2018年12月期のForm 10-K(日本の有価証券報告書に相当)の提出日。

フェイスブック:2019年1月31日
アマゾン:2019年2月1日
アルファベット:2019年2月5日


早過ぎ!半端ないって!

決算末日(12月31日)から僅か1カ月ほどで法定決算書を提出しています。平均的な日本の上場企業の半分以下の営業日です。3社とも米国外含めグローバルでビジネスを展開していて、連結決算プロセスも簡単ではないはずですが。

世界を代表するハイテク企業だけあって、きっと会計システムが凄いんだろうな。ほとんど人の手を介さずに、ポンポンっと連結決算まで仕上がる感じなのかな。

監査法人も大変だろうな、、クライアントのスケジュールに合わせて、たった1カ月で期末決算監査を終わらせなきゃいけないなんて。毎日深夜まで残業している会計士の姿が目に浮かびます。監査手続きの効率化と言っても限度がありますからね。まあ、監査報酬も多いだろうから、たくさんの人員をアサインできるんでしょうけど。

ちなみに、3社とも担当監査法人はEY(Ernst & Young)です。偶然EYなのか。それとも、監査リソースを共有できるなどのメリットがあるのかな。そう言えば、アップルの監査法人もEYなんですよね~。ハイテク企業の監査はEYが強いのかな。

それにしても、この規模の企業の決算を30日で締めるって信じられん。いや決算締めるだけならうちも可能なんだけど、細かい注記まであるForm 10-Kの作成・会計監査・SECへの提出までをこんな短期間でやれるのが凄すぎる。異次元のスピード感。

おかげさまで、タイムリーにこれらの企業の最新決算データを紹介できます。そろそろ、ハイテク以外の12月決算企業のForm 10-Kも出揃います。順次、銘柄分析記事をアップデートしていきます。