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【DUK銘柄分析】デューク・エナジーは米国最大の電力会社。高配当です。

   

※2016年度データ更新、記事更新(2017/11/30)

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はデューク・エナジー(DUK)をご紹介します。

DUKは米国最大の電力会社です。


  DUK財務情報

基本情報

会社名 デューク・エナジー
ティッカー DUK
創業 2005年
上場 2012年
決算 12月
本社所在地 ノースカロライナ州
従業員数 28,798
セクター 公益事業
S&P格付 A-
監査法人 Deloitte
ダウ30 ×
S&P100 ×
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

100%米国内売上

 

事業構成

電力部門が94%を占める。

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

 

連続増配年数

10年

 

バリュエーション指標等(2017/11/30時点)

PER:26.2倍 最新情報はこちら

配当利回り:4.0% 最新情報はこちら

配当性向:78% 最新情報はこちら

 

感想

デューク・エナジー(DUK)はノースカロライナのシャーロットに本拠を置く、全米最大の電力会社です。年間売上高は200億ドルを超えます。2011年に同じノースカロライナ州を本拠とする、プログレス・エナジーを買収し米国最大の電力会社になりました。

5つの州に発電所を持ち、ノースカロライナ州、フロリダ州など6つの州の740万の家庭・企業に電力を供給しています。つい最近まで、ペルーやチリ、ブラジルなど中南米でも事業展開していましたが、それぞれ他社に事業譲渡し現在は100%米国内売上となっています。

2016年には、ピードモント・ナチュラルガスと統合しました。とは言え、DUKのガス事業は全体の4%を占める程度です。事業の中核は電力です。

電力は二次エネルギーであり、一次エネルギーである石炭、石油、天然ガス、水力、風力、太陽光などを電力に変換することになります。2000年代初頭は石炭が主要な発電燃料でしたが、現在は天然ガスが最大の燃料となっています。水圧破砕法や水平掘削といった技術革新によって、以前より安く天然ガスを生産できるようになった影響が大きいです。また政府の税控除優遇措置もあって、再生可能エネルギーも普及が進んでいます。

DUKは今後10年で、天然ガスと再生可能エネルギーに110億ドル(1兆円以上)を投資する計画です。二酸化炭素排出量も積極的に削減し、クリーンな発電を目指しています。DUKは、2026年までに天然ガスと再生可能エネルギーで、電力源の約半分を賄えると予想しています。現在は3割ほどです。

デューク・エナジーの過去10年間の財務データを確認しました。

売上高がFY12から急増していますが、同業のプログレス・エナジーを買収した影響です。オーガニックな成長はほとんどないと思われます。FY13以降は220億ドル強で売上高は横ばいです。グロスマージンが改善傾向ですが、天然ガスの価格が下落して原価率が改善したためだと推測しています。

営業CFは毎年しっかり稼いでいますが、フリーCFが多くの年度でマイナスに落ち込んでいます。発電・電力供給ビジネスを継続するには、常に設備投資が必要だからです。営業CFマージンは30%あり高いです。

DPS(一株当たり配当)は緩やかながら増加しています。過去の配当推移を見てみましたが、どうやらリーマンショックの少し前FY07に減配しているようです。電力事業は景気にかかわらず安定しているので、減配はちょっと意外でした。

配当利回りは4%と高く、電力会社ということで今後の配当にも安心感を持てます(過去減配してはいますが)。リスクを取って資産成長を目指すより、安定したインカムゲインを求める投資家にDUKはピッタリだと思います。

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