメリカン(RAI)は全米2位のたばこメーカーです。日本ではJTを通じて販売しています。
レイノルズ・アメリカンはフィリップモリスやアルトリア同様オールドエコノミー優良企業であり、HDV選出は今回が初ではありません。2015年9月にHDVをクビになって以来、約1年ぶりの復活です。

このほかの追加銘柄は、WEC、TROW、OKEなどがありました。

 

主な除外銘柄

主なHDV除外銘柄は以下です。

・サザン(SO) 構成比率1.6% 順位18位
・イートン(ETN) 構成比率0.9% 順位28位

サザンは電力持ち株会社大手で、公益事業セクターの代表的銘柄です。公益事業セクターは配当魅力から買われており株価は上昇基調で好調でした。サザンの配当利回りも4.2%と過去平均と比べるとやや低下気味でした。詳細な経緯はわかりかねますが、バリュエーションの割高感からの除外ということでしょうか。

イートンは電機、油圧機器・装置製造の世界大手です。1916年創業の会社で今年で100周年です。サザンのようなバリュエーションの割高感は個人的には感じません。配当利回りは3.6%あります。除外の理由はわかりません。

この他の除外銘柄は、PEG、IVZ、MCHPなどです。

 

一部売却をかなりしていると思われる

さて、新規追加と除外銘柄を見て疑問に感じたかも多くいらっしゃることでしょう。

構成比率8.3%にもなるAT&T、2.3%のクアルコムを買うためにはサザンやイートンの売却では間に合わないですよね。

では、何を資金源にAT&Tやクアルコムは買われたのか?
それは他の主要銘柄の一部売却だと推測しています。

他の主要銘柄が軒並み、先月8月末と比較して株価変動以上に構成比率が下落しています。

銘柄 8月31日構成比率 9月16日構成比率
エクソン・モービル 9.1% 8.6%
ベライゾン 7.2% 6.4%
ジョンソンエンドジョンソン 7.0% 6.3%
プロクター&ギャンブル 5.8% 5.2%
シェブロン 6.0% 5.6%
ファイザー 5.5% 5.1%

なるほど、これがHDVが回転率が高い原因だなと今回実感しました。

銘柄としては変動なくても結構多額の一部売却をして、新規銘柄に振り替えているのですね。

  HDVの直近構成銘柄

最後に直近のHDVの銘柄構成をご紹介しておきます。

hdv201609

こう見ると、やはりどれも長期投資に相応しいブルーチップばかりですね。

この銘柄構成を見るとやはり高配当ETFはHDVを選んでしまいます。てか、これなら自分で個別銘柄買えばいいんじゃないの?という批判は確かにその通りかなと思うこともあります。でも僕はビビりなのでETFを中心に投資しています。

ところで、最近HDVがウェルズ・ファーゴ(WFC)を構成銘柄から除外したのは少なくとも短期的には正解でしたね。まあ、結果論に過ぎませんが。

参考記事
[HDV]の構成銘柄からウェルズ・ファーゴが消えている! この贅沢もの!浮気者!

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